妻が今年も毛糸の帽子を編み始めた。これは誰からか注文が出たためであろう。
昨年は30個ぐらい作ったと思う。毛糸の原価の300円で帽子の作成を請け負っている。これは原価の毛糸代くらいであって自分の儲けにはなっていない。
もし毛糸をもってくる人には100円で編んであげている。これは妻が自分で編んでかぶっていたら、誰かにそれと同じものを色違いで編んでくれと言われたことからはじめたのである。
とはいっても人の頭のサイズは人によって違うのでまったく同じサイズではあり得ない。それだけではなく、注文主から出来上がったものについて修正の注文が出たりしていた。
人がかぶっていて素敵だと思えた帽子にしても自分がかぶって他人が素敵だと思ってくれるかどうかは、その人その人によるのだろうが、それでも他の人から注文が多かったのは冬には寒くて頭が帽子をかぶっていると温かいということもあるだろう。
いまのところそれほど寒くはないので、昨年のようにはまだ注文が来ているわけではないが、そのうちに肩がこると言い出すくらいに注文が来るのかもしれない。人が喜ぶ姿を見たいのであろう。
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