ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

音程が狂う原因の解明なるか

2015年12月29日 12時56分01秒 | ヴァイオリン
 私のヴァイオリンの音程、弾いていて問題のある箇所は分かりますが、録音・再生して見ると他にも違っている箇所が見つかります。

 音程の問題は、弾き手の音感の良し悪しと言ってしまえばそれまでと思うものの、私は他人が弾いている場合の音程の違いは分かりますし、ギターなどのフレット音痴も分かりますから、それほど悪くは無い筈。

 想像するに、弾いている際には、弾くために脳の能力がかなり使われていて、音程の判断能力が低下しているのではないか。スマホを見ながらの自動車や自転車の運転がおろそかになるのと似ているのではないかと思います。

 弾く際にはヴァイオリンを身体に固定し、左手で弦の所定の位置を押さえ、右手で音を出すための弓を運びますので、それぞれの働きのための演算や命令が行なわれていますし、楽譜を見ながらであれば音の高低、音の長さなどを読み取って、各部の動きに反映させるための演算や命令が行なわれている筈。

 録音したものを再生して聞いている際は、楽器を固定し、弾くための演算や命令は全く行なわれませんから、脳の能力のかなりの部分を音程の判断に振り向ける事ができるのではと思います。目を閉じればさらに完ぺき。

 上記の仮説が正しいとしても、実際の音程判断をどのように行なえばよいかの答えは出ませんが、録音手段を活用するのは一つの方法かと思います。

 楽器の固定も多少影響するかも知れません。以前使用した事が有るAcousta gripと言うスポンジ状の肩当ては楽器の固定に気を使う必要が無く、有利かもしれません。ただ、このAcousta grip、粘着性が経時的に失われ、再生がなかなか難しいので、使用を取りやめています。

 それよりも手の形を早く覚えて、正しい音程で弾くのが先決なのかな。


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