物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

初犯には

2016-08-16 14:50:13 | 日記
普通、執行猶予が付くことが多い。これははじめての犯罪であり、できるだけ人間が性善であることを願って更生を計ることを意図しているからだろう。

もちろん初めから何十人も人を殺めるとかいうような場合には別だけれども、でき心から公金を着服してしまい、親戚がそのお金を支払って賠償してあるなどというときには大抵の場合には執行猶予が付くことが多い。

刑法はもともと人を罰する法律だが、それでも人が更正する手助けをしようとする点で杓子定規ではないといえる。

だから、普通の人で過って人を一人死なせたような場合にはやはり執行猶予がつくことが多いわけである。

法律自身はある意味で杓子定規であり、昔から法律家がお隣に住んだら、なにか文句を言われるのではないかと一般に思われてきた。

A good Lawyer is a bad neighbor. (よき法律家は悪しき隣人である)

ということわざはこのようなことを言うのである。

もっとも、実際の法律家が実際にそうだというのではない。裁判官にしろ、検事にしろ、また弁護士にしろ人間味のある法律家は結構多いのである。法律家といえどもやはり生身の人間だということであろう。

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