ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリン購入と親の役割

2015年07月13日 08時20分18秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンを買う際の相談事を投稿されているのをときどき見かけます。耐久消費財なら、どのメーカーのどの品番とか、どの店と言うような定評に従えば普通は間違いありません。工業製品ならバラツキは有ってもごく僅か。

 ヴァイオリンは手工業製品で製作者は多数、クレモナ市だけで200~300人居ると聞きますから、年代の違いを含めるとそれこそごまんと居ます。有名な人なら誰かが知っていますが、知名度が低いと情報が乏しいかほとんどありません。

 評判が高い製作者の楽器が都合よく入荷するかどうかは分かりません。同じ製作者のものでもバラツキも有るらしいし、有名になってから、あるいは年取ってからは弟子に作らせる事もあるらしいので、名前や評判にこだわるのもどうか。

 相談事を投稿するのはヴァイオリンを弾くご本人ではなく親御さんの場合が多い。お金を出すのは親だし、お金を無駄にしたくない、費用対効果を最大にしたいと願う事は当然と思います。

 子どもがヴァイオリンを選べるかと言うと、この種の相談の場合、お子さんはかなり弾ける、どうかすると地元のコンクールに出るくらいのレベルである事もあり、お子さんが楽器の良し悪しを的確に判断できると思います。

 親が専門家の場合やかなり弾ける人なら相談する筈は無いので、相談する親はヴァイオリンを弾けないか、子供よりも弾けないかのどちらか。不安に思うものも無理からぬところ。

 親が行なうべき事はお店が信用できるかどうかのチェック、大人が持つ洞察力と言うか猜疑心と言うか、それらを総動員しましょう。

 因みに私は大人になって始めたので、当然ながら自分で選び自分の金で買っています。ネット上でお店を探し、ホームページの印象からお店を選びました。また、私の場合、あちこちのお店の楽器との比較はせず、ここと決めたお店に置いてある範囲で選んでいます。


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