私の出品していました画廊“楽”さんでのグループ展、『睦遊会』展が昨日、終了しました。お忙しい中、見に来て頂きました皆様、ありがとうございました。 私の今回の作品は2点、例によっていつもの“金魚”シリーズで、今日アップしたのは30号の作品 『集う』 です。
この作品では五色石の敷き詰められた池を真上から見たような状態で“黒出目金”の群れを描いてみました。 出目金はとてもかわいいですが、和金などに比べると意外に弱く、縁日の金魚すくいなどで取って来てもすぐに死んでしまったります。かと思うと頑張って生き抜いて巨大金魚に成長したり・・・今回の作品では、このはかなく弱いがしかし、懸命に生きている金魚に人間を重ね合わせて描いた・・・つもりです。 金魚が腰をフリフリ泳ぐことによって巻き起こる微妙な空間とそれらが一体となったひとつの宇宙みたいなものが出せるとよかったのですが・・・そこまでは・・・まだまだです。 また頑張ります。
こちらは作品の一部を拡大したものです。