かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

桜に ・・・

2019-03-29 21:25:03 | ちいさな旅
昨日の 『 まさかりが淵 市民の森公園 』 その近くにある 『 富岡神社 』 の桜の木はすでにほぼ満開。
そこにいた先客は ・・・



リス。 かわいい ・・・ でもタイワンリス。
そう、この横浜や鎌倉、湘南エリアで現在大繁殖中。 実は数多くの被害が出ているのです。



本日も桜をムシャムシャ。 
よく見ると食べているのは花びらではなく、実になる部分 ?
木の下には花がほとんどそのままの形でたくさん落ちてしまっていました。
このタイワンリス、電線を伝ってどこへでも移動。 公園内にも多く生息しているようです。

野生生物との共存。しかも外来種。 難しい問題ですね。

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まさかりが淵

2019-03-29 04:39:31 | ちいさな旅
お散歩が続きます。
久しぶりに横浜市戸塚区にある 『 まさかりが淵 』 に行ってみました。



いかにも何かありそうなこのお名前。
そう、やっぱりここには土地に伝わる伝説が ・・・

その昔この地に住む木こりの彦六が山仕事中にうっかり “ まさかり ” を
淵に落としてしまいます。
あわてて淵の中を覗くと、淵の底に機織りをしている美しい姫が。 姫曰わく
「 あなたが落としたまさかりのおかげで私を長年苦しめていた魔物(大蛇?)を
退治することができました。お礼に ・・・ 」
と言われた彦六、淵の中の御殿に招かれ3日間の歓待を受けます。
帰り際にお姫様 「 私のことは他言しないように。言ったら命はありませんよ。 」
と怖い一言。
村に帰ると村では丁度彦六の三回忌の法要が ・・・ そうあれから3年間が過ぎて
いたのです。
驚いた村人たちに問い詰められた彦六、しばらくは耐えていたようですが、あるとき
家族にうっかり話してしまい ・・・ そのままパッタリ。
そういうお話。

浦島伝説のような歓待が無く、姫が 「 私はここの主です。私のことは他言しない
ならば “ まさかり ” を取って来てあげよう 」 だけのものなど少し形を変えて
色々伝承されているようです。



現在の 『 まさかりが淵 』 。
滝とその周囲は固められ、昔の面影はありません。 変わらないのは滝の音のみ?

桜が綺麗と聞いて来たのですが、淵の辺りは日陰になっているせいか桜はもう少し
先のようです。

   

咲いているのは “ こぶし ” でしょうか。

この周辺は 『 まさかりが淵 市民の森 』 として整備され、遊歩道を淵から登って行くと、

   

昔ながらの森、そして雑木林。 彦六がまさかりを振るった場所ですね。

   

道端には可憐な春の花。



そう大木ではありませんが桜の林もあり、こちらはすでに八分咲きです。
名称からちょっと怖そうなイメージを受けるかもしれませんが、たいへん整備の
行き届いた公園です。決して大きな公園ではありません ( ぐるっと回って30分
くらいでしょうか。 ) が、起伏に富み、散策にピッタリなところでした。
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