路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

鍬立てて蜩を聞く弱き風

2005年08月12日 | Weblog

 午前中に農政事務所のお役人二人。定例の在庫調査。
 暑いですねえ、この頃の暑さは並じゃない。と恒例の挨拶。
 実際、今日も、しこたま暑い。

 お役人、今までは管理、指導が目的でしたが、今後は皆様のご意見を聞く機会に、と。
 お役所も変わった。
 様々なアイテムを揃えて、皆様にお使いやすいように、とも言う。
 アイテムを揃えて、などと、これがお役人の言葉だから驚く。

 仕事を済ませて、夕方冬眠鼠さんとジャガイモ掘りに畑へ。
 なかなか体が動かない。
 芋掘りは真夏の仕事。夏休みの一大イベントである。
 結構な重労働であるから、もしくはやる気が起こらないから、休んでばかりいる。
 気づけば、かすかながらも空気に秋の気配が。ちいさい秋、ちょっとみつけた。
 芋はなかなかイイカンジの出来。総じてきれいなものが多い。

 帰り際、研究レポート提出日までもはや時間がないことに、突然気づく。
 夜中にかけて、適当にデッチあげてヨシとする。
 戸外で虫のすだくのを今年初めて聞く。
 季節は確実に動いている。