穴原温泉 元湯 富士屋旅館 ＮＯ４５６

導専の湯を出て，さらにもう一軒。初めて行きます，穴原温泉。飯坂の町を抜けて奥へ進むこと約２キロ。
飯坂一熱いと言われる天王寺穴原湯を右手に見ながらさらに左に進むと，旅館が数軒の小さな温泉地穴原温泉がありました。
その中でも，ひときわ異彩を放つ廃墟チックな温泉旅館・・・富士屋旅館さん。

何と玄関の扉の外にスリッパが並べられています。先客が５名くらいいそう。予想に反して賑わっています。

田舎のおばあちゃんの家に来たような，ロビー。女将さんがお客さん？と談笑中。５００円を払うと，「今日は混んでいるから，部屋風呂を使ってください。」と案内されました。へ，部屋風呂？ロビー左手を進んでいくと･･･。

１３号室へ案内されました。も，もしやここは冨士屋旅館さんのスイートルーム？

中にはいると，脱衣所兼部屋のたたき？じゃない玄関スペースがある。おそるおそるふすまを開けると，広い！
二間続きの大きな部屋。コタツがイイ！

玄関スペースというより，ほぼ脱衣所。洗面台・２段の脱衣籠，ドライヤーもあり。木製のレトロな扉を開けると，

ギャー渋い。昔ながらのタイルで作られた一人サイズの浴槽。女将さんが，熱かったらうめる水が桶にあるからと言っていた。あ，このケロリンの桶のことか。

４５度くらいはありそう。ちょびっと加水し，あとはケロリン一杯を投入して･･･

ざぶーん～ああいい！飯坂のお湯よりもツルツル感が強く，ほんのり湯面からタマゴ臭がする。

浴室一杯にお湯が溢れる～贅沢な時間。

ケロリンは２杯。最初の加水だけで熱さにも慣れ，ちょっと熱めの穴原のお湯を堪能しました。

シャンプー・ﾎﾞﾃﾞソも完備。

それにしても，渋い。天井も低く，低身長のデビャにはぴったりだが，背の高い人には圧迫感があるだろう。

かなり体もあったまり，満足して帰ろうとすると，途中でザバザバ音がする。これは･･･大浴場かな？人が居たので遠慮しましたが，ここには有名なアールデコ調？の大浴場があるだ。（混浴？男子用かも）

途中、婦人風呂も見付けました。

いやいや，こちらも渋い。こっちのお湯も味わいたかった。今回は部屋風呂だけだったので，次回チャンスがあったら，こちらの婦人風呂や大浴場も入ってみたいな～。次回の宿題だ。飯坂もいいけど，穴原温泉気に入りました。

帰り，福島と言えば円盤餃子！照井の南矢野目店にて。ぱくぱく。店の雰囲気ががらっと変わって，オサレ感満載になっており，びっくり。