物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

latexの再開

2013-03-04 13:39:21 | デジタル・インターネット

昨日、長男夫婦が帰郷してくれて、私のパソコンのlatex環境を整えてくれた。おかげでまたlatexが使えることになり、「数学・物理通信」の3巻1号を編集する環境がようやく整った。

編集作業はまだ数日はかかり、その後に投稿者に原稿の検討を再度行ってもらうので、発行はかなり遅れるが、いくらおそくても3月中には発行のつもりである。

原稿はすべて整っており、編集後記も共同編集者の N さんからすでにもらっている。後は私の作業だけとなっている。しかし、長男夫婦がこの仕事場を宿泊所にしているので、ここ数日は作業が私の思うようにはできない。そういう特別な事情がある。

読者や投稿者にはしばらくお待ちいただきたい。私自身の投稿についていえば、この3巻1号に「四元数と空間回転3」を載せる予定であり、つづきの「空間回転4」を現在書いている。そのあとで「空間回転5」で「四元数と空間回転」は打ち止めの予定である。

四元数そのものに関しては球面補間とかの話題があるので、それを書くのか書かないのかそれが問題である。気持ちとしては書きたいのだが、どうもシリーズが長くなりすぎるかもしれない。

la tex環境に話を戻すと、winshellからエディターの秀丸へと変更がなされたので、また慣れるのにちょっと時間がかかると思うが、以前にla texで秀丸を使っていたように思うので、何年かの空白を経て、もとの秀丸に戻ったということになるのだろうか。

(2018.4.16 付記) 「四元数と空間回転」は 5 では終わらず、6 まで書いたと思う。『四元数の発見』(海鳴社)としてまとめたときには「四元数と空間の回転」というタイトルの章は「四元数と空間の回転3」までにして、後の4-6は四元数とは関係なかったので、独立のタイトルをつけた。ここで、ちょっとPRしておくと2014年10月1日に上記の書を発行した。

 


花粉症の季節3

2013-03-04 13:07:27 | 健康・病気

花粉症の季節である。私もごたぶんにもれず花粉症である。

この季節になると2月10日前後から鼻水が止まらなくなり、目がかゆくなってくる。今年もかかりつけの診療所で花粉症の薬をもらって対策をとってはいるが、先日春一番が吹きまくった日は一日中ひどい花粉症で悩まされた。

花粉症のための目薬は眼圧を毎月調べてもらって眼科でもらっているし、その対策にはおさおさ怠りはないつもりである。だが、このシーズン中にはどうしても数日~1週間くらいどうにも抑えがたい日がある。

後の日はもちろん花粉症は出るのだが、それほどひどくはない。これは多分薬のおかげで最小限の被害で済んでいるからだろう。

Hayfever(英語)とかHeufieber(ドイツ語)とか言われることもあるが、これは確かに花粉症の一つだと思うが、日本の花粉症とはちょっと違う。

Hayfeverは40度近い熱が出て、それが1か月ほど続くのだという。このことは前にも書いたが、昨年の11月に亡くなってしまった元大学の同僚のSさんの話からようやく知ったことである。

Sさんはアメリカ生活が7~8年にも及んだ人でいつも日本語で文を書くよりも英語で書く方が楽だと言われていた。いつだったか、彼の知人の学者だったかそうではなかったか忘れたが、あるアメリカ人の研究者が大学に来られたことがあったが、懇親会の席上で彼ら夫妻と小さい声で話しておられた。

外国語を話ときには明瞭に大きな声で話す人と小さな声で話す人がいる。私は明瞭な大きな声で話す方を好むが、外国語のよくできる人には二手の人がいると感じている。

母語と同じくらいその言葉をよく話すことのできる人なら、お互いに小さな声でもよく聞き取れるからではないかと思っている。まさか自分が上手に外国語を話すことを自慢したくないという気があるからではないだろう。