竜巻が2日続いて起こった。
こういうことは珍しいのだが、それでも大気が不安定だということであり、それも同じところではないが、関東地方の比較的に近い地域で起こったことはその蓋然性が大きかったということだろう。
それで昨日の竜巻の強さはF2だったという。一昨日はF3であったから、一昨日の方が竜巻の方が強かった。
その竜巻の強さを決めたのは藤田さんというアメリカで研究をしていた日本人の研究者だという。藤田さんはもう亡くなっているが、Dr. Tornadoと呼ばれたという。
そういえば、海外で活躍する日本人学者は結構多い。物理学者の南部陽一郎は物理学の分野では以前から有名だが、2008年のノーベル物理学賞を受賞したから、もう世間的にも有名となった。この年にノーベル化学賞を受けた下村脩さんも同時に有名になった。
アラスカで長年にわたって、オーロラの観測を行い、その研究をされた赤祖父さんも有名な学者である。E大学の地球圏の大気プラズマ(?)を研究しているSさんは数年前にその分野の国際学会がアラスカであり、赤祖父さんに会ったとかその研究所を見学したとか言われていた。
アメリカでは竜巻の被害が以前から大きいのでさかんに研究がなされており、その研究をしている研究者の劇映画までできていると思うが、日本では竜巻の被害が問題になり出したのは割と最近である。
これからは気候の変化とともに竜巻の発生が日本でもしばしば起こるようになり、竜巻の藤田スケールもマスコミに報道されるであろう。
少年のころの少年雑誌に竜巻の絵がグラビアで出ており、竜巻という恐ろしい気象現象があることを知ったが、それは外国での話であり、日本でそういうことが起こるようになるなどとは思ってもいなかったが、約60年を経て、日本も竜巻がしばしば起こる国であることを身近に感じるようになった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます