仕事での障壁「～だからできない。・できる。」-資格至上主義社会

今勤めている病院施設で面白いことが私の身の上で起こっている。

今日、勤務するグループホームは生活支援員として勤務するので、

いろいろ入居者さんの相談事や話を聞くこともよくある。

ちなみにこれは無資格である。

明日勤務する病棟のケアワーカーは掃除や患者さんの

身の回りの住環境を整えるだけである。

よって、相談業務などは受け付けない。

では、病棟で誰が相談業務を請け負っているかというと、

これがみなさんバタバタしていてそれどころではなさそうである・・・

先日、私が病棟勤務でお部屋を掃除していて、掃除しながら患者さんと話しをしていて、

不安そうにされていたので、話しを聞くと核心には触れようとはせず、

「どんどん、過ぎてしまったことを言わないままにしておくのが怖い」とのことだった。

私は思わず聞いてしまったが、患者さんは

「担当看護師さんに言わないでほしい」とのことだったし、

私も看護師さんに言えば、「なんで、そんなこと聞いたんだ！」と、

言われることは必定だった。

その日は、たまたま臨床心理士さんとの仕事の振り返りだったのでその事を話すと、

難しいことだが、積極的に聞くのは問題なのではないか？

というようなニュアンスだった。

私に資格が無いばかりにこんなことになっている訳だが、

そもそも、資格なんてこの場合必要なのか？

前にも書いたが、近所のおばちゃんに相談しに行くときに、

その近所のおばちゃんは『有資格者』であろうか？

そんな話である・・・








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