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たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

21年振りの観客動員

2005年09月06日 22時43分35秒 | 四方山話
新聞によると 昨年の映画館の観客動員数が、21年振りに 1億7000万人台を突破したとのこと。(ぴあ総合研究所 調べ)

『ハウルの動く城』や『ラストサムライ』など興行収入100億円を越える大型ヒット作が 5作品生まれたということに加え、シネマコンプレックス(複合型映画館)の普及が動員数増に大きく貢献したのだとか。
なるほど なるほど、かくいう私も一昨日 先月出来たばかりのシネコンで映画を観てきたところだわ。シネマコンプレックスは新しいところが多いから どこも快適でシステムも似たようなものだろうけど、行ってきたばかりのシネリーブル千葉ニュータウンについていえば、当たり前だけどスクリーンを複数抱えているから ロビーはゆったりしているし、駐車場は無料だし、全席指定の座席は 朝のうちに一日中どの回の席でも確保する事が出来ます。フムフム...ま、最近よくあるパターン。でもね、フロアの傾斜が大きいので どの席に座ったってよく見えるわけだし 座席は心地いいし...困ることといったら 気持ちよすぎて眠くなったらどうしようということかな。この秋には 新しいシステムが稼働して、事前にネットで席数を確保出来るようになるらしい。ただし、お席の指定は当日劇場で☆

ところで、昨年同様の観客動員数を誇った21年前...スクリーンには何が映し出されていたかというと『E.T.』とか『南極物語』ですって。ヤバイ...両方とも観てるかも...。いや...『南極物語』を観たのは劇場じゃなかったかな...? 劇場で健さん観たのは、あぁ あれは『海峡』か...。
当時『E.T.』いいな..と思ったので両親を誘ってもう一度出掛けたんだけど うちの父ときたら 直に前の座席に足を上げたかと思ったら そのうちグーグー寝始めた。 だめだこりゃ。

こちらは、ちょいと いただいた 寒天麺...早速 食す。
けっこうイケます


[ちょっと追記です]
シネコンのおかげで映画館はとっても快適になったけれど 案外どこのシネコンも上映内容は似たり寄ったり。人気があって混み合いそうな作品をタイムラグつけて3スクリーンくらいで上映するという使い方も それはそれでいいけれど、せっかく沢山のスクリーンがあるのだから これまでミニシアターでしか観られなかったような作品や 古い作品のリバイバル上映等 いろんな企画をすればいいいのになぁ...。近頃 本屋さんも売れ筋の本ばかり置いてあって ちょっと専門的な本になると ジュンク堂だとか 紀伊国屋だとか わざわざ出掛けていかなければ見付かりません。なんでも平均化してしまうと面白味に欠けてしまいます。近頃見掛けなくなった名画座や二番館...あぁ 懐かしい。
コメント (6)
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絵画の色彩そのままに(9/7 追記)

2005年09月06日 00時23分00秒 | 観る
官能的なジャケットに みなさんのお薦めがなければ避けていたかもしれません。ブログに感謝。

『真珠の耳飾りの少女』
(DVD)
制作国:イギリス(2002年)
監督:ピーター・ウェーバー
原作:トレイシー・シュヴァリエ
出演:スカーレット・ヨハンソン
   コリン・ファース
   トム・ウィルキンソン
   キリアン・マーフィ
   エシー・デイヴィス

映画そのものが まるでフェルメールの絵の中に入り込んだかのような 光と色と質感を備えた とても心地よい作品です。原作のことなど予備知識もないまま観たのですが きっとほとんどフィクションであろうと思われるこの物語が 一枚の絵からどのように編み出されたのだろうと とても不思議な気がしました。或いはフェルメールの日記でも残っていたのだろうかと思ったほどです。
以下[公式HP 製作ノート]の引用です。

**********************

原作者のトレイシー・シュヴァリエは、19歳のころから、この絵のポスターをベッドルームに飾っていた。「ある朝、ベッドに横になって、絵の少女の顔をじっとみつめていたら、突然こんな考えが浮かんできたんです。“フェルメールは、いったいどうやって、彼女からあの幸せそうな、でも悲しそうに見える表情を引き出したんだろう?”」と、小説の着想を得た瞬間を振り返ってシュヴァリエは言う。「3日間で小説の構想を練りました。話は簡単に浮かんできたんです。彼女の顔がすべてを物語っていました。フェルメールが私に小説を書かせたんです」
**********************


『ブリジット・ジョーンズの日記』で マーク・ダーシーを演じたコリン・ファースが 全く違ったキャラクター フェルメールを静かに情熱的に演じています。

【追記】
スカーレット・ヨハンソン最新作『理想の女』 今週末より シネスイッチ銀座他

コメント (8)
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