路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

枝打って木の香と空の拡がれり

2005年08月26日 | Weblog

 台風がいよいよ上陸か、というので心だけで準備しているが、なかなか来ない。
おおむね曇天、時々雨。すぐに止んで日も差す。

 某金融会社Iさんと話す。
 入社20年、会社は人間を削り、経費を削り、今ほど忙しい時は無いという。殆ど休みはとれない。4月に東京から転勤して来て、夫婦2人、子供は無し。
 このところ経営実態はホボ恐怖政治。仕事ができるだけ幸せに思え、ということらしい。50歳を越えると緩やか且つあからさまな退職勧奨が始まる(遠方への転勤など)との事。
 ここ数年殆ど家にいない夫に対して、妻がしばしば精神的に異常な状態を呈するようになって、それがまた全く知らない土地に連れてきてしまって今後どうなるか・・・。
 というような事を爽やかな営業スマイルで言われる。

 冬眠鼠さん、腕に出来た突起物の除去手術を本日完行。
 ちゃんとした手術だったらしいが、突起物の正体についてはイマイチ不明。
 術後、麻酔が切れて大層痛いらしい。
 お大事に。

 結局、台風はこのあたりにさしたる痕跡は残さずに去る。