路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

夏のペン久方ぶりの手の震え

2005年08月01日 | Weblog

 朝五時に起きて冬眠鼠さんとお墓掃除へ。今日は一斉清掃の日。
 昨日眠れなかったから眠いなあ。

 その後8時半には家を出て、学習センターへ。
 今日は単位認定試験一日目。
 会場はクーラーが利いていて丁度いい暑さ。けれどもこちらの頭の中はぐずぐずでダラダラ。
 全科目記述式で、ひさしぶりに文字を書いたせいか最初から手がブルブル震えるのに難渋する。シャープペンの芯が数文字書くたびに、プチプチ折れるのには参ったなあ。

 二時間目に「総合人間学」。
 問題は、本講義を概観して、哲学的考察を・・・みたいなヤツだったけど、(もうすっかり忘れてしまった)。
 この科目は今回唯一といっていい勉強した科目。直前まで教科書も読んでいたし、それなりにわかっていたはずなのに・・・。
 開始直後に初めての経験。
 頭の中からこの科目に関する単語という単語がすべて飛んでしまった。
 まさに、飛んでしまった、としか云いようがないけれど、勉強したはずの言葉が全く出てこない。どう振っても出てこない。ひとつも。
 これには参ったなあ。
 数分間必死で頭を振っていたら、唯一出てきた単語が「知、情、意」という言葉。
 それがどこでどう使われていたかは全く思いだせないけれど、それ以上の単語はさらに思い出せない。
 かくて、この時点で、小生に関してのみ設問の内容は、「『知、情、意』という言葉を使って800字の作文を書け」というように変わったのでありました。

 ・・・総合人間学という学問体系において、「知、情、意」という概念は大変に重要なる要因をもたらしているといったことを考えるにおいて、その点につき認めざるを得ないことはやぶさかではない、といったことを深く思わざるを得ない状況を現出するといった自体がありうるのではなかろうかと、思考することが無くもないと認めざることも無くもないと・・・・
 ナンジャこれ。

 結果。
 「言語文化研究」・・漂流。
 「生涯学習論」・・・座礁。
 「教育文化論」・・・大破。
 「総合人間学」・・・漂流、座礁の上、大破。乗員絶望、重油流失、海域汚染、救いがたし。
 といったところでしょうか。
 ああ!