「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

空蝉の精神世界へのいざない『私の人生が波乱過ぎて・・・』と、よく聞かれる

2016年05月01日 23時45分25秒 | うつせみの精神世界への誘い
過去に大変な思いをされて、心を痛めた方々は時に調子が悪くなると、

思いを過去に馳せて、「なぜ、私だけこんな目に遭うのだろう」と思いがちです。

私もその一人ですが・・・。

経験から考えると、「ある一定の期間」は、考えの向きを帰るのは難しいと考えます。

この「ある一定に期間」は、グルグル頭の中を巡っているだけで行動に移すのは難しいのです。

例えば、「話す」という行為でさえ、相手のリアクションを考えてしまい躊躇してしまいます。

ですが、グルグル考えるのもMAXを超えると言わざるを得なくなります。

そして、時に他人から見て「独りよがり」とまで取られるぐらいに

『私の人生が波乱過ぎて・・・』と、口にのぼせ上がってしまうのです。

それは、過去にダメージの深さを物語っているのかもしれません。

専門家に寄れば、それは「心の脆弱性」、

つまりは、それぞれの心がどれだけ強固か脆弱かという個人差によって、

現れ方が違うというのです。

しかし、当事者側から言わせていただければ、

「ただ一人の個人に、二度三度と訪れる災難・不幸」は、

『私だけが、不幸・・・』と、一時的に思っても致し方ないところはあると思うのですが。

私同様、この「身の不幸」から抜け出そうと、もがき・あがいています。

もしくは、その行為も止めてしまい、

「ただ、あるがままに・・・」と、過ごすのも良いのかもしれません。

今までの話しで言うと「私だけが!私だけが!」というのは、ちょっと見苦しいのかもしれません。

逆説的に言えば、「人間らしい」のかもしれませんが・・・。

人間が人間を脱する生き物であれば、自省すべきでしょうね。






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