物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

城山の新緑

2012-05-11 12:01:42 | 日記・エッセイ・コラム

毎年、この季節になると松山城のある城山の緑が黄緑色に変る。松山というが、この城山は今では松の木は少なくて、松山ではなくて、むしろ椎の木が多くて椎山だそうである。このことはいつだったかラジオの放送かテレビの放送で聞いた覚えがあるからまちがいがないだろう。

E大学に勤務していた頃の最後の5年間は10階建ての9階に研究室をもらっていたので、毎日この研究室から城山の緑を見ることができた。もっとも天守閣はちらっとその上部が見えるくらいであって、その全貌を見ることができなかったと思う。しかし、それももう7年以上も前のことになるので今では記憶が定かではない。

今日、仕事場の窓を開けて匂いをかいでみたが、この城山から例年匂ってくることがある、あの「たけのこ」のような匂いはもうしなかった。特にこの若々しい新緑の木々の匂いは本当に「たけのこ」のような匂いがする。その匂いは私には必ずしも好ましいものではないが、それも自然の一時期の匂いなのであろう。

温泉のある、道後の方の山はそれほど新緑が目立たないので、これは単に城山が近くにあるということだけではなくて、多分に城山にはそういう広葉樹が多いのであろう。大抵、城山は年中いつも濃い緑に覆われているので、この4月末から5月始めの季節に松山を訪れる人しか、旅行者はこの城山の変貌を知らないであろう。

このブログは写真とかがない、とても制約されたブログであるので、この実景をお見せできないのが残念である。


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