ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ナノイー?

2011年02月08日 10時05分10秒 | その他
 「ナノイー」とか「ナノックス」のように「ナノ」という言葉を用いて、違いを主張している宣伝をよく見かけます。「だからナノックス」なんて言う論理的に不可解な表現もあります。なんナノと言いたくなります。

 「ナノ」とは一般にはなじみの薄い言い方です。小さい数字を示す際に10のマイナス何乗という言い方をしますけれど、10のマイナス3乗がマイクロ、マイナス6乗がナノ、マイナス9乗がピコです。この先もあるようですが、まあ普段は必要ないでしょう。

 長さの単位mにそれぞれの言葉を付けると、マイクロメートル(μm)は1mの100万分の1、即ち1mmの1000分の1です。μmはミクロンと呼ばれることもあります。細菌はこのあたりの大きさだそうです。ナノメートル(nm)はそのまた1000分の1の大きさの単位で、ウィルスはナノメートルで測る大きさです。なお、可視光の波長が300nmから700nmあたりなので、一般的なウィルスの大きさは光の波長より小さいために光学顕微鏡では見えず、電子顕微鏡で見るのだそうです。

 微粒子もナノメートル単位の大きさになると挙動が違ってくるため、特殊な効果が発揮されることがあると聞きますから、「ナノイー」とか「ナノックス」の場合には、その点を強調したいのでしょうね。

 つまらない話はともかく、パナソニックの「ナノイー」ですが、名前を覚えさせようと言うのか、レシタティーヴォみたいに「ナノイー」という言葉にメロディーが付いています。これ、どこかで聞いたようなメロディーだなと思っていたのですが、花王の「クリアクリーン」のフレーズのメロディーと同じです。

 簡単なメロディー(ドレミレー)なので、似てくるのもやむを得ないし、この程度で盗作だなんて言うつもりはありませんけれど、多少気を使って欲しい気もします。

 因みに私、パナソニックも花王も愛用していて、両社に対する悪意は有りません。

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