リスペクトコラムです。
最近岡山の屋内トップチームの話題が賑わいを見せていましたが、今度はトライフープです。先日の山陽新聞朝刊に今季の成績を振り替える囲み記事が掲載されていました。正直過去最悪の成績でしたね。23連敗ですか。下位カテゴリへの降格は無かったですが、順位も最下位が長かった状態。B3参入当初はすぐにB2に上がれそうな空気でしたが、いつのまにか遠い状況になってしまいました。どうしてここまで落ちぶれてしまったのか。
【攻守歯車かみ合わず B3トライフープ過去最低16位】
「バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)は4月に今季のレギュラーシーズンを終え、トライフープ岡山は参入6季目で過去最低の17チーム中16位(11勝41敗)に沈んだ。攻守の歯車がかみ合わず、クラブワーストの23連敗を喫するなど上位8チームが進む昇格プレーオフ(PO)争いから早々に脱落した。
「攻撃が停滞し、守備で我慢できなかった」。大森監督が繰り返すようにオフェンスでリズムをつかめず、総得点3891点はリーグで4番目に少ない。強化したはずのインサイド陣が、1試合平均のリバウンド数(36.3)でワースト2位に終わり、機能しなかった。
開幕10試合で2勝と出遅れ、前半戦はわずか3勝(23敗)と苦しんだ。チームにフィットしなかった外国籍選手2人を放出し、年明けから得点力のあるマックスウェルとハンカーソンを加えたものの、「やるべきことを最後まで設定できなかった」と主将の高畠。連係面に課題を残して終盤に攻め手を欠くゲームが目立ち、41敗のうち半数超の22試合が10点差以内と勝負弱さを露呈した。
人気の高まりとともに急速にレベルが上がっているB3。3点シュートの成功率(40.63%)でリーグ2位の向井、1試合平均4.68アシストで4位に入った司令塔の浜田らの奮闘もむなしく、準優勝した2020~21年から4季連続で順位を落とした。26年にBリーグが再編され、現行方式は来季が最後となる。成績による昇格はないが、「勝ち切れるチームをつくり、優勝に挑む」と強化責任者を兼ねる指揮官。苦いシーズンを糧にはい上がるしかない。」
出典:山陽新聞
もはやどんな外国人選手が今いるのかわからないくらいに、頻繁に入れ換えていました。替えないよりはまだいいですが、いくら食材(選手)を替えてもシェフ(HC)が上手く料理できなかったら、いいメニューには仕上がらないと思います。監督が替わると、ここまでチームは変わるものかというものをたくさん観てきました。J1の強豪クラブでは判断が早く、開幕後の夏シーズンに早くも監督交代という例もたくさん観てきました。
また、指揮官がどれだけいい選手を呼べるかという要素も大きいと思います。例えば先日、地元岡山が0ー2で完敗したJ1柏は昨季はギリギリ残留しましたが、リカ将に替わった今季は2位と優勝争いの立ち位置をキープしています。外国人選手に頼らず、自分の戦術を熟知した日本人の教え子達を1人1人呼びながら、チームを作り上げました。目の前のこういう事例を目にすると、なおさら監督の部分は大きいと実感します。
地元なので、はっきり書きにくいですが、来季も同じ指揮体制を継続するのでしょうか。もし指揮官が替わるのであれば、比留木HC待望論も耳にした事がありますが、当ブログ的には「岡山」という限られた枠ではなく、もっと全国、上のカテゴリまで視野を広げた人選をお願いしたいと思います。確かに予算という要素も大きいでしょうが、現在の立ち位置がBリーグ全クラブで最弱レベルなので、新しいBワンリーグ(2部相当)で戦いたいのなら、もう上を見るしかないと思います。
さて、今度の土曜日はトライフープのファン感謝祭があります。後援会活動(せっかくのPRの場なのに)は何も無いようなので残念ですが、1ブースターとして楽しんできます。と書いていたら、また大きなニュースが飛び込んできました。
【代表取締役 交代】
「このたび株式会社TRYHOOPでは、以下の通り体制変更することを決議いたしましたのでお知らせいたします。
旧代表:代表取締役 中島 聡(なかじま さとる)
新代表:代表取締役 真鍋 洋志(まなべ ひろし)
今後とも変わらぬご支援、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
【新任】代表取締役 真鍋 洋志
生年月日:1974年2月3日
出身校:大阪経済法科大学
職歴:
1996年4月 尾崎商事株式会社(現菅公学生服株式会社)入社
2022年10月 同社取締役就任
2024年 3月 株式会社TRYHOOP取締役就任
2025年4月 同社 代表取締役 就任」
山陽新聞に載っていた「知事訪問」で、この人誰かなと思い、さっきネット検索したばかりでしたが、こういうニュースが流れましたか。うーむ、中島さんが代表から退かれるのは残念ですが、昨季に親企業が就いた時点でこうなる事はわかっていました。中島さんはトライフープの3人制から立ち上げられて、他の2名の取締役さんとともに生みの親でした。クラブの顔として長年試合会場で来場者と接しておられました。今後も取締役としてクラブに残られるとか。真鍋さんは昨季取締役に就かれていたようですが、突如登場された印象です。バスケは素人だったとしても菅公学生服という立派な企業の経営者なので、親企業としてクラブを活性化してくださる事でしょう。まずは今までクラブに染み込んでいるマイナスな部分が目に留まったら、大ナタを振るって大改革をお願いしたいです。特に現場。
#がんばろう石川 #がんばろう能登
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