日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

孫とばあさん

2014年07月30日 | Weblog
孫とばあさん

どう歯車が狂ったのか、孫を殺そうとして祖母が逮捕された。ばあさんが狂っていたのか、それとも孫が手に負えない悪ガキだったのか、それは判らない。
ただ言えることは、普通だったら孫と祖父母は仲むつまじく生活している筈である。
だから新聞の扱いも、小さかった。しかし考えて見ると一般論はそうであっても
現実にはうまく行ってない家庭も沢山あるだろう。
祖母が可愛いはずの孫を殺そうとしたなんて、常識では考えられないことである。
話は変わるが、佐世保で女子高校生が 友人を殺害するというショッキングな事件が起こった。もしこれが自分の孫だったらどうだろう。
可愛いという気持ちを裏切った孫には、憎さ百倍になるのだろうか。それとも
殺人を犯すような孫でも受け入れて懐に抱いてやれるだろうか。
他人事はいざ知らず、我が身に置き換えて事件を見つめ直すと、ばあさんが孫を殺そうとした気持ちも分からなくはないが、どうもばあさんが何かが原因で先走った様な気がする。。

関電 歴代首相に年2000万円

2014年07月28日 | Weblog
関電 歴代首相に年2000万円

関電の元副社長内藤氏が
「1972年から18年間在職中に歴代首相に裏金で献金してきた。原資はすべて電気料金だった」と証言した。

関電の原発依存は5割をこえ、原発誘導を円滑に進める政界工作だったという。

2011年に起きた福島事故について、政府の対応はけしからん」
「長年築いてきた政。官。電力の関係に問題があった」と指摘
多額の政治献金を電気料金で賄って来た関電の歴史を詳細に語った。
電力各社は政治献金分まで電気料金を支払いたくないという世論で企業献金を廃止を宣言。ところがからは当時の業界は「そんなことが出来るわけがない。政治家を敵にまわしたら、何も動かないという雰囲気だったという。

献金の理由は1,電力の安泰  2,国家の繁栄」

以上はは電力を独占する巨大企業の政界工作つ中枢にいた元役員の歴史的証言だ。

関電は電気料金をつかって政治家をねぶみし、政界のタニマチ的存在であった。
また電気料金を使って、献金によって独占支配を強め自由化をいやがる自己改革の出来ない企業にしてしまった。

こういう証言が表に出ると、会長や社長の の森や八木ははどの面下げて再稼働を主張するのか。お前らの企業のために電力購入者が高い料金を支払わされる必要はどこにもない。
今まで利用者からかすめ取った政界工作費は直ちに返還せよ。
大衆の期待に背いて、裏でこのようなことをするとは、現代の世の中では絶対許されないことだ。それをやったからには責任を取れ。国民少なくとも関電の利用者には、此の分返金しろ。勿論自分の腹が痛むような形で責任を取れ。

裏でこんな事をしながら、ようも厚かましく、のうのうと人前に出られるもんだ。
人間として恥を知れ。
序でにいえば政治家なんてろくな奴がいない。それを先生と呼称するとはあきれたことだ。何が国家のため?国民の為なのか?私利私欲のためではないか。

みずみずしさ

2014年07月28日 | Weblog
みずみずしさ

みずみずしさは肌ばかりじゃない。心のみずみずしさはモット大切だ。
というのは心のみずみずしさは感受性に関わるからである。
何事にも感動して心を動かすのは、心のみずみずしさがあってのことである。
感受性の鋭敏さや感動する心こそ若さに直結するからである。

、それは日々の生活の質を高める。日々の生活のクオリテイを高めようと思ったら、若さを保つ必要がある。
若さは何事にも興味を示し、好奇心を刺激して目を輝かせて日々を送ることになるからだ。

38度

2014年07月27日 | Weblog
38度

異常気象のせいだろうか。昨日は38度の気温だったところが,ざらだった。
死者が11人出たとの事である。
81歳のおじいさんが田んぼの草刈りに出かけ、発見されたときにはもう助からなかったということだ。
昭和時代には十人以上の死者を出す熱中症など滅多になかった。
あの頃から見ると確かに異常気象である 。以前と同じ感覚で真夏を過ごそうと思ってはいけない。自分はこんなものだとおもっていても、それ自体が今までにない異常なんだから 。気をつけよう。

熱中症

2014年07月25日 | Weblog
熱中症

今日もどこかの学校で熱中症によって児童生徒が、救急車で運ばれたという
ニユース が流れている。
子供を預かる学校から、救急車で運ばれるとは、異常なことである。
にもかかわらず、此の手のニュースが報道される事に、学校関係者は一体何を考えているのだろうか。
懲りない教師は大切な子供を預かっているという意識があるのだろうか。
30度を超える猛暑日に体育界系の学校行事をしなくてはならないという必然性は何もない。
行事日を猛暑を避けて、前後にずらすことによって、熱中症を防ぐ事は出来るのではないか。

学校行事なんて生徒の健康が守られてこそ行えるものである。
児童生徒にとっての行事であって、教職員の都合ばかりで事を進めてはならない。あくまで生徒の立場に立って今一度検討する必要がある。


熱中症

2014年07月25日 | Weblog
熱中症

今日もどこかの学校で熱中症によって児童生徒が、救急車で運ばれたという
ニユース が流れている。
子供を預かる学校から、救急車で運ばれるとは、異常なことである。
にもかかわらず、此の手のニュースが報道される事に、学校関係者は一体何を考えているのだろうか。
懲りない教師は大切な子供を預かっているという意識があるのだろうか。
30度を超える猛暑日に体育界系の学校行事をしなくてはならないという必然性は何もない。
行事日を猛暑を避けて、前後にずらすことによって、熱中症を防ぐ事は出来るのではないか。

学校行事なんて生徒の健康が守られてこそ行えるものである。
児童生徒にとっての行事であって、教職員の都合ばかりで事を進めてはならない。あくまで生徒の立場に立って今一度検討する必要がある。


熱中症

2014年07月25日 | Weblog
熱中症

今日もどこかの学校で熱中症によって児童生徒が、救急車で運ばれたという
ニユース が流れている。
子供を預かる学校から、救急車で運ばれるとは、異常なことである。
にもかかわらず、此の手のニュースが報道される事に、学校関係者は一体何を考えているのだろうか。
懲りない教師は大切な子供を預かっているという意識があるのだろうか。
30度を超える猛暑日に体育界系の学校行事をしなくてはならないという必然性は何もない。
行事日を猛暑を避けて、前後にずらすことによって、熱中症を防ぐ事は出来るのではないか。

学校行事なんて生徒の健康が守られてこそ行えるものである。
児童生徒にとっての行事であって、教職員の都合ばかりで事を進めてはならない。あくまで生徒の立場に立って今一度検討する必要がある。


こんにちわ。

2014年07月23日 | Weblog
こんにちわ。


職業病が後を引き、それに年をとって体の機能が衰えてくるから大変ですね
実際に自分がそういう体験をしないと、いくら言われても、ピンと来ないから人間は生きていられるのかもしれません。
具合が悪いと言えば僕も同じで元気なようで眠れなかったり、声が出なかったり、いろいろな故障が起こっています。年はとってもいいけれど体の故障はいやですね。

縁を 探す努力はそれなりにしたが、縁というものは探したから見つかるというものではなくて、その分苦しんだから、ほっとしているところです。
条件さえよければ、それでいいというものではなくて、生身の人間は気が合うか、会わないか、相手の欠点をどこまで受け入れられるか、など見合いの条件はかなり難しいものがある上に、別な要素が働くので人間業では無いような気がします。

本来だったら健康で長生きというのが、あらまほしきこと、でしょうが天はこちらの思うようには許してくれません。自分の意思とは関係なく体調を崩したり、事態が悪くなったりしてなかなか思うようにはいきません。人生とはそのように作られているのかもしれないとさえ思います。
有名人でも、たとえば山田耕筰先生は64歳で脳梗塞により言葉と体の自由を失い死ぬまでの15年間は苦しまれたし、京大総長の平沢先生は大腸ガンの手術で20年近くも便の袋を腹にぶら下げて生活していたし、年をとれば皆似たようなものです。日野原さんのように90歳を超えてかくしゃくとしている人もいるが数が少ない。

つれづれ草によると老醜をさらさないうちに、おさらばがいい、理想だ、というのだが、孫が出来ればせめて大学生になるのを見届けたいばかりが、結婚式にも出たいような気にもなる。いくら生きても生きたり無いような未練にも駆られる。

長生きした人の話を聞いてみると、共通しているのは何ごとも、こだわらないでストレスを作らないようにして、よく寝ることを心がけていると言うが、これはやはり生活の知恵かと思います。それになんとしても生きようという気力だと思います。長生きしてもいいことは無いように思えるが、体力気力の衰えにしゃにむに抵抗して生きようと思っています。そういうわけで近頃は無理をせず、怠けて毎日を送っています。ただ頭がぼけないようにパソコンだけはまめに使っています。今まで書きためたエッセイなどを本にして残そうというニンジンをぶら下げて毎日を過ごしています。
60歳を過ぎるとぼつぼつがたがたしてくるが、今から我々はそれに抵抗をして生きる世代にならなくてはとも思います。

これからは時に流されて生きていくか、無理をしない程度に老いに逆らって生きるか考えなくてはならないと思います。人が一生生き抜くと言うことはいずれにせよ大変なことです。

まだまだ暑い日が続きますので、健康に気をつけて元気な毎日をお過ごしください。
以上略略お礼まで
敬具  
















徳寿宮のペテン師0

2014年07月21日 | Weblog
               徳寿宮のペテン師


彼は赤と白のポロシャツをきていた。靴は白いエナメルの革靴である。頭は、Mの字にはげ上がっている。入れ上がっている。歳の頃は40歳位が。顔には不適な笑いを浮かべている。見るからにいけすかん奴だ。
その時僕は徳寿宮の入口の門の前に立って英文で書かれた看板を読むのに夢中になっていた。彼が5ここへ来たのか全く気がつかなかった。だから彼の姿を見たときはハット身を交わした。どこかだかやってきたというよりは足元の地中から俄かに湧き出でてきたという感じだった。
彼は愛想を笑いをしながら私に近づいてくるなり
観光ですか」十聞いてきた。
「ええ、そうです。」 日本人と韓国人は顔かたちがよく似ているがそれでも彼が韓国人であることは彼が持つ雰囲気でわかる。
今どちらに住んでますが」
大阪です。」したにぎやかなところですね今年の年末には私も日本家いかなければならないのですが
には韓国では50万ウオンしか打ち出せません。旅行者のあなたに頼むのも昨日してる話だが円ウオン交換してくれませんか。えーっと。今はレートはいかがですか村はさせませんよ。
「 私は旅行者だから円の現金は持っていません」
「それでもお金がいるでしょう。この国ではウオンしか使えないじゃないですか」
」「それはそうですね。だからウォン少し待ってますが、円は持っていません」
「韓国では貨幣の価値が1桁違いますよ。ウオンのはすぐなくなるから円の両替をしておいた方がいいですよ」
「そうですね。必要なときには変えますよ」 どこまでもしつこい
「ところでドルは持ってますが。」
「ええ少しだけ」
「今レートはいくらですが」
さあ変えてないからわかりませんが」
「円でだめならドルに変えてくれませんか」
「両替するほどのドルは持ち合わせていません 」
「あなたに損は決してさせません。今多分1ドルは124円です1ドル140円でいかがですか。これだったらあなたは絶対に損をしないでしょうか私の友人がすぐそこの銀行に勤めています。彼にいえば便宜を図ってくれますよ」
言葉は丁寧だが中身には強迫的な言葉が増えてきた幅は先ほどからどうしてこいつから逃げるがそればかりを考えていた。最悪は少しぐらい両替しなくてはいけないかなと思ったが、理不尽なことだから、彼の要求を受け入れることはないと頑張った。
第1見知らぬ旅行者に両替頼むなんて常識で考えると、そこには何らかのわながしかけてあるはずである。彼は自分の仕掛けたわなに私を押しかけようと彼方からこちらから攻めてくる。私は彼の話を聞く利用してどうやってこの場から逃げるかそればかり考えていた。
彼の表情から薄暗笑いが消えたとき、もうこれ以上彼と話しているときっと暴力的になるとなったので、とっさの判断ではあったが、9時に友達と分の前で待ち合わせっているからというなり、一目散に徳寿宮に向かって早足で歩き出した。
後ろを振り帰らなかったから彼がどんな顔をしていたかはわからないが、多分鴨をのがした悔しさは満面に出ていたであろう。

生まれて初めての海外旅行である。西も東もわからないソウルである。日本語を話すとしても相手は外国人である。母国人である。喧嘩すれば不利なことおびただしい。
無傷で逃げることが最上である。は僕は顔でこそ彼の相手になっていたが、心は全然別なところにあった。
別に彼から逃げなくても堂々と彼を煙に幕だけの力があればいや自身があれば彼をからかってやればいいのだが、なにせ生まれて初めての経験でとてもそんな余裕はなかった。
日本を一歩出ると海外は少しも油断のならないところだと心にしみた。

























倉敷女児誘拐事件

2014年07月20日 | Weblog
倉敷女児誘拐事件

ナンバープレートから犯人を割り出して、49歳の実行犯が逮捕された。
女児が無事帰れたのが、何より嬉しい。良かったの一言に尽きる。
それにしても此の犯人何を考えて誘拐事件を起こしたのだろうか。
無職だと言うからきっと身代金目的じゃないんか。
幼子を誘拐するなんて許しがたい犯罪だ。初犯だとしても、重い刑罰を科して、懲らしめる必要がある。人間は誰でも間違いはするものだが、こういう種類の間違いは許すことが出来ない。今回の件ではどれだけ多くの人が心配しながら此の事件を見つめていたか。TVはほとんどトップニュースで報じていた。一度自分からこういう犯罪を起こしてしまうと以後の人生がどうなるのか判らないのだろうか。罪を償って刑務所から出てきても、社会からつまはじきにされて、落ち着いた居場所はおそらくないであろう。常識人だったらそう思うのだが、こういう精神構造の人間は事の後先と言う事の判別がつかないのだろうか。欠損人間だろうか。
犯人はにくいが、女児が無事に帰ってきたのでほっとした。

再稼働

2014年07月19日 | Weblog
再稼働

経団連会長が、再稼働は国民の願いであると言ったそうだ。
どこを見てそんなことをいったのか。
再稼働の安全基準は世界一という嘘をついている。例えこれが真実だとしても事故が起こらないという保障はどこにもない。
テロ対策は?航空機の墜落事故は?万全というならすべてのことにそれが補償されなければならないが、現状は決して十分だとは言えない。また
福島の現状を見てどう思っているのか
核のゴミはどうするのか、
こんな基本的なことを、放置しておきながら再稼働を急ぐのはひとえに安価な電力の安定供給を望む経済界の連中だけの話である。世論調査を見れば判るとおり、半分以上の人が再稼働反対である。
運が悪ければ立ち直れない事故になるかも知れないという危険性を国民が不安がっているのである。 再稼働は経済界のどんな事情があれ、急ぐべきではない。

お元気ですか

2014年07月18日 | Weblog

お元気ですか

耳鼻科  眼科  整形外科 肝機能MRI検査 胆石検査

心療内科 大腸がん検査 頚部CT 血液検査 胃カメラ

此の糞暑いときに検査や診断が目白押し

こんな状態で生活しております

お元気ですか

2014年07月18日 | Weblog

お元気ですか

耳鼻科  眼科  整形外科 肝機能MRI検査 胆石検査

心療内科 大腸がん検査 頚部CT 血液検査 胃カメラ

此の糞暑いときに検査や診断が目白押し

こんな状態で生活しております

ちょっとそこのお嬢さん0

2014年07月17日 | Weblog
ちょっとそこのお嬢さん

前に立ってる、そこのお嬢さん。いくら注目を浴びたい、引きたいと言っても、スカートの丈をそんなに短くすることはないのじゃない?
太ももをそこまで露出すると、男はふらふらするじゃないか。
男の目を釘付けにする戦法かも知れないが露出しすぎだ。
君は男でないから、男の気持ちが分からないかも知れないが、それでは男の欲望を刺激して痴漢の目を覚まさせて、まるで痴漢してほしいとアピールしているようなもの。
そのくせじろじろ見ていると、「何を見ているのよ。いやらしい。」
「男の興奮をかきたてるような肌も露わな君の服装こそ問題があるぜ」
と言いたくなるぜ。そんな問答がおこりそうだ。
痴漢になって突撃を掛ける男が居るかどうかは別にしても、
そのおそれを誘発するのは間違いないよ。
男はいくつになっても、、、、というけれど、もうアウトサイダーのぼくでもそう思うのだから。

若い男は此の身なりを何とみるか。目の保養とおとなしく構えるか 、
むらむら来るのをじっと理性の力で押さえ込むのか。
罪な女だよ。お前さんは。、

へッドライト0

2014年07月16日 | Weblog
         へッドライト

こんにち、車に乗っていてスピード違反を一度も経験した事ガないという人はまず、いないだろう
運わるく、スピード違反取締りの警官につかまったか、いないか、は別にして、車の流れに沿って走るなら最高速度制限時速40Kmでは.もたもたしていて、とても走れたものではない。
誰が車の流れを作るのかわからないが.4OKmの速度制限を無視した形で、一群の車は流れている。夜間か昼間か、空いているか混んでいるか、色いろな道路状況にもよるが、まぁ普通50Kmから60Km ぐらいで 走っているようである。これはスピード制限をうわまわっていることは事実である。しかしこれが自然な車の流れみたいである。
猿が高い所へ登りたがるのと同様に人間は、出来るだけ早いスピードを出したがる本能みたいなものを持っているらしい。事実、直線道路で前方が空いていると、いつの間にか50Kmをオ一バーしているがこれ人間の習性ではなかろうか。しかし諸般の事情を加味してスピード制限を科学的に割り出してみると、安全速度、4OKmということになるのだろう。この科学的数字として表示される速度と、人間の本能もしくは習性によって来るところの速度、あるいはそのときの道路状況の判断による速度との食い違いは、時々ネズミ捕リという不人気な方法でもってしても是正する必要があるのだろう。

 対向車がさかんにライトを点滅させてこちら側に何かサインを送ってくれているのに気がついた。  
ハッとしてブレーキを踏みスピードをおとし制限速度内の40Kmすれすれにした。
どこに警官がひそんでいるのか、見渡したが姿は見えない。だが、道路の端の方に細いコードが這っていたから、恐ら合図を受けたあたりだったんだろう。スピードを落した地点あたりが、見張りの警官が居たところに違いない。
 やられた、と思ったが、パトカーや机を並べて十人ちかくの警官のいる前を呼びとめられることなく通過出来た。
見れば、3、4人が机の上の書類にむかって不気嫌な顔をして何かを記入していた。 いずれ五千円以上の金を指定金融機関に支払いに行くことになろう。法治国家において、自分が法律違反をして罰金を払うのは当然だが、腹の中はもっていき場のない悔しさや腹立たしさで一杯だろう。と、思った途端、ライト点滅によって事前にネズミ捕りを教へてくれた行きずりの対向車の運転をしていた人の親切心に感謝の気持ガわいてきた。
御礼の言いようもないから.私はこの感謝の気持を対向車線で.ネズミ捕りを発見した時は必ずライトを点滅させてサインを送ろうと思った。警官を向うにまわして取り締まられる立場にある市民が協力して.ネズミにならないようにする、これ、生活の知恵とでも言うべきか。
それにしても全く不特定の市民が協同して警察の網にひっかからないようにすることは.共同戦線をはったというよりはそこに何か人間らしい温かさのある連帯感を感じるのは、恐らく私一人だけじぁあるまい。
法を守る精神を持つのは、市民として当然の事ではあるが、法に縛られて身動きが出来ない、つまり人間の自然の情までも法によってガんじガらめに縛りつけるのは如何なものだろうか。
他人に重大な影響を及ぼさない範囲で.順法精神を忘れずに、ある程度の弾力性を持たせて法を理解するのが市民生活の知恵ではないだろうか。 
 少なくとも私はこう考えて生活している。赤信号みんなで渡れば怖くない、というのではない。私の場合は赤信号を見ると安全性を必ず確認して危険がないと確信が持てたときしか赤信号を渡らない。