かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

ガウル

2015-12-13 06:07:52 | 動物・植物
今回の金沢動物園行き、ちょっとがっかりしながら “ インドサイ ” の所を撤収して
帰路へつくと、サイからふたつめの所で私の足はピタリと止まります。

な、なんと “ ガウル ” がすぐ目の前に ・・・
“ ガウル ” ?  聞いたこともない名前でしょ。
別名の “ インドヤギュウ ” と聞けばなんとなく想像できると思いますが、アジアに
生息する野生の牛で、その大きさは最大級。 金沢動物園は 「 世界の希少草食
動物を中心に飼育 」 というテーマを持つため、このような珍しい動物にも逢うこと
ができるのです。

私が驚いたのはこの “ ガウル ” 、いつ行っても遠くにポツンと休んでいるだけで
とてもスケッチできる状態ではありません。
比較的新しい 『 金沢動物園 』 や 『 ズーラシア 』 は古い 『 野毛山動物園 』
などと違い動物の居住スペースが広くとってあり、動物達が少しでも暮らしやすい
ようにと配慮がされています。 が、それは逆に絵描き泣かせでもあり、この
“ ガウル ” のような臆病な動物はいつも遠くに居てなかなか観察することが
できません。 しかも、 “ ガウル ” は現在日本にはこの一頭のみ ・・・ 
それが目の前に ・・・



あわててクロッキー。
雌ではありますが、近くで見るとすごい迫力、そして綺麗。
名前がまたいい。 「 イチゴ 」 ・・・ 一期 ? まさに “ 一期一会 ” 。
本当は “ イチゴミルク ” の方のイチゴだとは思いますが、勝手に解釈して感動して
参りました。 

あぁ、やっぱり無理して来てよかった。
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金沢動物園へ

2015-12-12 04:29:14 | 動物・植物
先日、 『 金沢動物園 』 に取材に行きました。 金沢動物園は横浜市の南に位置する
“ 金沢区 ” にある動物園。
横浜でも最も高い丘陵地を削って開かれた動物園ですので



見晴らしもよく、動物園を含む一帯が大きな公園となっており、天気が良ければ
一日ゆっくりハイキングをしながら自然を満喫できるところです。 ( 今日は残念
ながら今にも泣き出しそうな天気です )  遠くに金沢市の中心部、東京湾、野島、
夏島などが見えています。



現在動物園内では美術大学の学生さんの動物をテーマにした作品が点在、
これらを見ながら園内を巡るのも楽しいです。
が、今回は取材で時間も少ないとあって私は目的のアジア・ゾーンに一直線。



早速 “ タンチョウヅル ” がお出迎え。 綺麗です。色もフォルムも。 
自然の中で羽ばたく姿を見たらその感動はいかばかりか ・・・ と思いつつ
今回はスル―。



“テナガザル ” さん 来年の干支です。 あー、年賀状 ・・・ と思いながら
スル―。 ごめんねまた今度。 

で、やって来た所は “ インドサイ ”の所 。 さぁ、 『 キンタロウ 』 さんと
勝負じゃ!  と息まいてはみたものの ・・・ 本人は全くやる気なし。
少し草を食みに来たとおもったら、すぐに端の方に消えてしまいます。 そう、
実は隣りに奥さんと昨年生まれたばかりの息子さんの部屋があり、家族思いの ?
キンタロウパパはそちらが気になって仕方がないのです。



で、見えるのはお尻ばかり ・・・
( 実はお尻側からのサイは大変面白く、興味ある造形ではあるのですが ・・・ )
寒いし時間ないし、焦りながらのスケッチでは当然上手く行くはずがありません。
それでも出てきた時を狙って手早くクロッキーをし、写真を撮り ・・・



今回はちょっと無理しすぎたかな ・・・
と思いつつあたふたと道具を片付けたのでした。

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サンタの奥さん

2015-12-10 03:31:07 | アトリエ
アトリエのこども教室での “ サンタクロース ” 作り。 
NI ちゃんはちょっと趣向を変えてその奥さまを作ることに。
あのやさしいサンタさんを世界へと送り出す奥さまなんだからきっといい感じの
おばあちゃん ? 
と思ったら ・・・



うわぁ、めまいが ・・・ NI ちゃん、いったい最近なに見たの ? 
でも作ってみましょう。 ( 作るんだ )



ビンが胴体なのでローラースケートの足は我慢するとして、針金で大きく広げた
手を作ったら、それに紙粘土で肉付けを



思ったよりかわいい ?



彩色したら、服を着せて、持ち物を作り



じゃん、完成 !

立体の方では途中、作れるもの・作るもの、と出来ないもの・作らないもの、を選択しながら制作したため、無駄なものが無くなりすっきりした印象に ( アクが弱くなったのはちょっと残念な気もしますが ・・・ )
それでもピンクのアイパッチ、手に魔法の枝 ( 呪術に用いるらしい ) と唐草模様のプレゼント、肩からは 「 小・中・高・大、すべての学業を4時間に 」 と書かれたタスキ。 ( 流石、サンタの奥さん、子供たちの為に日夜頑張っておるのですね。 )
楽しい独自の作品が出来上がりました。

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硝子絵馬展 ・ 遊展

2015-12-09 04:00:15 | 展覧会
展覧会のご紹介です。
横浜、関内にあります画廊 『 楽 』 さんにて “ 硝子絵馬展 ” と“ 遊展 ” が始まっています。



“ 絵馬展 ” は1階の 『 楽 Ⅰ 』 で。
例年は普通の木製の絵馬に描いていましたが、今年はガラス製、私は残念ながら
出品できませんでしたが、それぞれの皆さん、個性あふれる作品が並びました。



正式な硝子絵として捉え、裏面から制作している方もいますが、全く自由に表面に
描いたり、コラージュしたり。 一見の価値ありです。
また2階の 『 楽 Ⅱ 』 は



“ 遊展 ” です。
こちらは日本画、油絵作家によるグループ展。
100 号から小さな作品、屏風仕立ての作品などが並びます。 是非。



どちらも 13 日 ( 日 ) までの開催。
11:00 から 18:00 。 最終日は 16:00 までとなっています。

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毛糸を使ったリース

2015-12-06 06:09:17 | アトリエ
サンタさんの後はやっぱり クリスマス・リース も作らなきゃ !
アトリエのこども教室、以前に制作したことのない生徒さんはリース作りにも挑戦。

まずはイメージをスケッチした後、リースを飾るオーナメントを紙粘土で作ります。





一週間開けて乾燥した後、アクリル絵具で彩色し、ニスで仕上げました。 
かわいい飾りがたくさん出来ましたね。



リースの本体です。 今年も制作しやすいスチレンボードをドーナツ型に切りぬき、
絵具で緑に彩色したものを使います。 ただ、例年と違うのは、



彩色した上から毛糸を巻く装飾を加えました。
毛糸を巻くことにより、絵具で出来たムラや汚れが気にならなくなり、毛糸の隙間
から見える下地の色との響き合いも生まれることを期待しました。



毛糸はさらにクリスマスを象徴する赤と白の糸を加え、その上から



オーナメントを貼り付けました。 
小さなものはボンドで直接、大きなものは穴を開けて手芸用の細い緑のワイヤー
で結びました。



完成 ! 一番のりは絶好調 !  EM ちゃんです。

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粘土でサンタさん

2015-12-02 07:46:30 | アトリエ
12 月に入り街はクリスマス・モード一色に。 
教室でも低学年生は自分の思い描く サンタさん の姿を作ります。



はじめに絵を描いて印象を固めたら、
小さめのビンを胴体に針金で手の骨組を作り上から紙粘土を貼り付けます。 
紙粘土は細く形の作れるものを用意しました。
絵具で彩色した後、布 ( 今回はフェルトです ) で衣装を作れば ・・・



サンタさん の出来上がり。
ちょと首をかしげた所がかわいいサンタさんは EM ちゃんの作品です。
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