


京都にはよくありがちな話なのですが、
戦火で御所が焼けて仮御所を置いたお寺が結構あります。
その後は、天皇の皇子で継承者に成り得ないお方の引き受け先として
成り立っていくのであります。
そういうお寺は菊の御紋を使われる事を許されたのですね。
ちなみにどのお寺も天皇家から住職(法親王)を出していたのは
明治時代までになっています。
時代が許さなかったのでしょうか?わかりませんが

聖護院門跡の宗派は修験宗であります。わかりやすく云えば
山伏さんですな、これは渡来してきた仏教と日本古来の山岳信仰が
合わさったものでこの形は日本独自のものです(多分)

並んで立っているのが



幟にも『五大力尊』の文字。本尊なんでしょうな。
ここは、今万能細胞で有名になっている京大病院の裏にあたります。
両寺の道を東に向かうと金戒光明寺(黒谷さん)があります。
秋には紅葉が見ものです。京都にお越しの際は是非
