『フーリエの冒険』(ヒッポファミリークラブ)も読んでみたいと思っている。なかなか気の多いことである。
ベクトル解析のグリーンの定理、ガウスの定理、ストークスの定理がまだ片がついていないのに次から次へと課題が起きる。
それが関数の完備性とか正規直交系とかである。関数の規格化と私はいってきたが、正規化というのが標準的な用語となっているらしいので、規格化を正規化と言い換えている。『フーリエの冒険』にはFFT(Fast Fourier Transformation)とかの話題も入っていたと思う。
フーリエ変換の複素数の形式も出ていただろうか。これを見るには他の部屋においてある、その本をとって来て、見るだけでいい。もちろん『フーリエの冒険』のほうが『量子力学の冒険』よりもまえに出版されたのであるが、こちらのほうはあまり関心をもたなかった。
だが、フーリエ解析が問題になってきたので、関心が生じたというわけである。昨日もっているフーリエ解析の本をちらっと見たのだが、どのフーリエ解析もやはりなかなか手を尽くしたという感じではない。そこがちょっと現在存在するフーリエ解析にちょっとたりないところがあると感じさせられる理由である。
『フーリエの冒険』をもっと直截に、書き換えることに関心があり、また私からみて、もっと必要と思われることを追加した本をつくりたい。
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