次の物件の着工に向けて、既存建物の解体
作業中です。
家の解体は、ゴミなどによる環境への悪影響
に配慮して、規制や指導が厳しくなっているた
め、分別が大変です。
木・鉄・アルミ・銅・コンクリート・ガラス・瓦・畳・
石膏ボード...分別数は結構多くなります。
下の写真は、コンクリートについたタイルを、
剥がしています。 コンクリートは、鉄筋を取り
除き、再生RC砕石として、土木工事などの
資材になるため、タイル等が付着していては、
NGなのです。 厳しいでしょ(-_-;)
今後解体される家は、新建材などの人工的
に、生み出された素材を使った物が、増える
ため、ますます分別が増え、工事費が嵩んで
いくことが容易に考えられます。
そんな状況を考えると、ある程度解体のことも
考慮して、ゴミを少なくできたり、リサイクルでき
る資材や、長持ちする工法などを考えて、建築
をしていかなければいけないと考えています。
昔の建築は、あたりまえに長持ちして、処分に
困るゴミも少なかったんですけどね。
加瀬工務店 T.K