神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

右岸の用水

2016-01-21 07:20:00 | 妙正寺川2

 明治初めの→ 「下井草村絵図」→ 「東京近傍図」を見ると、沓掛、清水両用水は途中合流して妙正寺川に向かう、現在確認できる流路のほか、清水用水の右岸流が東に向きを変え、そのまま妙正寺川の右岸を流れ、間の水田を灌漑しているのが分かります。こちらも区画整理時に付替えられましたが、今回から数回に分けて、その痕跡をたどってみます。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 現在は失われていますが、「区画整理後路線図」には、ここで左折し50mほど北上、さらに右折して東に向かう水路が描かれています。

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    2. 科学館の南側の道路です。水路はこの左手を並行、遊歩道となっている本線とクロスします。

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    3. 沓掛小学校のキャンパスで中断します。同校の開校は昭和28年(1953年)、井草田圃の一角を造成したものです。

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    4. 沓掛小学校の東側です。すぐに次回テーマのもう一本の右岸流とクロスします。

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    5. 道幅の変化から道路左手に水路があったのが分かります。右折して妙正寺川(上松橋)に向います。