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地域に溶け込む川崎フロンターレ114

2023-08-24 00:01:16 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで最も尊敬しているクラブである川崎さん。今まで多く(120超え)の好事例を紹介させていただきました。とにかく想像を超えてビックリする取り組みが多く、いつも驚かされてきました。今回もまた、「ファンクラブが5万人ですか!」とビックリの事例です。後援会もいろいろタイプがありますが、川崎さんはオフィシャルファンクラブが進化した組織になります。いわば、支援者のトップ(会長)が就いているファンクラブみたいなものか。クラブ官製のオフィシャルファンクラブより、全然機能的だと思います。詳しくはこの記事に。
 
【川崎フロンターレ後援会 会員数5万人突破】
「8月8日(火)に、川崎フロンターレ後援会の会員数は史上初となる「50,000人」を突破しました。大変多くの皆様にご入会いただき、本当にありがとうございます。
 これからも会員の方に楽しんでいただける後援会を目指し、イベントやキャンペーンを企画していきます。 まずは5万人突破を記念したキャンペーンを計画中!! こちらは後日クラブホームページにて発表します!! これからも川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会をよろしくお願いいたします。」

 

川崎フロンターレ:川崎フロンターレ後援会 会員数5万人突破のお知らせ

8月8日(火)に、川崎フロンターレ後援会の会員数は史上初となる「50,000人」を突破しました。大変多くの皆様にご入会いただき、本当にありがとうございます。これからも会...

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト

 

 それにしてもファンクラブ(後援会)の会員数が5万人ってとんでもないですね。ホームタウンの地元市町村の人口が「それくらいだというクラブがあるのでは?」と思う位の数ですね。
 「フロンターレ日記」のこの記事によれば、川崎さんはちょうど1年前に川崎市とSDGs連携協定を締結しており、その時のコメントの中に「単なるサッカークラブではなく、地域の社会インフラとしての役割を担い、持続的な地域社会や地域経済の発展に不可欠な存在を目指す」という言葉があり、「地域の社会インフラ」という言葉に感動した覚えがあります。それくらいの価値観と高い付加価値があるクラブなので、5万人入会というのも頷けるかなと思います。

 よく、等々力の客席数以上にチケットの注文が来るので、買えないとか川崎サポの声を聞いた事がありますが、5万人ですか。等々力の収容人数が26,232人だそうなので、チケット購入は2倍弱になり、行きたくても行けない人が大勢いるという事ですね。陸上トラックがまだあるのに。まぁすごい話です。J2時代は3千人くらいしか入らず、苦しんでいたという昔話を聞いた事がありますが、すごい進化ですね。よく新しい専スタを作って、動員を増やしたいというところがあるようですが、川崎さんの事例を見ると、その前にやる事があるかもと思ってしまいます。やはり、川崎さんはJクラブの模範クラブですね。そんな川崎さんのまた素晴らしい取り組みです。
 
【元祖ニュータンタンメン本舗「かわさきこども食堂ネットワーク支援」開始】
「川崎フロンターレでは、川崎市と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、相互に連携、協力することを目的とした協定に基づいて、かわさきこども食堂ネットワークが抱える課題を、川崎フロンターレを日頃からご支援くださるパートナー企業様と共に持続可能な方法で解決することに取り組んでおります。
 この度、元祖ニュータンタンメン本舗様(株式会社みなもと様)にも加わっていただくことになりましたので、お知らせいたします。元祖ニュータンタンメン本舗様に加わっていただくことにより、かわさきこども食堂ネットワークに、自社で製造している食材をご提供いただくことになります。
 川崎フロンターレでは、クラブをご支援くださり、共にSDGsを推進いただけるパートナー企業様も引き続き募っております。これからも川崎の地域プロスポーツクラブとして、地域に貢献できる活動を推進してまいります。
内容
 2022シーズンから、川崎市と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、相互に連携、協力することを目的とした協定に基づく取り組みとして、かわさきこども食堂ネットワークが抱える課題を持続可能な方法で解決するために、川崎市と、川崎フロンターレを日頃からご支援くださる下記パートナー企業様と共に、かわさきこども食堂ネットワークの支援を開始。ここに「元祖ニュータンタンメン本舗」様にも加わっていただきます。
支援協力メンバー
・川崎市(川崎SDGsプラットフォームを通じた広報・案内)  ・株式会社ロッテ(食品の提供)
・マルコメ株式会社(食品の提供)  ・株式会社ドール(食品の提供)  ・富士通株式会社(置き場の提供)
・ヤマト運輸株式会社(物流の提供)  ・WAKO GROUP HOLDINGS株式会社(食品の提供)
・ウエインズトヨタ神奈川株式会社(置き場の提供)  ・元祖ニュータンタンメン本舗(食品の提供)
・株式会社川崎フロンターレ(川崎フロンターレSDGsプラットフォームの運用、置き場の提供、試合招待等)
支援提供先
 かわさきこども食堂ネットワーク」

 

川崎フロンターレ:元祖ニュータンタンメン本舗「かわさきこども食堂ネットワーク支援」開始のお知らせ

川崎フロンターレでは、川崎市と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、相互に連携、協力することを目的とした協定に基づいて、かわさきこども食堂ネットワークが抱える...

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト

 

 ニュータンタンメンですか、前に食べた事があるような無いような存在です。でも美味しいのでしょう。いいですね、川崎の子ども食堂のために、これだけの企業が集った訳ですね。しかもフロンターレのもとに、素晴らしいですね。よく見ると、「食品」以外に、「置き場」や「物流」など役割分担もできている。
 Jクラブには他にも子ども食堂支援事業を見かけますが、やはり川崎さんが№1でしょう。№1にふさわしいかな。また、去年の情報ですが、スポナビコラムに、川崎さんの子ども食堂事業について詳しく載っていました。このコラムによると、プロスポーツクラブがこども食堂ネットワーク全体を支援するのは全国初だそうです。
   
【川崎フロンターレが取り組む子ども食堂支援 訪問を通して見えてきたもの】
〔フロンターレの新たなチャレンジ〕
「(2022年)8月から始まった、かわさきこども食堂ネットワークへの支援。プロスポーツクラブがこども食堂ネットワーク全体を支援するのは全国初の試みだ。支援といってもフロンターレが単独で行うのではなく、SDGs目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」に則って、日頃フロンターレを支援しているパートナー企業と共に、持続可能な方法で行っている。」
〔子ども食堂の重要性と見えてきた課題〕
「地域の子どもや家族はもちろん、年齢・性別・国籍を問わずさまざまな人が利用し、新たな地域コミュニティのひとつとなっている。だからこそ、子ども食堂に求められている役割も多岐にわたり、食事の提供はもちろん、地域の身近な相談役、親子の団らんの場、さらには子どもの安全な居場所としても活用されている。利用者に寄り添うために、レトルト食品などを無料で配布するフードパントリー活動や、季節ごとにイベントを行うなど、他にも活動を行っているところも多い。」

「そんな子ども食堂だが、地域では極めて重要な存在になっているにもかかわらず、運営する上で課題を抱えている食堂も少なくない。地域の公民館やコミュニティスペースを借りて開催する子ども食堂にとって、食品や調理器具の保管場所の確保はそのひとつだ。」
「また、大量の食品を寄付されても、その保管場所に困ることも多い。保管ができないことを理由に寄付を断ったこともあったそうだ。冷蔵や冷凍が必要な食品についてはなおさらだ。助成金に頼っての運営の中で、資金繰りも重要な課題だ。決められた予算の中で喜ばれるメニューを提供するには、やはり寄付品が必要不可欠。それも、必要とするものを寄付してもらいたいというのが本音である。」
〔果たすべきフロンターレの役割とは〕
「フロンターレはかわさきこども食堂ネットワークが解決できない課題についても共に取り組み、解決に向けて努力したいと考えている。しかし、フロンターレ単独での支援となると、できることが限られてくる。」

「だからこそ、パートナー企業の協力が不可欠となる。これまでフロンターレが築いてきたネットワークを最大限に活用し、より持続的かつ効率の良い運営ができるように手助けすることこそ、フロンターレができる最大限の支援だと考えている。」
〔共に地域の「つながり」を生み出すパートナーとして〕
「今後フロンターレが継続して支援していくことで、フロンターレがきっかけで子ども食堂を知って、新たに利用する人が増えるかもしれない。利用者が増え認知度が上がると、地域の中で新たな「つながり」が生み出されることになる。そしてこの「つながり」こそ、子ども食堂とフロンターレがともに大切にしてきた言葉である。」

「子ども食堂が生み出す地域のつながりが、持続可能な地域のコミュニティを形成する上でのカギになるかもしれない。今回の訪問を通して、改めて子ども食堂が地域の中で果たす役割の大切さを実感した。そして、子ども食堂が目指すものは、フロンターレが目指してきたものと同じく、「地域の中で欠かすことのできない存在」になることなのだ。」

 

川崎フロンターレが取り組む子ども食堂支援 訪問を通して見えてきたもの - スポーツナビ

川崎フロンターレが取り組む子ども食堂支援 訪問を通して見えてきたもの

スポーツナビ

 

 いいコラムでした。クラブ単独の支援ではなく、SDGs目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」に則って、パートナー企業と共に、持続可能な方法で行っているという事でした。見えて来た地域課題の解決を図り、地域の中で新たな「つながり」が生み出していくという事ですが、全く頭が下がります。いつも思いますが、川崎さんが取り組む事業は中途半端なものが無い。いつも「極めて」います。いつか、こういう取り組みが全国に広がり、Jリーグが直営する事業にまで発展していって欲しいですね。シャレンのように。という川崎さん、順位表を見ると、うーむまだ9位ですか。今季はACL枠も遠いかな。
J1川崎関連:12212112011911811711611511411311211111010910810710610510410310210110099989796959493929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251
#がんばろう日本

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