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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【心 de 経営】47 企業のブランド戦略創造への挑戦 エモーショナル世界の構築

2017-12-12 16:33:58 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】47 企業のブランド戦略創造への挑戦 エモーショナル世界の構築

 エモーショナル世界の構築 
 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 





■ ご挨拶
自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■「エモーショナル世界の構築
 
 ブランド構築の一段階は、ブランド認知を確立すること、単にブランド名やロゴといったブランド要素が再認されるだけではなく再生される場合の方がブランド認知のレベルは深い。
 
 第二段階は様々な内容のブランド連想を戦略的に結び付け当該ブランドに関する意味の総体作り上げることであります。
 
 さて、日頃の疲れを癒そうとスターバックスでのコヒータイムのひとときほんの束の間のゆっくりとした時間の過ごし方はとても気持ち良く、行き交う人々と木々を眺めながら、人々に愛されるカフェとして、その地位を確立したブランドの一つでありましょう。
 
 その良さは他のカフェ・チェーンと比べて、どこが優れているのでしょうか?
 
コーヒーそのものの美味しさにあるのでしょうか?  それとも店舗のインテリアなのか、それとも店員の洗練されたサービスの質の高さなのでしょうか?
 
 コーヒーを飲むという体験を通してこれが「スターバックス・エクスペリエンス」と呼ばれるものであり、私達はスタ-バックスで心地よい体感を味わい、また行きたいと思うのです。
 
つまり、消費者の購買や消費に於ける感情の重要性を示しているのです。
 
 消費者はその商品が他の商品に比べて、たとえどんなに機能的に優れていたとしても、感情を揺さぶるものでなければ購買選択をしなくなってしまいます。
 
 現代の消費者は、感情に訴えるものにより高い価値を見出し、より高いお金を支払おうとします。
 
 そこで、消費者が最終的に選択し、支払う価格を決める重要な要素は、商品のエモーショナル、感情的な側面と流通のシステムであると確信しています。
 
 エモーショナルとは、ブランドが感覚や気持ちのレベルで消費者の心をいかにして引き込むかということです。
 
 そこにあるブランドがどのようにして生命をふきこまれ、人々と長い結び付きを得ていくか、まさにブランドとは、エモーショナルな世界にいきていることになるのです。
 
 当協会は最も歴史と品格と伝統ある団体ですが、何を生み出していこうとしているかを考え、謙虚さを忘れず、精進してまいたいと考えます。
 
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【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
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 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
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◆【経営コンサルタントの独り言】国際山岳デーに日本林業を思う 12月12日(火) つぶやき改訂版

2017-12-12 13:16:08 | 【話材】 老いぼれコンサルタントのひとり言

◆【経営コンサルタントの独り言】国際山岳デーに日本林業を思う 12月12日(火) つぶやき改訂版

 

  俺様の名は「ブロッグ
  経営士ブログに登場するドッグじゃ!!
 
  日本文化の象徴的な
  大変便利な食べ物だネ!
  コンビニのおむすびも
  バリエーションが多いのに
  ビックリ 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

「つぶやき」の改訂版ができました。ここにお届けしますので併せてご覧下さると幸いです。

【今日は何の日】は発行済ですので、こちらもどうぞ

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/ad100f700be3004ecb17907260a829c8

【経営コンサルタントの独り言】

◆ 国際山岳デーに日本林業を思う

 2003(平成15)年の国連総会で、12月11日が国際デーの一つである「国際山岳デー」として制定されました。

 その趣旨は「国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考える日」だそうです。

 国際山の日(International Mountain Day)とも呼ばれます。


 11月末に紅葉の比叡山に行ってまいりました。

 紅葉の真っ盛りでしたが、杉などの常緑針葉樹の中にある紅葉や黄葉は一段と映えます。

 日本は面積の70%が山地や森林であると聞きます。

 豊かな森林を持ち、かつ伝統的に木造建築を好んできたにも関わりませず、林業に国際競争力がありません。

 人件費が高いこともありますが、その背景には労働力不足と高齢化があります。

 一方、知恵を絞って林業や木材を新たなビジネスとして復活しようという動きもあります。

 例えば集合材があります。

 新国立競技場は、集合材などを使った木材での建築が建設されるようです。

 智慧というのは、絞れば絞るほど出てくるのですね。


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