かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

プラバン試作 ①

2016-05-14 04:43:00 | アトリエ
“ 母の日 ” にカーネーションの花に添えてお母さんに贈ったのはアクセサリー。
今回は “ プラバン ” で作りました。
「 プラバン 」と聞くと「 七宝焼き 」などに比べるとなにか簡単すぎてちゃちなイメージが
あったのですが、色々な本を見てみると、なんと大人でも十分楽しめる造形要素と素敵な
作品が ・・・ 早速、挑戦してみることに。 今日はその試作の時の様子。



用意したプラバンは3ミリ厚と3.5ミリ厚。 
完成作は厚みが少しでもあった方が存在感が出てよいように思いますが、厚すぎると
こども達には切りにくくなってしまいます。



画材は色々なもので実験してみます。



まずプラバンを紙ヤスリで磨きます。でもこれは綺麗にするためでは無く、逆にキズをつけて
画材の乗りをよくするためです。 とくにパステルや色鉛筆の時は必要な作業です。



汚れを拭き取ったら



ツルツルなものとの比較。 くもりガラスみたいです。
完成作品がくもらないか心配でしたが、ほとんど気になりませんでした。



色々な画材を塗って試してみます。



アルミホイル、クッキングシートの上にのせてトースターへ
熱量にもよりますが、ほんの2、3分。 一度ぐにゃっと丸まって元に戻ったら焼き上がり。



「 ちっちゃ ! 」 そう、ほぼ4分の1に縮まってしまいます。



「 アチチッ 」 本体は柔らかく熱いので注意。 シートごと取り出して平らなものに挟み
軽く押してゆがみを無くしたら完成です。



焼く前と後の比較。 こんなに小さくなりました。
この試作品は色鉛筆での彩色。 塗ったときは色がうすく感じましたが、鮮やかに発色してくれました。



大きさの違いとともに縦横の伸縮率の違いにも注目。 正方形のものが、こんなに長方形に。
( 厚みやメーカーによっても違いがあるようです。 )
プラバンには、縦・横があります。 正確なものを作りたいときには注意が必要ですね。

う~ん、プラバンなかなか奥が深いかも。
明日は具体物の試作品を


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