物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

偶然に一致2

2012-01-17 12:31:41 | 日記・エッセイ・コラム

先日1月13日金曜日のテニスクラブの新年会で、テーブルスピーチで前から用意して、13日の金曜日が今年は1月、4月、7月の3回もあるとかの話をした。

次の日の1月14日の朝日新聞の天声人語を見たら、ほとんど同じことが話題の一つとして取り上げられていた。これまったく偶然の一致なのだが、こういうこともあるのだと思う。

もっとも私は昨年の5月13日(金)に13日の金曜日というテーマをブログで書いておいた。それをちょっと復習して13日の夜のスピーチをしただけだが、あまりスピーチの得意ではない私としては長い話となったので、隣の席にいたSさんからクレームが出た。

これは偶然の一致とは無関係だが、最近の朝日新聞の連載で熱心に読んでいるコラムは「プロメテウスの罠」と「原発とメディア」である。どちらも興味深いが、「原発とメディア」では朝日新聞の科学部が原発の賛成の論陣を張ったことをあぶりだしている。

個人的には記者の中には原発に懐疑的な記者もいたことはこの記事からも読み取れるが、少なくとも70年代から朝日新聞が原発容認の論陣を張っていたことは疑いがない。いまとなっては彼らの誤りは明らかになったが、新聞社としてはその点の反省が、「原発とメディア」に出てくることを期待している。

日本の新聞社として一番意見が理性的と思われている、朝日新聞社の意見が偏っていたことは反原発運動をしていた人たちや心ある人々からは危惧されていたことである。その検証がようやくされるとすれば、それはいいことである。

もっとも、原発推進の論陣を張った方たちは容易に自分たちの過ちを認めはしないだろうが、存命中の人たちは大いに反省をするべきであろう。