まぁ多分以前と同じ事を書くと思いますが・・・_(._.)_
職場で話しをしていたのですが、(とはいっても持論を展開していただけですが)
今、障害者が「就労」しようと思うとステップがありまして、
「B型就労支援事業所」→「A型就労支援事業所」→「就労移行支援事業所」
そして一般企業へ「障害者就労」として働いたり、もしくは「クローズ」して
同僚や上司、企業に障害者であることを隠して就労する場合もあります。
障害者であっても「特殊技能」を持っている方は健常者同様の給金をもらったり
しておりますが・・・。
今回、取りあげたいのは「B型就労支援事業所」、「A型就労支援事業所」です。
殊にB型からA型事業所にステップアップすることは稀です。ハイ
B型はお仕事もするのですが無給に近く「通所する訓練」のようなもので、
要は「朝起きて働く拘束時間内を居ることが出来る訓練」の様なものです。
A型はある程度の給金は出て「働いた実感」も得られると思うのですが、
しかし、次の「就労移行支援」という一般企業とマッチングしてくれる所に
行ける人は少なく、また就労移行支援事業所でも一般企業に就労出来る方も
最近は少ないと聞いております。
ではでは、なんで「就労支援事業所」があるのか?
その元は「第3次安倍第1次改造内閣 」で『一億総活躍社会』というのを
打ち出して、Wikipediaから引用しますと・・・
「女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、
障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、
誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会」ということなのです。
これは「深刻な労働者不足」が見込まれることを背景として打ち出されて
私の解釈で言うと・・・「健常者であろうと障害者であろうと『働かない』
という選択肢を選ばせない社会」ということで、今の「通所することに意義がある」
と言う風な間違ったメッセージを醸し出していると思うのです。
また、失礼かも知れませんが「『働ける』という幻影を見せつけている」
といってもよいと思います。
政府を始めとしてそのような雰囲気を出されると、障害者の現状として
「自宅に居てもらっても・・・」という背景があるので世間が乗っかった
感じだと思います。
今日の肝は「世間が地域に障害者が居ても自然な社会」と
「障害者が働かなかったり、通所しなくても許される社会」をいかに
作っていくか、と言うことだと思います。もちろん、障害者が「働きたい!」
と思ったならば、職業訓練や就労の機会があるのは当然として・・・。
今まで障害者は地域から排除された存在でありました。そうでなくても
陰口を叩かれたり、隠された存在であったり、怖がられたり・・・(T-T)
てめぇ~ら(健常者)だって大した人間じゃネェだろ!?
おっと失言。