神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

阿佐ヶ谷支流4

2016-09-21 06:41:43 | 桃園川1

 釣堀の南縁沿いに西に向かう通りは、杉並七小キャンパスに突き当たって中断するまで、カラーブロックや、コンクリート蓋、車止めなどの水路の痕跡をとどめて、およそ300m続きます。「杉並の通称地名」(平成4年 杉並区教育委員会)によると、釣堀周辺の田圃は阿佐ヶ谷田圃と呼ばれ、昭和初期まで存続したようです。とすると、→ 「阿佐ヶ谷村絵図」にあるように、このあたりまで二流の並行が予想されますが、描いた地図類は未見で、痕跡も残されていません。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 川端通りから入った右手が釣堀です。この日は定休日(毎週金曜日)でした。

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    2. 釣堀の先で、左右に細かく蛇行しながら西に向います。水路は通りの右手を並行していました。

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    3. 車止めの先に道路に沿ってコンクリート蓋が出現、もっとも水路の痕跡を残すところに差し掛かります。

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    4. 鉄板やコンクリート蓋に覆われた水路跡が、道路の右手を100m弱並行します。

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    5. 水路単独と思われる車止め付きの狭い路地の入口が見えます。「この先、行き止り」と書かれていて、先行き不安ではありますが。