一般的に音楽の流れは横に流れるものと思っていた.
一小節に続いて2小節続け3小節4小節という風に書いてメロディー譜が完成したら
アレンジの段階でメロディー譜の上下のパートを書き込んでスコアが出来上がるのが一般的だ。.
ところが古関祐而さんの場合は楽譜を縦に書いていたらしい。
つまりスコアを同時に書いたらしい 。メロデイ を中心にして各パートを書き込んでいくのではなくて
いきなり全パートを同時に書き込んでいく。
これは既に全パートが完成された形で頭の中に収まっているということだ。
それを楽譜に書き写したということだ。
この事実で僕は彼は紛れもない天才だと認めた。
彼の曲はどれも音の流れが自然に心の中に飛び込んでくる。
作曲家といってもピンからキリまでだ 。すごい作曲家だ古関祐而さんは。