ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

今度は4号戦車F2型

2009-04-15 01:26:23 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

前々から目論見はあったのだが、今回は4号戦車を作ることにしました。以前にも述べたように、私は4号戦車に対して苦手意識を持っていました。しかし、昔は何も考えずに結構4号やそのバリエーション車両を作っていたものでした。

最近の作品はティーガー、パンターと割とメジャーどころなモノばかりだったので、ここいらで大戦モノとしては避けて通れぬ4号戦車を作ることにしたのですが、4号は種類が多く、どの型式にしようかしばし迷ってしまいます。

しかもほとんどの地域の戦闘に投入されており、ある程度の資料が無いと考証がややこしい事になる。しかし漠然として、シュルツェンの無い、スッキリとした初期の4号にしたいというものがありました。

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その中でも、役割というか、性格を支援戦車から対戦車戦闘にシフトしたF2型を選びました。キットはグンゼ産業のもので、現在店頭では見かけないものとなっています。F2を選んだ理由としては、やはり北アフリカでの活躍が有名であること、購入の動機としては、最新のドラゴンのキットよりグンゼのキットが安かった(これが大事)のと、たまにはドラゴン以外のを作りたいと思った、という理由が大きい。まず手に取ってみてまず感じるのは、箱絵の熱さでしょう。

1254_006 「皆殺しだ!」という感じで、殺す気満々(笑)。バックにはロケット弾が飛び交い、T-34からは火を吹いており、戦闘の緊張感が漂う。割と最近のキットのボックスアートは、あまり動きが感じられない眠い構図が多いのですが、このような迫力のあるものを見習ってほしいものです。

先にも述べたように4号F2型というと、アフリカ軍団のモノが有名ですが、あまりにもベタ(笑)なので、塗装をどうしようか考えています。迷彩ではなく単色モノが続いたのと、東部戦線モノを作りたいという欲求もあるのです。

インストには数種類の指示があるが、「クルスク」を「クルクス」と書いてあるあたり、グンゼのやっつけ仕事(笑)の感がありますが、それもまたよろしい。

1254_011 まずは下回りから組み立てていますが、現在の目で見るとやはり、部品の精度やディティールの再現度において二昔前のクオリティだなと感じざるをえない。大きなヒケやキズがとても多く、先が思いやられますが、手元のキットをどうにか見られるようにうまく料理するのがモデラーの仕事です。作りずらさの感覚としては、ドラゴンのとも微妙に違う、イタレリのような感じですね。

グンゼというメーカーは、私が全くプラモデルを作らず、他の遊びに夢中になっていた頃隆盛を極めていたので、よく判らないのだが気になってはいました。

ちょっと塗装でごまかせない、看過できないような段差などがあり、「失敗したな・・・ドラゴンのにしとけば良かった・・・」と思う・・・が、しかし、ここであきらめるようになると「未完成病」に陥ってしまう。予想以上にてこずりそうな予感がします。

このキットはほとんどのパーツがプラなので、本当の「プラモデル」感覚で作る楽しみはありそう。この辺もイタレリを感じさせるトコロですね。

4号戦車はタミヤ・ドラゴンの優れたキットが発売されており、見かける作例としても、この2社のモノが圧倒的に多く、私にとってもグンゼのキット自体なじみの薄いものなのですが、結構「完成時のイメージが良い」と聞いているので、手元の資料を参考にしてじっくり作り込んでいきたい。

昨年末からの不景気で、私の会社も帰休が断続的に続いています。GWなどは社会人として初めて経験するくらいの長い休みとなります。その休みを利用して一気にカタチにしようと思います。

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002 まず側面装甲板が微妙に斜め下に向けてきちんと再現されているのに好感をもつ。(前面装甲板が逆台形)何でもないような事かもしれないが、オッ、と感じる瞬間である。

003 しかし、前面装甲板の横幅が足りず、修正しなくてはならない。

004 溶接跡で誤魔化すか、とも思ったが、実物の写真から判断してもやはりおかしい。この辺が時代を感じさせる部分だ。

005 プラ板の細切りを接着し、拡幅する。

006 あとは余計な部分を切り飛ばし、面一に成型する。ダメ押しでこの後パテ埋めもする。


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UFO問題~ある事件についての果てしなき探求

2009-04-14 01:53:47 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

【UFOと私の関係】

突然だが、UFO(未確認飛行物体)の話である。

私は、小さな頃から、未知なるものへの好奇心が人一倍強かった。

特に私たちの世代は、UFO、超能力、幽霊など、いわゆるオカルト番組全盛の時代を経てきている。

幼かった私は、そういったオカルト関係の特番などは欠かさず見ていたクチである。

その中でも、UFOには特に入れ込んだ。

元日本テレビのディレクター・矢追純一氏が手掛けた特番を見た後は、その余韻だけでしばらくは楽しかったくらいである。

当時はビデオデッキの本格普及の前で、音声のみ録音し、それを何度も聴きながらプラモデルを作るような少年だった。

健全な批判力を持たずにそのまま大人になり、それからはたくさんの関係書物を読み漁った末、今まで存在を確信していた「UFO」というものに対し、存在しないかもしれないとの思いが脳裏をよぎるようになっていったのである。

やがて、今まで馬鹿な頭に刷り込まれてきた事柄のほとんどのUFO話が、ねつ造・誤情報・作者の勝手な思い込みであるのを確信するにいたったのである。

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 【世間を揺るがせたロズウェル事件、及びMJ-12】

中でも、時のアメリカ政府までがその事件について 言及するほどの大騒ぎになったのが、いわゆるロズウェル事件と、その事件をきっかけとして発足したという、MJ-12文書の流布であった。

TVで最初にこれらの事件を取り上げたのは、日本TVの「11PM/UFO特集」であったと思う。

当時私は高校生であったが、夜遅くまで起きて音声のみの録音をしていたものである。

時系列で言うと、①TV関係者のジェイミー・シャンデラのもとへ差出人不明のマニラ封筒が届き、それを開封すると、中には「MJ-12」と名付けられた秘密委員会に関する極秘書類が入っており、その委員会が発足されるきっかけとなったある事件に関する要約が記されていた。

その事件とは、「ロズウェル事件」である。

②1947年、アメリカ・ニューメキシコ州のロズウェルに1機の飛行物体が墜落、軍隊によって極秘に回収された。物体の中には「小さな人間によく似た3人の死体」があり、その姿は「人間とは生物学的に進化の過程が違う」

③MJ-12は全てのUFO情報をコントロール下におき、その情報を「一般大衆に公開しない」ことを確認した。

というのが騒ぎの発端である。

【証言者が続々出現】

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そして、ロズウェル在住の生き証人(と祭り上げられた)の老人たちが、「物体の破片には象形文字があった」「破片はとても軽く、頑丈だった」、しまいには物体の乗員を見たという人物が現れ、後にはその時の乗員を「解剖」しているフィルムを持っている、と主張するJ・サンティリがTVで解剖の様子を写したフィルムを公開、それを撮影したという人物が証言するにいたり、この事件は収集のつかない大混乱になっていったのである。

また、地球には4種類のエイリアンが来ており、その情報元「プロジェクト・ブルーブック/スペシャルリポート№13」を情報士官時代に海軍で見たという、ウイリアム・ミルトン・クーパーの証言は物議をかもし、当時私も相当な衝撃を受けたものである。

しかし、先に結論を言うと、この事件は宇宙人の来訪ではなかったし、MJ-12文書も良くできたニセモノだったのである。

結局はこの件で一番儲かる人間~たとえばロズウェル事件の本を書いている人間~がそもそもの情報元ではなかったか、と私は思う。

この時大統領だったのがビル・クリントンである。クリントンは、ある会見において、ロズウェル事件は真実か?という子供の問いかけに対し、「私の知る限り、真実ではない」と言った。

【エリア51】

また、アメリカ・ネバダ州のネリス空軍基地内にある「エリア51」という施設で、異星人から提供された宇宙船に関するプロジェクトに参加したという、ロバート・ラザーなる人物が現れ、UFOの動力源に関する詳細な証言をしたり、「水曜の夜に秘密裏に飛行実験を行っている」との証言に基づき、実際に水曜の夜に取材をしていると、本当に光る物体が出てくるなど、これも大騒ぎになった話である。

ラザーは経歴詐称の疑惑があり、また、エリア51には9つの格納庫を持つ建屋があり、そこにUFOが保管されている、という証言をしたが、衛星写真にはそれらしい建屋が見つからないなど、信用を失う言動が相次ぎ、今では誰にも信用されないという事態になってしまった。

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【時代背景】

そもそも何故このような話がアメリカで広まったかというと、そういう話を受け入れやすい下地がすでに出来ていたのである。

実際にアメリカの情報機関は、UFOを仮想敵国の兵器である可能性があると見て、相当数の事件を極秘に調査・分析していたのである。

それを嗅ぎつけたトッド・ゼッケルなどのUFO研究家が、情報の公開を求めて政府やCIAを相手に裁判を起こし、結果として935ページにものぼるUFOに関連する報告書が出てきたのである。

しかし、その多数は黒く墨で塗りつぶされ、判読が出来ないものであった。

その理由について裁判長は「UFO関連の情報は機密情報と密接に結びついており、公開に踏み切れば、国家安全保障の責務と、国家安全保障に重大な影響を及ぼす」としている。

しかし、この裁判が及ぼした影響は大きく、多くのアメリカ人は「国家はUFOの秘密を隠しているに違いない」というひとつの固定観念を持つにいたった。

そしてUFO研究家は、公開された書類の内容が墨塗りで判読不能なのは、UFOに関する重大な真実が書かれてあるからだ、と考えたのだった。

【なぜ墨塗りなのか】

その理由としてCIA側は、UFOそのものに秘密があるのではなく、UFOを探知するレーダーの性能・設置場所といった情報収集の手段に秘密があるとしている。

また、実際に国家安全保障局(NSA)の職員で、自身もUFOマニアであったある人物がUFO関連の講演で発言した話によると、墨塗りとなっている部分を職員時代に実際に見たことがあり、そこにはやはりUFOの秘密など書いてはおらず、いわゆるスパイ情報の類であったと告白している。

【崩れていくロマン】

海外のUFO研究家は、その真実探求に対する姿勢がハンパではなく、彼らの力でほとんどのUFO情報が嘘、伝聞、思い込み、というあまりに無味乾燥な結論が出てしまい、また国内においても、90年代にテレビ朝日の深夜番組、「プレステージ」において早稲田大学の大槻教授がUFOの現象と言われているもののほとんどを「プラズマ・ボルテックス」で論破するなどの新しい動きがあり、私は、今まで本当だと思っていた話は、一体何だったの?と自分の無知さ加減を心底嘆いたのである。

ちなみに今TVでやっている、ビートたけしのTVタックル「大槻教授vs韮澤さん」対決の構図は、この「プレステージ」の「UFOサミット」が発端となっている。(延々20年近く対決してるんだな、この2人w)

【真実はひとつも無いのか】

そうとも言えないのである。

ここが面白いトコロである。

今現在私は、「UFOは現象として存在するが、エイリアン・クラフトではない」との見解を持つに至っており、その確信を裏付けるための勉強(笑)、修行(笑)もそれなりに素人としてはしてきたつもりである。

なので最近はちょっとやそっとではUFO話など信用しない。

ビデオカメラが普及し、UFOが映像に撮られ、それを目にする機会が多くなった今もである。

最初に述べたように、未知なるものへの好奇心が人一倍強かっただけに、人一倍真実を知りたかったのである。

そんな私が、小学生の時から今に至るまで気になっている事件がある。

結論が出ず、今も喉につかえた小骨のように引っかかっているのである。それは、20年近く前、イギリスの米軍基地近くの森で起きた、ある不思議な事件である。(つづく)

Fmpro 


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NEWレガシィの話など

2009-04-11 15:22:08 | スバル車(新旧問わず)

現在開催されているNYモーターショーにおいて、次期レガシィが発表となった。スバルの屋台骨を支えるフラッグシップであり、絶対に失敗が許されない車である。

ミニバン(貨物)やコンパクトカー(コスト至上主義)全盛の、少しうさんくさいクルマが乱発されている今だからこそ、SUBARUには、時代に迎合せず、クルマの本質である「基本性能」を大切にしてきた独自路線を歩んでほしいものだ。

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初代レガシィが発表されて20年目にあたる今回のモデルは5代目にあたる。購買者に訴えかけてくるのは、なにはなくともまずスタイリングである。一目見て感じたことは、日産のV35型スカイラインに雰囲気が似ているということだ。

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特にサイドビュー、サイドウインドゥを走るメッキモールのラインなど、良く似ている。フロントマスクは、コンセプトモデルをより量産向きにマイルドにさせ、エクシーガにも通づる吊り眼型のヘッドライトだ。マッシブなフェンダー処理が印象的である。前後のフェンダーとも強調しているところから、おそらくはAWDをデザインに反映させたのだと予想出来る。

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かつての日本車は、細部の小賢しいディティールにこだわり、近づいてみると凝った作りなのだが遠目にみると存在感に乏しく、カタマリ感が欠如していたように思う。翻って今回のレガシィだが、全体的にみるとスカイラインと同様のコンセプト、つまり随分と海外を意識した、カタマリ感を意識したスタイリングとなっているようだ。腰高で、ガッシリしたスタイリングが好みの私としては、こういった日本車離れしたデザインは大歓迎である。

先代の面影を感じさせるのはわずかにフロントグリルのみで、リアビューなどはトヨタのようなクセのない、スッキリしたものとなっている。また、伝統のサッシレスをやめ、カッチリとしたサッシ付きのドアを持ち、ドアハンドルなどは今までのシンプルなものではなく、握って開けるタイプに改まり、ひとクラス上級の雰囲気、つまりBMW、アウディなどと比肩する「プレミアム感」の演出に力を入れたらしい事が容易に想像できる

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スカイラインは国内ユーザーの乗り換えに期待せず、ワールドワイドな方向に転じて、国内では成功とはいえないモデルとなってしまったが、スカイラインと同様、熱烈なファンが多いレガシィが成功するかどうか、見物である。

また、これはトヨタへのOEMもありそうな雰囲気を持っている。とくにリアまわりにその匂いがプンプンするのである。

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インテリアは木目を配した高級感のあるものに変わった。この辺にもトヨタの影がチラついているが、木目好きの私としては、冷たい感じで安っぽいアルミのパネルよりもこちらの方が好みである。スバル臭の薄いインパネではある

Zoom6058611c3892a43ca9b142f531b09e3 今度のモデルは待望のトランクスルーが装備されており、こういうことからも、走りに特化しすぎたB4の、ゆるやかで大胆な方向転換が垣間見えるのである。こういう装備は主としてヨーロッパで要求の高いものである。欧州のセダンはおおむねこういった装備を省かないのである。

P1 これがレガシィの先祖、「レオーネ」である。今回新型のレガシィを見て感じるのは、スバルも変わったなぁ、ということである。かつてダサい車の見本のようなクルマばかり出して、いたって普通の、穏健なクルマを欲する購買層から極端に敬遠されていたスバルから、プレミアムカー路線へのシフトである。スバルが嫌いな人というのは、結構この頃のダサいイメージ、安っぽいイメージを未だに引きずっている人が多いのも事実である。

セダンはともすると類型的になりがちで、デザインの自由度というのは割と小さいものだ。他社のモデルに埋没してしまう事にならぬよう、切に祈るのみである。

流行りすたりなどどこ吹く風、周りに流されない、ブレない男のスタンダード、それがレガシィなのだ。

11_002 というわけで今日のMYレガシィなのだが、まだまだ花粉の飛散は続いており、今日などご覧の通り。

11_003 天気もよいので、洗車することにしました。

11_004 サーっと拭いただけでもこの有様です。道路の煤煙よりも花粉のほうがはるかに多い。

11_005 いくらプレミアムな新型が出ようとも、BE5型は永遠に不滅です!(経済的な理由・・・泣)


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パンターD Sd.Kfz.171/ Panther ,Ausf.D

2009-04-05 22:26:40 | ドイツ戦車模型 完成品

パンターの初陣は、1943年7月5日から始まったツィタデレ作戦である。

この作戦は、前年のスターリングラード戦から押され続けていた戦局を盛り返し、再び戦いの主導権を握ろうとしてドイツ側が計画した、1943年度の夏季攻勢の出発であったが、パンターはまだ生産が始まったばかりで数も揃わず、また各部のトラブルが続いて実用性が確立されていなかったため、思うような活躍が出来ず、その後のパンターは実用性を高めるための改修と、戦訓による改修の両方を行うことになった。
このため、パンターの本格的な戦力化は1943年秋となったが、その後の東部戦線をはじめ、北フランス、オランダ、ドイツ国内の戦闘では主力戦車として連合軍を悩ませる事になったのである(略)
チェルカッシィ、ドニエプル河をめぐる戦闘やバルジの戦闘であげた戦果は、ドイツ軍にパンターが無ければ達成できたかどうか疑わしい。

戦局が不利になった大戦後半に出現しただけに、その活躍は地味で過小評価されているきらいがあるが、パンター固有の戦力は予想以上のものがあり、1コ大隊のパンターがよく数コ師団の敵の進撃を阻み、くずれかけた戦線を支えた1年半の成果は、よく検討すれば、パンターの驚異的な力が明らかになる。

パンターこそ、「第二次世界大戦最高の戦車」という、戦後連合軍から与えられた評価は、現在にいたるも変わっていない。
(ピクトリアル・パンター戦車より抜粋)

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ご存じの通り、クルスク戦でのパンターD型は打倒T-34として開発を急いだため故障が続出、本来の能力を発揮出来ず、この作例のように、ヨレヨレのベテラン仕様にはならなかったと思います。まるで戦争末期のようだ(笑)。

実はブログ更新を急いだため、完全な完成にはなっておりません。時間を見て継ぎ足し・修正をもう少し加えます。それはともかく、今回テスト的にスカート部のみ、エイジング(?)処理を施しています。アクリルの塗膜へアクリルの溶剤を塗り、引っ掻いてみました。完全に乾燥したアクリルの塗膜は思いのほか強く、エナメルの溶剤で溶かすのは困難でした。予想外の新しい発見です。今後の作品に生かせそうです。

スカパーで以前、「戦車TOP10」という番組があり、実物のパンターA型とパンターの元乗員が出ていたのですが、その元乗員のおじいさんがパンターに乗り、西部戦線で初めてM4を見た際、「一目見て楽勝だと思った」そうです(笑)。「でも数で負けた」とも言っておりました。・・・素晴らしきかな、孤高のドイツAFV。

PS:ブログ村のランキングを拝見すると、結構な数で自らの事を「おやじ」と称する方が多いのに驚かされます。まぁ、自虐的にそう言っているんだと思いますが、私自身も30代後半になりますが、自分で自分を「おやじ」なんて言うようになるのはハッキリ言ってゴメンです。

何かねぇ・・・認めたくないじゃないですか。「おやじ」である事を公言し始まったら、本当に「オヤジ化」してしまうスピードが加速してしまいそうで。

 

 


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パンターDのウェザリングその他②

2009-04-05 08:51:39 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

昨日あたりから、北朝鮮(北韓)のいわゆる「ミサイル」発射に関する報道が過熱の様相を呈してきました。

実は私は古くからの北朝鮮ウォッチャーで、最近はとんと聞いていませんが、若いころ(笑)はワールドバンドラジオ(短波ラジオ)でピョンヤン放送などを良く聴いていたものです。

前回のテポドン発射の時もそうだったのですが、今回もおそらくは人工衛星の発射なのは間違いないでしょう。

前回のテポドンは、「光明星1号」(カンミョンソン1号)という、れっきとした人工衛星(それもスプートニク並みの微笑ましいモノですが)で、ロケットの形状自体もおよそ弾道ミサイルとは考えられない、細長い形状でした。また、先端部分の形状も明らかに大気圏に再突入するノーズコーンではなく、なんらかの衛星を格納している丸っこい形状をしていました。その時は結局、衛星を地球の軌道上に乗せる事に失敗し、ブーストの段階で分解してしまったようです。その後北の発表では「軌道上に乗り、宇宙空間から金日成同士の歌を流している」と強弁していましたが。

やたら「ミサイル、ミサイル」と言いますが、現在の弾道ミサイルに液体燃料を用いるのはナンセンスで、ほとんどが固体燃料により即時発射態勢が可能な状態にするのが常識となっています。固体燃料は長期の保存が可能なかわり、燃焼効率は液体燃料の方が高いので、飛距離では固体燃料が劣ります。このため、人工衛星打ち上げに使用される場合、ロケットには液体燃料が使われます。

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しかし、ICBM(大陸間弾道弾)開発の経験が無い北朝鮮は、液体燃料を用いたミサイルを作っている可能性は否定できないでしょう。

液体燃料はロケットに注入を開始すると、注入したその時から燃料タンクの腐食を始めますから、発射を急がないと燃料漏れによるトラブルが発生しますから、発射が近いのは間違いないでしょう。

そういった、腐食の問題に加え、燃料注入に時間がかかるという欠点のため、現在の弾道ミサイルの多くは固体燃料を用いているのです。

それらの事を総合的に判断すると、今回もまた衛星の発射であると考えられます。目的は、国威の発揚です。

基本的に、朝鮮半島にかかわっている国には、北も含めて戦争をしたいと思っている国はひとつもありません。

何故かと言うとまず北は、戦争により特権階級が世界最高クラスの特権の全てを失います。韓国は、本音では経済的な理由で北との統一を望んでいません。中国も同様に経済的・政治的(難民問題)にマイナスと考えています。アメリカは在韓米軍が人質になっていますし、中東地域と違い戦争するメリットがありません。日本などは、戦争するだけの法律すら無いでしょう。いくら北が「宣戦布告だ」と言っても、それは自国民を引き締めるために国民に言っているのであって、周辺各国に向けて言っているのではありません。あの国にとって一番大事な事は「体制の護持」であって、南北統一でも駐留米軍の粉砕でもないのです。全て、特権を享受するための「引き締め」のためなのです。

日本は結局、TV画面に注目させるような、ワーワー騒ぐような「危機」「ネタ」が好きなんです。それを念頭においていれば、TVで連日「衛星の発射」の準備を、「ミサイル」と連呼し、イージス艦を「戦艦」と言い、ロケットとミサイルの違いも判らないキャスターやテレビ局のアホさ加減が判るでしょう。

第一、偵察衛星ではっきり判る場所でICBMの打ち上げ準備をする阿呆はいません。それに、1・2・3弾目の継ぎ目に独特のトラス型の構造物を持つ北のロケットは、旧ソ連の古い衛星打ち上げロケットを模倣しているのは明らかですし、ICBMとしては本体が細長すぎ、移動も困難でしょう。

ただし、弾道ミサイルと衛星打ち上げロケットのテクノロジーは本質的に同じだという事は間違いないでしょう。

戦後の日本には、基本的にリアルな安全保障などありませんから、軍事の事など全くチンプンカンプンな人間が報道を行っているのです。

TVでやっている事はホントの事、と考えている思慮深くない方は、報道を注意深く見て何が正しいかを判断出来る眼を養う必要があるでしょう。

※本日11:30頃、何かが発射されました。

さて、パンターですが過度の仕上げにより(笑)、完成を目前に制作が停滞しています。

001 D型のキャタピラは滑り止めパターンの無いものなので、シルバーを「描く」+「ドライブラシ」で擦れを表現します。

002 また、転輪のウェザリングも各部改めて行います。

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003 控え目に錆の表現を追加していきます。

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013 残るはサイドスカートのみ。金属部品なので、塗料の喰いつきを良くするため、スコッチブライトで傷を付けます。

015 何枚使うと見栄えが良いか思案中です。


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