日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

旅姿3人衆

2018年04月22日 | Weblog
旅姿3人衆


やくざといえば普通は顔をしかめるが、どういう訳か、清水3人衆、清水次郎長、おおまさ、こまさといえばある種のあこがれさえも感じる。気風の良さが何ともいえない魅力を感じさせる。

西大寺愛染さん

2018年04月20日 | Weblog
西大寺愛染さん


真言律宗の寺でおお茶盛で有名である。直径30センチもある大きな茶碗に、二人がかりで飲む。叡尊上人が大衆のために始められらとか。僕はこの寺の本堂に合唱団を入れて叡尊上人をたたえて音楽法要をしたことがある。愛染さんは愛染堂でまつられている。

恋衣

2018年04月19日 | Weblog
恋衣




2017年01月29日 | Weblog


     恋衣             作詞 ・作曲 武田圭史 


赤い夕日に 身を染めて   北を指して帰る鳥たち
白い翼に悲しみ乗せて    お前達かえるのか
かなわぬ恋に 身を焼いて  北を指して帰る私
つらいさだめを一人逃れて 私は帰るのよ
ああー貴方は今も      私のそばにいる
ああー貴方は今も      私を愛している
誰よりも誰よりも      私を愛している

   2

今は幻の恋人であっても 別れたくないは離れない
恋の戦に敗れはしても   恋衣は破れない
例えこの身は召されても  私の恋は終わらない
あなた色に染まる恋の炎  激しくもえるのよ
ああー貴方は今も     私のそばにいる
ああー貴方は今も     私を愛している
誰よりも誰よりも     私を愛している


朝は5時起きして僕はとりあえず京都を目指して車を飛ばした。京都からはサバ街道を北上し小浜についたのは午後2時は回っていたと思う。
まず市立図書館へ行った。そこには彼女に関する本を出来るだけ集めてあると思ったが、案外少なかった。彼女自身の著作物は少ないのは判るが、彼女に付いての研究書や解説書ならいくつもあるはずだ。
図書館には確かに山川登美子コーナーがあったが、ほんのわずかなスペースでお添えものと言う感じがした。その土地の名士であれば郷土史家がいて詳しく掘り下げて調査、研究をしている人がいそうなものだが、。ひょっとしたらそういう人に出会わなかっただけかも知れない。そういう思いが強かった
ここで彼女に関する本は全て借りることにした。図書館を出ると、僕は駅へ走った。
駅の売店でを売り子している年配のおばさんに 山川登美子を知っているかと尋ねたが
やはり郷土の名士だと胸を張った。彼女は特別私だけが知っているわけではないがという前置きをおいて「与謝野晶子のあの情熱よりは内に秘め抑制のきいた彼女の心の叫びの方が何倍がすばらしい。与謝野晶子は今風にいえばとんでる女で、当時の女性像からは完全にはみ出しだ不倫女だ。女らしい女は山川美子の方だ。」と付け加えた。
成る程ふるさとというものは暖かいものでありがたいものだ、僕はそう思った。
二人の女性の中では、確かに与謝野晶子は表に出た。山川登美子は裏側に回ったが、その情熱たるや決して与謝野晶子に負けるものではない。
それでも世間は表に出たものが勝者になる。与謝野晶子を知っている人は多いが、山川登美子を知っている人は少ない。

27歳でこの世を去った歌人山川登美子の心の中を察するといたたまれない気持ちになる。命をかけた恋は実らなかった。その無念さが僕の心をかきむしる。
今はこの世にいない彼女を求めて僕は彼女の墓を訪ねた。
墓は発心寺という名刹 にあった。境内は禅宗らしい雰囲気が漂って凛としている。 掃除をしていた寺の人に彼女の墓はどこかと聞いたら、あそこがと指さした。みればそれは山の斜面である。両側に墓のある畦のように細い道をって行くと、左手に山川一族の墓があった。
その中で特別目立つわけではないか彼女の墓があった。
あの情熱の女性歌人が情熱を抱いたままこの墓の中に眠っていると思うと僕は急に話かけたくなった。
「人生がままならないのはお互い様だが、あなたのように情熱を抱きつつこの世を去るということの苦しみは察するに余りある。この世の恨みといえば変だがあなたの思いをこの際、天下に知らしめたい。幸にも僕はあなたのことを少しは調べて知っている。
作品の善し悪しは別にして、あなたがこの世に残した思いを天下に問うてみる.。
作品が受け入れられるか受け入れられないがそんなことは問題ではない。
人の命がかかった恋を決してぞんざいたに取り扱うことはできない。それは今からスタッフ全員に要求する。歌手には命をかけて歌えと要求する。そういう人でなければこの歌を歌わせない。そのことを僕はいまあなたのは墓前であなたに誓いたい」と合掌しながら胸の高鳴りを抑えた。

秋もふけて初冬近くになると日本海をわたる灰色の低くたち込めた雲にはある種の怒気が含まれている。
「松島は笑うがごとく象潟は恨むがごとし」、奥の細道の一節が急に頭をよぎった。 
やっぱりそうか。僕は生まれてからこの方ずっと太平洋側に住んでいる。だから日本海側は何か、もの寂しくて陰鬱なイメージがある。それがこの作品を作るためのバックグランドにはなっている。                               
ここでちょっと彼女の経歴に触れておこう。明治時代の女流歌人で与謝野鉄幹をめぐり与謝野晶子と激しく恋争いをして晶子に敗れ、心ならずも郷里・小浜へ帰って父の奨めに従って、銀行員と結婚するが、夫の病死によって、結婚生活はわずか1、2年で崩れ去る。夫の病である結核は彼女にもうつりそれが原因で彼女もまた27歳の若さでこの世を去る。今の僕から見れば踏んだり蹴ったりの人生だが、それゆえに彼女の人生に同情が湧いてくるし、彼女の心のうちの思いにも共感する。

今は幻の恋人であっても 別れたくない離れない
恋の戦に敗れはしても     恋衣は破れない
例えこの身は召されても  私の恋は終わらない
あなた色に染まる     恋の炎は
激しくもえるのよ
ああー貴方は今も  私のそばにいる

最近思ったことことですが、コンピューターでは作曲は出来ないと言うこと、アレンジは確かに便利ですぐ出来ます。最初にひらめく曲想は人間以外のものでは出来ない、ということが判ってきました。やはりギターとかピアノを演奏(作曲のための)することの方が便利です。今年こそはとかけ声ばかりですが、まこと今年こそはヒットする作品を書きたいものだと頑張るつもりです。
今書いているのは、鉄幹をめぐる2人の女、すなはち晶子と山川登美子の恋愛もので、これを登美子サイドから書いてみょうと思っています。彼女については、かなり調べたので後は、作詞して曲をつければ良いのですが、さて歌手を誰にするか、が問題です。恋争いで晶子に破れはするが、彼に対する思いは決して負けるものじゃないと言うところを強調して書くつもりです。人間の真実なんて誰にもわかったもんじゃない。ただ調べるほどに彼女が気の毒な運命にあったようです。僕は彼女の実家のある福井県小浜まで車で行ってきました。1人の人間の命が掛かっている作品だけにふさわしい作品を作らなければとはりきっています。登美子に限らず恋愛は成就したほうの数が圧倒的に少なく、人は切なく苦い思いを経験させられる方が多いような気がします。何故なら人生は自分の思うようにならない側面があるからです。だから登美子のことを書いても実は大多数の庶民感情をすくい上げてると考えています。どんなものが出来るか楽しみです。
人生の様相は人様ざまです。しかしなべて人生は思うようにならない上に孤独です。これは当たり前の話しですが、気もちとしてそう思いたくありません。

ああー貴方は今も  私を愛している
誰よりも誰よりも  私を愛している
私を愛している

恋をする男女が、こう思いたいのは ありふれたことだと思うが、そういう胸の内をしっかり抱いて、そういう思いを生涯持ち続けることは人にとってはひとつの宝物なのかもしれません
しかしこう思える人は幸せでこのような思いを体験できない人もこの世にはきっといることでしょう。いずれにせよ意のままにならんのがこの世です。
寂しいし悲しいことまた辛いことではあるが、人はこのように生まれついている宿命を持っています。
年若くこの世去るにしても、激しい恋の情熱があったことは例えそれが失恋、悲恋に終わったとしても一部の救いにはなります。それがこの作品を作った部分の思いでもあります 。どうか検討してみてください。僕は並いる歌手の中であなたを指名しました 。
あなたはきっとこの登美子思いをベースにした僕の思いを歌い上げてくれるに違いありません

延命十句観音経6-13

2018年04月18日 | Weblog
延命十句観音経



古賀先生が言われたようにお経に曲をつけてみた。声楽家とピアノ伴奏で見事に仕上がった。

700人入りの会場で発表したが、見事な歌唱に聴衆は酔ったのか曲が終わって5秒ほどたって

万雷の拍手。自分でもすばらしいと思った。これはひとえに声楽家の歌唱力だと思う。