アトリエのこども教室、高学年クラスのカレンダーは木版画での制作です。 今年は一版多色摺り。一枚の版木を彫り、部分部分で色を変えて摺って行く技法です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/35/73ce087e08a486cb325ac6b9f9a9d893.jpg)
N・Tくんの制作を追いながら、摺りの過程を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/75/f2c27fd23ddce31805feddc7cdec5c6c.jpg)
1色目は空の色、夕焼けのオレンジ色を摺りました。 すでに何版か摺った後での撮影でしたので、多少他の色が出てしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b9/ebb038a2f0256fbfe474fae5a637a7b9.jpg)
2色目は中間の山の濃い黄色、N・Tくんはカレンダー“秋”の担当、紅葉の風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/5e/a53d2eff53f10321a5a43c288413c4d4.jpg)
3色目は遠くの山並み、黄緑色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/54/3c3eb0edc895c232bc76f8ffe1388c52.jpg)
4色目は近くの森、濃い緑で摺ります。本体はまだ彩色していませんがもうおわかりですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/fd/8a2a20c8a9ad33b7998e5511874f9b37.jpg)
5色目は『赤トンボ』の本体の濃い赤を。そして・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b2/ed80df1f88bace6675967ad9f36b2722.jpg)
6色目に羽根の白を摺って完成です。
一版多色摺りでは、多版を使った木版画と違って重ね摺りの微妙な効果の表現は難しいものの、彫る版木が一版で済み、摺りも場合によっては一回で済ませてしまうことも出来るため(ここでは、摺りが粗くなってしまうため1色ずつ摺るようにしています。)、彫刻刀さえ使えれば、こどもでも制作が可能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/55/3b908973f558cadb84bf1b2bf20d47b3.jpg)
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N・Tくんの制作を追いながら、摺りの過程を見てみましょう。
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1色目は空の色、夕焼けのオレンジ色を摺りました。 すでに何版か摺った後での撮影でしたので、多少他の色が出てしまいました。
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2色目は中間の山の濃い黄色、N・Tくんはカレンダー“秋”の担当、紅葉の風景です。
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3色目は遠くの山並み、黄緑色です。
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4色目は近くの森、濃い緑で摺ります。本体はまだ彩色していませんがもうおわかりですね。
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5色目は『赤トンボ』の本体の濃い赤を。そして・・・
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6色目に羽根の白を摺って完成です。
一版多色摺りでは、多版を使った木版画と違って重ね摺りの微妙な効果の表現は難しいものの、彫る版木が一版で済み、摺りも場合によっては一回で済ませてしまうことも出来るため(ここでは、摺りが粗くなってしまうため1色ずつ摺るようにしています。)、彫刻刀さえ使えれば、こどもでも制作が可能です。
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