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スキーバス事故の責任の所在異論

2017年01月16日 21時07分30秒 | その他
 昨年の今頃軽井沢で起きたスキーバスの事故。大変痛ましい出来事であり、改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

 さて、このような事故発生に関与した度合いにより責任のランクが決まるとすれば、

 ドライバー、バス会社、旅行社、生協、大学

のような順序が一応考えられます。バス会社や旅行社に関しては下請けの存在も有り得ますが、複雑になるので省きます。

 ドライバー、バス会社、旅行社の責任については既に色々と議論され、運輸行政上の改善も僅かながら進んでいるように聞きます。

 さて大学生協の責任は無いのか。スキーツアーに参加した学生は大学生協を通じて申し込んでいる事が多いと考えられ、その場合、大学生協の責任も皆無とは言えないと思いますが、大学生協の責任はあまり追及されていないような印象があります。

 大学生協は旅行社の選定に当たって、顧客が学生であることを考慮して料金が低額である事を選定の条件とした事が想像されます。学生本位に考えた結果とは言え、安全への配慮が万全ではなかった可能性も考えられます。

 順番の最後の大学の責任はどうか。仮に大学が大学生協を監督する立場にあるなら、大学の責任も皆無とは言えませんが、大学生協は大学の教職員および学生が組合員となって成立するものなので、大学が大学生協の施設に関して管理上の発言権を有する事は有っても、大学生協の運営を監督しているとは言えません。

 と表向きはそうなりますが、大学生協は大学生の生活にかなり関わるものでありますから、大学が運営に関して意見を述べて然るべきではないかな。勿論、君臨すれども統治せずではありますが。

 さて番外として非常に言いづらい点を一つ。料金が低額であることを条件に当該スキーツアーを選んだ学生と、旅行社を料金が低額であることを条件に選定した大学生協を比較した場合、それぞれの基本的な考えの違いは無いので、両者の責任の度合いの違いは果たして有るのか無いのか。私にはよく分かりません。


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