「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

日々仏滅 「私がブログを始めてから…昨今の精神障害を抱えるフォロワー万単位の『カリスマユーザー』を考える」

2023年04月24日 21時37分34秒 | 日日是佛滅
私は2005年9月16日~ブログをやっているようですが…。
2023年4月24日現在で『6431日=17年226日』ということになるそうです。
当初は本の紹介というか「この本読んだよ!」と言う報告で紹介なんかしていませんでした。それがだんだん事故後の後遺症が出てきて時には正気を失って書き散らしたことも多かったですね。一時期は毎日更新していましたが有名になりたいわけじゃ無し、というか「自己満」で書いているので他人がこのブログを読んだ感想なんてどうでも良かった。「あぁ書いてるね」という程度で良いのです。
ですが、この精神疾患者やその後家族からの感想をいただいたりすると、またそれはそれで「こんなもんでも誰かが見てるんだね」という肯定感みたいなものを感じたりします。ですが、基本的に「自己満」です。「他人満」ではないのでブログを見て嫌な気持ちになった人がいれば、その時点で以降見てもらわなくても全然気にしておりません。「X000人の方が見ています」なんて報告が上がってくるのですが「ふ~ん」と言う程度です。そんな気持ちなのでその時から1/10ほどになったようです(笑)一つの要因として考えられるのは空手の記事を全く書かなくなったことでしょうね。もうできる体じゃないしね。「精神疾患者の記録&日々思うこと」だけでは閲覧数や閲覧者数なんて増えないのです。

今はSNSが発達してもてはやされる一部障害者も居ますが、それはほんの一握りで多くの方は『蚊帳の外』の存在です。

やはり、精神疾患界隈でいろんなSNSをやっている人を見ていると、他の健常者が発信しているようにネタ切れに焦って似たような企画をやってる。「私は精神疾患でこういうことあって、悩みを受け付けますよ!」とか、さらに突っ込んで「有料相談室」なんてやっているのを見てると「結局、金目当てか」と感じて潮が引くようにフォロワーが激減する傾向があるようです。そりゃそうだよな、と思う。私も何年も前にそういうことをやってみようかな?と思ったのですが、自分の経験はあくまでも私だけの経験なので人の悩みを丸抱えして相談にのるなんて参考になるか解らないし、精神疾患者としては人の悩みも抱えるなんてリスキーな話しです。数千か数万か解らないけど「ちょいカリスマ精神疾患ブロガー」みたいな人を健常者が引っ張り込んで事業をする人もいるようですが、やっぱり「~こういうこと始めました!有料だけどみんな来てね!!」って、端で見ていると「君、利用されているだけでしょ?」と思うし、障害者が他の障害者をフォローするためには、相当な体調の自己管理をしなければならないし、私が以前の職場を途中退場するようなことをすると被支援者の期待を裏切ったり回復を妨げたりする可能性が出てくるから責任は重い。SNSでやってしまうと責任の所在も曖昧になってくるし、逃げるっていうことも容易いと思う。