ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

マイカーのインテリアについての考察

2009-01-23 13:10:03 | その他雑談系

スポーツセダンのインテリアについて考えてみます。ミニバンをマイカーにしてる方は飛ばしてください(笑)。前提として、同時代の自動車メーカーがそうであったように、私はバブル期のドイツ車に影響を受けています。それら80~90年代にかけてのドイツ車のインストゥルメントパネルにはある特徴があります。それは、「黒内装」「木目」「暖色系の透過照明」「富士山型のメーターナセル」などです。また、雰囲気としては男っぽい感じで、考え方としては当時の日本車・アメ車のような「クルマ=走る応接間」ではなく、「コクピット」として捉えている造形となっています。私はその考えに賛同していますから、当然自分のクルマにもそれを求めるようになります。インテリア創りの参考となった、まずはベンツから見てみましょう。

19026 ベンツ190 2.6。ステアリングはAMG純正のものです。

Abilityage_co_ltdimg600x42812316604 こちらベンツのEクラス(W124)。飽きのこない、まったくもって完成された造形だと思います。

Golandcoimg600x4501212588848okhaxw2 これもEですが、センターコンソールが違うバージョン。

W124_2 これもEですが、黒木目を使っています。

Dsc_4482 こちらBMWの3尻。ベンツとはまた違い、センターコンソールをドライバー側に向けた、コクピットタイプ。あくまで、ドライバーズ・セダンだ、という。

Deep9393img600x4001230356672acdkty3 これは5尻。横幅が広がった程度で、基本的な造形は一緒です。ただし、木目の面積は増えてきます。

Gen32069img600x4501230695233gxtlp_2 同じく5尻。奇をてらう造形はありません。大人っぽい雰囲気。

Abilityage_co_ltdimg600x41412284767 こちらオペル・オメガ。ドイツではファミリーカーでも黒内装なのがgood!

H_kojima0214img600x39912321018592vh こちらVWパサート。ここまでドイツ車を見てきた感じでも、ある種独特な「ビシッ」っとした感じが伝わったでしょうか?

Kirarasts850img600x4501231266516u91 かなり古いクルマですが、典型的なコクピットタイプを採用したインフィニティQ45。このころは、逆L字のデザインのインパネが一種の流行でした。同時期のマークⅡ、レガシィなどに見られます。

Pinball_71img600x4501232198179x0e4l 相似形のサーブ9-5。茶木目のバージョンもあります。

Gfxby381img600x4501232560486chhfgm1 同じサーブの9-3。サーブも独特のインテリアですが、ぬくもりを感じさせてくれるのは内装色が明るめだからかな?

Kkei9898img600x4501232358430wisprr3 じゃ、明るけりゃいいのか、と早計に考えると、このクラウンマジェスタのように、色のコーディネートがバラバラの、安っぽい感じになってしまいます。

Hide9284img600x4501232637385swknzg1 こちらアルファロメオ155。これも男っぽい雰囲気ですが、いまいちぬくもりに欠けますな。(嫌いじゃないけど)

Dh000011_2 これは私がかつてマイカーにしていたP11プリメーラ。ちょっとドイツっぽい?

010_2 現在のマイカー、レガシィB4のインテリア。上のプリメーラと比べると・・・似てるな~。ちなみにプリ・レガともに、木目パネルは自分で装着。どちらも逆L字タイプであることが分かります。このインパネ、とても気に入ってます。


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過去の作品~ズベズダ:BMP-1

2009-01-22 01:42:42 | 現用戦車模型 完成品

私はとにかくソ連の戦後世代のAFVが好きで、色々作ってきたのですが、その西側陣営とは違う形態に大きな魅力というか、秘密兵器的な妖しさに惹かれましたねぇ。ソ連製兵器の弱さは湾岸戦争で明らかになってしまいましたが、西側のカクカクした戦車よりも格段に模型映えがします。このキットは、その昔ドラゴンが発売していたものを、ズベズダが譲り受け自社ブランドで出していたものです。どこで買ったのか覚えてないくらいなので、相当以前の作品です。

016 車体後部にピストルポートがあるのは、この世代の戦場タクシーの特徴。砲基部上には「マリュートカ」対戦車ミサイルを搭載。64式対戦車誘導弾みたいなモノですな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

018 とにかく車高が低いです。そのために居住性が相当犠牲にされており、戦場では評判が良くなかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

020 「歩兵戦闘車」のパイオニアとして、ドイツのマルダーと並ぶ車輛です。搭載砲はたしか、 りゅう弾砲を発射する低圧砲だったと思います。で、敵のAFVはミサイルで迎撃するわけです。

 

 

 

 

 

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後部の出入り口。キャタピラを水上での推進に利用するため、後部フェンダーはフィン状に成型されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

027 水上での浮力を得るため、転輪は中空構造になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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028 ソ連製AFVの3色迷彩は独特なもので、参考資料を見ながら塗装を行いました。BMP-3も持っているのですが、そちらは製作未定。

 

 

 

 

 

 


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マルイ:モビルフォース ガンガル/ウォーカースーツM6タイプ

2009-01-21 22:05:11 | パチモン/類似品等、超絶バカプラモ

「ガンガル」で検索してここに来たひと、ごめんなさい。

検索でHITし易いよう、タイトルに「ガンガル」という文字を入れてますが、これは「ウォーカースーツM6タイプ」です。

過去ネットの掲示板で公開し、ささやかな反響があった作例です。これは元々「ガンガル」(のモチーフとなった「ロボット梯団シリーズ」)なのですが、バンダイの「ザブングル」キットをパクッて白バック背景でリニューアルされた、「ウォーカースーツ・M6タイプ」です。箱絵の感じもかっこいいのですが、ガンダムのあのトリコロールカラーならば一層映えるだろうと感じ、あえて箱絵とは違う配色としました。私のような直撃世代としては、リアルタイプ調(というか大河原風)に仕上げるのがお約束。デカールはガンプラ用のものを使用。各部に配された注意書きが、ウエポンとしての雰囲気を漂わせます。

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ゼンマイ歩行の際、胸部の機関砲が交互に後座するギミックがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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機動戦士・・・という雰囲気です。 ビームサーベルは、肩に直接挿し込んでいるのが特徴。モールドのみでサーベルは出ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

040 胸の穴ボコからはミサイルを発射することが可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ビームライフルを持って。どんなカスのような出来のキットでも、塗装次第でどのようにでも良くなります。

 

043 脇腹にゼンマイを巻くための穴があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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背面にはランドセルの代わりに、飛行用と思われる装置を背負っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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足の裏。

 

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箱絵ではこのような配色がなされています。当初このイメージで塗装をする予定でしたが、「ガンガル」自体が入手難のため、ガンガルの箱絵を参考にトリコロールカラーで塗装する事に。


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スバルで見た最近のクルマ

2009-01-20 21:58:36 | スバル車(新旧問わず)

スバルがWRCから撤退するという話です。しかしインプレッサWRXが新型に切り替わったとたんの世界同時不況ですからねぇ・・・・でもまぁ、一部アレな人を除いて、世間一般ではどーでもいい、話題にもならない事なんですね。しかし、今までのインプの固定イメージを払拭するいい機会とも言えるんじゃないんですかね。インプ=痛いヲタ車みたいなイメージもありますから。ちょっとそういう、極限られた世界(というか購買層)と距離をおいて、女性も乗りたいと思うような車造りに専念してもいいんじゃないでしょうか?

008 というわけでWRX。はぁ~・・・欲しいです・・・ツボを突いてくる佇まい。居住性も良いですしね!

009_2 かつての日産パルサーGTI-Rを思い起こさせますな。ヤンチャと落ち着きが、ギリギリでバランスしてます。

006 こちらエクシーガ。オデやストリームを買うような若いヤツは買わなそうな雰囲気(笑)。いや、誉めてるんですよ!3列目がカタカタする不良があるとも聞きますが・・・

001 内装の質感はインプよりは上。トヨタっぽいアイボリー内装よりこっちの方が好き。

004 フロアシフトなのがやはり、SUBARU。Siドライブいらないから、ATを5速にするべきじゃ?中は当然、広いです。

005_2 2列目。後方視界が良いのはスバル車の美点ですね。

007 軽にしては大きいな、と思ったらDEX。説明不要のアレのOEMですね。ステラっぽい雰囲気に整形手術されてます。エビちゃん効果はあったんでしょうか?

010_2 質実剛健を旨とするスバルディーラーに、これほど似合わないクルマも無い(笑)。まぁ、その辺はあまりツッコミを入れても仕方ないですが。

014 ただし、中が広いのには驚いた(笑)。本家は「まったりモード」とかなんとかいうギミックがあったと思いましたが、これはどうなんでしょう?

015 後席から。

011 このクルマのインパネも、決してクオリティが高いとはいえませんが、車格を考えれば充分か。雰囲気としてはデカイ軽自動車みたいな感じ。


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日本軍のTank 3式中戦車/97式中戦車改

2009-01-17 20:16:12 | ドイツ以外のWWⅡ戦車模型 完成品

松本零士氏の「戦場まんがシリーズ」に、「鉄の墓標」というエピソードがあります。どうあがいても米軍のM4に太刀打ち出来ない、日本の97式中戦車。砲弾はM4の装甲に跳ね返され、逆にM4の砲弾でボロ雑巾のように吹っ飛び、米軍戦車兵に「楽な戦争だよこれは・・・」と言わしめる。しかし秘密兵器・4式中戦車の試験運用を実施中の2人は、戦場で出会った2人の歩兵と共同して4式戦車を発進させ、勝てる見込みのない戦いへ向かってゆく・・・今見てもとても優れた劇画であり、少年だった私にはとても強烈な印象が残ったものです。私が日本軍の戦車に対して抱く寂寥感、それはこの劇画にルーツがあるのです。さて作例ですが、ファインモールドの3式中戦車タミヤの97式中戦車(改)です。当時の多くがそうであったように、私もトニー・グリーンランド氏の作例に影響されており、それプラス自分の編み出した技術を使って模型の作成をしていました。トニー氏に一番影響を受けたのは、「ツヤ消しのモデルは死んだモデルだ」という言葉です。私がサテンフィニッシュで完成させるようになって気づいたのは、「ツヤ消しだとスケール感が出ない」という事です。ツヤ消しか否かは議論があって、私も以前2ちゃんで論争をしかけた事があります。・・・・この話は長くなるのでこれで終わりにします。・・・つまり何を言いたいかというと、これから紹介する作品は、そういったトニー氏のテクニックの影響下にどっぷり浸かっていた頃の作品だという事です。

016_2 今見ると非常に稚拙な仕上がりで、恥ずかしい限り。エッジへのドライブラシがあるなど、古典的な作風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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土浦の武器学校で実際にM4とこれを同時に見たとき、「やっぱ戦争には勝てなかっただろう」と強く感じました。やはりこの辺が日本の限界だったんでしょう。大人と子供位、大きさが違いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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劇画の中でM4にコテンパンにやられてました。実際そうだったんでしょう。

 

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