昨年10月に腰椎椎間板ヘルニアの手術をしてから、約半年が経過しました.
術後しばらく(3週間くらい)は左足の痛みが全然解消せず、手術の効果はあったのだろうか...と、かなり不安だったのですが要するにそれは、飛び出したヘルニアに圧迫された神経が「圧迫された形のまま」だったからで、神経が元のカタチに戻るに従い、痛みは徐々に解消されていきました.
周りの人とヘルニアの話題になると、みんなヘルニア持ちであるにも関わらず、放置したままの人が多いようです.
若い頃から発症したまま、そのままにしている人達の理由は様々なんですが、良く言われるのは「ヘルニアは手術しても再発する可能性が高い」と考えている人が結構、居る事です.
手術を経験した僕も、それは一面で同意するところです.
というのも今現在は、ヘルニアで苦しんでいた左足の激痛が全く解消されているのですが、仕事などで少しだけ重い物を持ち上げた翌日は、やはり小さな腰痛、足の痛みが起こる点です.
手術で椎間板の一部を切除し、椎間板の容量というか容積というべきか、確実に減少しているワケで、今後椎間板が「つぶれやすくなる」、「再発する」という実感が、その軽い腰痛によって想起されるのです.
まだ腰痛など持っていなかった時には何でもなかったような事でも、軽い腰痛・時には足の軽い疼痛が起こる時があります.
その時なんですが、以前は左足に痛みが出たのですが最近の傾向としては右足に痛みが出てきます.
何かを持ち上げる際は、かなり姿勢に注意していても、です.
ようするに手術したから痛みが「完治」したとはいえ、以前のような状態~椎間板に充分に水分があり、「中身がみっちり詰まった状態」には戻らない、という事です.
意識して腰を使わないように生活しているので、腰回りの筋肉というか筋というか、そのあたりはいつも、突っ張ったような違和感があります.
そんなワケで腰をいたわるあまり、長年浮沈を繰り返しながらも続けていた空手からも足が遠のいている状況です.
こちらに赴任してきてから一度だけ稽古したのですが、突きはともかく瞬間的な腰のキレを使う蹴り技などはもう、情けないレベルにまで劣化しています.
手術後、体の柔軟性が一度リセットされてしまった、というのも要因としては大きいです.
前蹴りや膝蹴り、後ろ蹴りなどの直線的な蹴りはまだしも、インパクトの瞬間に腰をキュツと切って食い込みを入れる回し蹴りなどはもう、自分の中では捨ててます.
結局、手術後に再発するというのは、「治った」ような思い違いをして以前のような身体操作を行った際に起こるのではないのでしょうか.
手術で「治った」わけではなく、「一時的に眠っている」状態と考えたほうが良いでしょう.
これから増々、加齢により関節のあちこちにガタがくる事を考えると、無理は禁物です.
こちらへの引っ越しの際、荷物を4階の部屋まで繰り返し運んだのですが、その後手術した部位が卵を半分に切ったような感じで膨れ上がり、傷口が少し開いて、痛みがしばらく取れなかったという経験があり、それ以来モノの持ち運びや姿勢にはかなりナーバスになっています.
極端なハナシ、腰一発で職を失うリスクも考えられますから注意が必要ですね.
サラリーマンも結局は身体が資本なので.
僕の場合、とりあえずこの激痛から解放してくれ!という想いが先に立っていたので、再発云々の事は判っていましたが手術に踏み切り、現在痛みの無い状態でいられるわけなのですが.
一度ヘルニアになったら、真の意味で元には戻りませんが、繰り返し痛み止めを飲んだり牽引治療を続けるよりは良いと思います.
ただ、僕も手術前に色々調べたのですが、内視鏡手術やレーザー治療は、身体への負担が少ないかわり、目視で確実に行う伝統的なヘルニア切除術と比較して治療法としては劣るようです.
ネットで「日帰り可能!」なんて怪しげな宣伝をしているクリニックは要注意といえるでしょう.
ちょっと面倒なんですが、かかりつけの病院から大病院への移管→手術という流れが一番間違いのない手順でしょうね.
こんなの嫌ですね、加齢というものは...
ちなみに僕の大好きなドニーさんもヘルニア持ちなんですが、あの年齢でよくも...と思わせるアクションで、僕を勇気付けてくれています↓
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YouTube: 映画「導火線 Flash Point」 日本語字幕入り 予告編
これの劇中で着用しているレザージャケットが格好良くてメッチャ欲しいんですが・・・なんと海外のサイトで販売されています.↓
http://www.celebswear.com/products/Flash-Point-Donnie-Yen-Jacket.html
欲しい...が、買い方が判らん!(カードとか持ってないし)
国内で購入出来る店・情報などありましたら御一報ください.
入手出来たら着用して僕も暴れます.