999とはなにか。今回がこのブログの999回目である。明日になるかどうかはわからないが、次回はめでたく1000回目になる。それで今日はこういう999みたいな反復に因んだことを述べよう。
999だったら、トリプル・ナインというのかスリー・ナインというのか、もっともそういう言い方は和製英語かもしれない。これに似たよく知られている例では映画のジェムス・ボンド・シリーズがある。
いわずと知れた007シリーズである。私もこの映画が好きで割合見ている方だが、この映画は私が学生の頃からある。ゼロ・ゼロ・セブン「危機一髪」・・・とか言っていたが、どうもこれは私たち日本人の呼び方で映画の中ではダブル・オ・セブン(double o seven)といっている。
これとはまったく違うが、アメリカに有名な雑誌があって、その名をIEEEという。これは電気通信学会かなにかの雑誌らしい。詳しい名は知らないが、アイ・トリプル・イーと呼んでいる。
スリー・ナインの延長としてというか、むしろこちらの方が先に耳にしたものだが、シックス・ナインとかナイン・ナインというものある。これは半導体などで99.9999%の純度のものだとかいうわけである。ナイン・ナインの純度の半導体が実在するかどうかは知らない。
私は半導体の専門家ではないので、間違っているかもしれないが、ゲルマニウムとかシリコンはIV族の元素でこれにIII族の元素またはV族の元素をごく少量混ぜて半導体をつくる。そうすれば、固体の電子の伝導帯の直ぐ上とか下にドナーとかアクセプターといわれる準位をつくれて、それでその物質を半導体とするというのだった。
これは大学の固体物理の講義では聞いた訳ではないが、大学に勤めてから本を読んで知ったことである。それについて自分で授業をすることもなかったから知識としては今もってあやふやである。
911はいわずと知れたSeptember 11で9月11日のWTOセンターへのジャンボジェット機の突入という、事件のあった日のことである。これはもちろんSeptember 11が普通の表現だろうが、ナイン・ワン・ワンともいっているらしい。しかし、ナイン・ダブル・ワンとは言わないのだろうか。
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