日々雑感

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人権

2012年05月02日 | Weblog
人権

人権人権とかしましい時代ではあるが、人権ほど中身に定義が難しいものはない。
中身は人それぞれで全く相反する人権の意味を主張するものも大勢いる。だから人権を定義することは難しいのだ。
ただはっきりしていることは、殺人犯罪で恣意的に殺された者には人権を取り戻す権利がある。無実で落ち度のない人の人権はどんなことをしても守らなければならない。回復させなければならない。これは被害者重視の主張ではない。人権回復の正当な権利である。
そんな殺人犯にも人権があると一般には思われているが、それは理論上のことで、現実には恣意的殺人を犯した段階で、人権喪失も同然である。従って加害者の人権は忖度する必要はない。被害者の無念さと遺族の悲しみは最高に尊重されなくてはならない。
自分の欲望のために、無実の人を殺した人間は社会から抹殺すべきである。それは当然の社会正義であり、また社会の義務である。

ところが昨夜読んだ理趣経に物事の分別は良くないと書いてある。何故なんだ?この疑問をこの書のなかで解き明かし納得出来るだろうか。?今はその気に成れないが。