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小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

ガーデニングに家庭菜園。旅行に釣り。カメラ、パソコン、太陽光発電、読書、ブログ・・・・。第2の人生は忙しい!

ベトナム旅行記(8) 世界遺産ミーソン遺跡

2012-01-14 | 旅の思い出

昨年8月のベトナム旅行記~その8~です。

8月13日は、朝食後に車で世界遺産のミーソン遺跡へ行きました。
ホイアンの市街地からは南西に約45km離れていて、車では約1時間かかりました。
ミーソン遺跡は、ベトナム中南部に2世紀~17世紀に栄えたチャンパ王国の宗教寺院遺跡です。
中国の影響を強く受けてきたベトナム北部の王朝とは異なり、チャンパ王国はインド文化の影響を強く受けています。
ミーソン遺跡はチャンパ王国の聖地で、レンガ造りのヒンズー教伽藍が13世紀までにたくさん建てられています。
チャンパ王国の支配民族ははっきりしないそうですが、現在のベトナムの主要な民族(キン族)とは異なるそうです。
チャンパ王国は海のシルクロードの中継地として栄え、マルコポーロなどもこの国ことを記しているそうです。
また、日本とも交易があり、正倉院の宝物にもチャンパ由来のものがあるそうです。

20世紀最初にフランス人により発見されましたが、フランス植民地時代の盗掘により多くの美術品が奪われています。
また、ベトナム戦争時にはアメリカ軍による空爆を受け、多くの遺跡が破壊されています。
現在、国際的な支援で遺跡の発掘と補修が行われています。

 


ミーソン遺跡の案内図 A~Hのグループに分けられている。
現在残っているのはB,C,Dの3グループにある約20の遺跡とか。

 


荘厳なレンガ造りの伽藍群。圧倒されました。

 


欧米人の観光客も多く、現地ガイドの説明を熱心に聞いていました。

 

 


レンガ造りの建物は、しっくいなどの接着剤なしで積まれているなど、チャンパには高度な建築技術があったそうです。

 

 

 

 

 


特にこの建物が印象に残りました。

 

 


インド文化の影響らしく像のレリーフ

 


遺跡の中の展示物

 

 

 

 

 

 

 


建物の下部の彫刻。顔が切り取られています。

 

 

 


修復中の遺跡。



 

 


破壊された遺跡

→ ベトナム旅行記(9)へ

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ベトナム旅行記(7) 世界遺産ホイアン旧市街

2012-01-14 | 旅の思い出

昨年8月のベトナム旅行記~その7~です。

8月13日の午後は、世界遺産に指定されているホイアンの旧市街を見学しました。
ホイアンは、ベトナム中部に栄えたチャンパ王国時代からの古い港町で、16世紀末以降、国際貿易港として繁栄したそうです。
その頃、朱印船に乗った日本人もたくさんやって来て、日本人街もできたそうです。
来遠橋という橋は中国風屋根付きの橋ですが、1593年に日本人が建設したと言われていて、「日本橋」とよばれています。
華僑も多く、広東会館などの立派な集会所がいくつも建てられています。
古い街並みは、ベトナム戦争時代に破壊されることもなく、当時の繁栄ぶりを今に伝えています。
ホイアンは、街の様子も食べ物も、土産物も、とてもすてきな街でした。



シクロで旧市街を見物


来遠橋(日本橋)

 


日本橋の中

 


ベトナムの新婚カップルが記念撮影していました。

 


「フーンフンの家」
200年前に作られた貿易商人の家で、ホイアンの独特な邸宅建築の一つ。

 


「海のシルクロード博物館」の展示品 当時の貿易船

 

◆福建会館(福建省出身の華僑集会所)


福建会館

 

 

 

 

 

 

 


絹刺繍の製造直売店です。
ホイアンは絹の工芸品でも有名だそうです。

次回は、世界遺産ミーソン遺跡(チャンパ王国の聖域遺跡)を掲載します。

→ ベトナム旅行記(8)へ

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