「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚の説教 「なんだか世の中かが危うくなってきているような気がして・・・」

2019年12月28日 19時36分47秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
いわゆる「SNS万能(幻想)」の世の中時代にあって、
発信者の間違いなのか、本心なのか解りませんが、
ずいぶんひどい言葉が飛び交っているように思います。
私は自分のアカウントでしかあまり発信しないのですが、
時々、fbの中のグループ内での投稿に口を出そうモノなら
最初の発信者は自分の領域を侵されたかのごとく徹底的に抗弁しますね。
(恐ろしっ!)

私は以前から読んでいただいている方はご存じのように『(精神)障害者』なのですが
SNSの世界ではよく非難、差別の対象になります。
特に今の世は「優生思想」がなんの躊躇もなく口に出る世の中です。
「そんなこと私は言わない」って言った人!言わないまでも思っているはずですよ!!
最近の妊婦さんが高い割合で行うと言われる「出生前検査」。
その検査を受けて“なんらかの障害がある可能性がある”との診断を受けた場合、
7~8割のカップルが中絶すると言われています。これを持って「優生思想」と
言わずして何でしょうかね!?
そのようなデータは「その人の差別意識」を如実に表していると私は思います。
このようなこと言うと「お前は子どもを持ったことが無いからそう言うのだぁ!」と
言われるかもしれません・・・。

さてそうでしょうか?

『差別意識』というのは、おそらくみなさんにあるモノと思います。
その『差別意識』を自分の中にあることを認めて
それを戒めてこその知恵ある人間かと思います。