昨夜はじめて、映画「フォレスト・ガンプ」を最初から最後まで見た。
今まで途中だけフォレストが懸命に走っているシーンは見たことがあったが、初めから終わりまで見たのは初めてであった。
自閉症か何かの子どもが大人になるという話だが、トム・ハンクスが演じるフォレストは運がよくて軍隊でも功績を上げるし、卓球でも優れたプレヤーとなり、またエビ漁の漁船でもはじめは上手くいかないが、大成功を収める。
そして軍隊での上官だったダン少尉の才覚で最後にはコンピュータ会社のアップルに投資して財産を得るという運のよさである。
愛はなかなか得られなかったが、ようやく幼馴染のジェニーと結ばれて、二人の間に一人の子どもが生まれる。
が、妻のジェニーは難病で死んでしまうという不幸である。だが、彼はフォレスト・ジュニア―を一人でこれから育てるという結末である。
自閉症とかの問題があるが、結構私たちの生きてきた時代の出来事がその中に挿入されており、ベトナム戦争もそんなに遠い話ではなかったし、アポロの月面着陸も同時代に生きた私には懐かしく感じられた。
(注) 飯尾先生から主演はトム・クルーズではなく、トム・ハンクスであるというさりげないコメントを頂いた。あわてて自分の書いたブログを見たら、トム・クルーズと書いてあり、私の記憶がいい加減であることを知った。
私の意見ではトム・ハンクスよりもトム・クルーズの方がイケメンである。もっともこれは主観が入るから、意見のちがう人があるだろう。
自閉症スペクトラム(ASD)の人は意外な能力を持っているようです。
ゲーテもカントも近頃はADHDとかASDだといわれていますね。
正常とは何なのか分からなくなります。
コメント有難うございます。
そうでしたね。主演はトム・ハンクスでトム・クルーズではなかったですね。
あわてて訂正しました。
人間において正常とは単なる平均ですから、そのスペクトラムの幅は広くていいのでしょうね。
若いときには私は被害妄想が強かったですが、年をとって来ると人が自分に関心を寄せてくれることなどはないとわかって来て、自意識が若いときには過剰だったなのだなと思うようになりました。
そういう幅を人間はもっているようです。