「数学・物理通信」9巻の準備をそろそろ始めなくてはならない。3月が近くなってきた。
ところがなかなかその気になれない。これは私の現在していることを続けたいというある種の慣性を意味する。
慣性は感性のつもりで書いたのではなく、言うまでもなく慣性である。要するに、あることに関心があるとそれから移って別のテーマに行きたくないのである。
いましている仕事というか、関心事はベクトル解析の学習と量子力学の講義ノートの編纂である。ベクトル解析への関心は特にストークスの定理とガウスの定理であり、それの微分形式での表現が最近関心事である。
量子力学の講義ノートは仕事としては主ではないが、従であるともいえない。こちらのほうの作業は大幅に遅れているので、もう義理が悪いところまで来ている。
「数学・物理通信」9巻にもどると、投稿は2人の人からされているし、私自身の先号に掲載できなかった、いわゆる積み残しの原稿もある。だから少なくとも1号くらいは出せるのではないかと思っている。
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