日々雑感

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扇動市長の陰に日本の不満

2012年05月25日 | Weblog
扇動市長の陰に日本の不満

米有力紙ワシントン・ポストは1面に「扇動市長の陰に日本の不満」と題した記事を掲載、橋下徹大阪市長への期待が日本で高まっている現状を分析した。
 
僕は彼のことを扇動市長だとは思わない。日本は福島の事故に遭うまで、考えが足りなかった。安全神話に載せられていたのはその典型である。目を覚ましたときに時宜にかなった発言をするから、際だって目立つが、考えて見れば
彼の言う事は全て、常識的なことである。特別扇動的だとは思わない。

同紙は、橋下市長は「小さな政府」を志向し、野田佳彦首相と同じくらい知名度が高く、支持率は首相の3倍近いと紹介。

野田総理より彼の方が知名度はあると思う。言う事なすこと全てが今の日本では目立つから。地味な総理よりは発言内容も明確で行動的なのは特筆に値する。
変革を求める橋下氏の呼び掛けは、経済に不安を抱え、増税や震災復興、エネルギー政策について決められない中央政府に反感を強める国民の心に響いている。
実にその通りである。増税の前提条件がかすんでどうなるか判らないときに増税一本槍で物を言う総理は橋本氏の行動力を身につけないと、説得力が無い。当然指導力は発揮できない。こういう総理のやり方に国民は反発を覚えているのである。ご指摘の通り。