小学の頃、歴史好きで子供向けの「まんが 日本の歴史」を15巻くらいのやつをコツコツ勝って揃えました。中学まで好きだったのですが高校は学問どこではなく、スポーツばかりやってましたので…
興味のある本を読み漁っていて、最近は「日本史」に遡上してきたわけです。私がまんがで歴史を学んでいたときには「観応の擾乱」なんて文言はなかったのですが(見落としている場合アリ)、BS NHKで「英雄たちの選択」でも取り上げられていました。ん~いつから「観応の擾乱」なん?
知らない方のためにザックリとストーリーを…
鎌倉幕府が後醍醐天皇の命により様々な武将が立ち上がって、最終的には新田義貞が鎌倉に攻め込んで滅ぼしたわけですが、国内の混乱は続いて足利高氏(高氏)が後醍醐天皇に反旗を翻して、後醍醐天皇側(南朝)の新田義貞、楠木正成、後醍醐天皇の子供たちが足利側(北朝)と戦っていき、南朝は劣勢になり新田、楠木は亡くなり、そして後醍醐までも崩御してしまいます。これでほぼ室町幕府が成ったのですが、尊氏自体は「ほぼ隠居状態」で実務は弟の直義(ただよし)、高師直がおこなって行くわけですが、両者が対立していくこととなり、さらなる戦乱が起こっていくわけです。まっこんなところで…
本書を読んでいても政権、主導権が代わる代わる入れ替わったり、尊氏が急にやる気になったり、単純な人間関係などはないのですが本書にはこの時代、権力争いならではのやりとりが書かれておりますので一読ください。
ん~この本読まずに死ねるか!!(久しぶり?)
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