ヴァイオリンとフルートのRio

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坂の上の雲と宇宙戦艦ヤマト

2010年12月18日 09時55分50秒 | その他
 我国を「小日本」と呼ぶ習慣のある国があります。大日本帝国という旧呼称への反発からなのでしょうか。それとも他のニュアンスが込められているのでしょうか。いずれにせよ、礼儀を知らない国です。

 余談ですが、礼節と言えば、古い中国の思想家である孔子や孟子を思い浮かべる人が多いと思いますけれど、本場である筈の現在の中国ではあまり知られていないようです。孔子平和賞と言うのはやはり質の悪い冗談だったようです。

 さて、そのような国が、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」や映画化された「宇宙戦艦ヤマト」を見たらどう評価するでしょうか?

 「日本政府は、国民の防衛意識を必要以上に高め、さらなる軍備強化を行なって、彼の国に進行を企てている」とでも主張するかも知れませんね。放送や映画などには国の意向が反映されて当然と思い込んでいるお国柄です。

 「坂の上の雲」に描かれた時代には、日清、日露の二つの戦争があり、周到な準備と頭脳、それに幸運も加わって、日本が勝利を収めることができました。当時は軍事と外交がよくかみ合っていたように思います。現在の混乱した政治状況とは大違いでを見るにつけ、当時の政治もなかなかのものだったようです。

 「宇宙戦艦ヤマト」の方は言うまでも無く架空の話ですが、日本人が戦争を否定しつつも、旧海軍の戦艦大和を秘かに誇りにする気持ちがアニメや実写映画のヒットの原因の一つになっているのでしょう。現実の世界では、戦艦は時代遅れで、護衛艦の能力にはるかに及ばないそうです。

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