『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(3/9 劇場にて)
制作国:アメリカ(2013年)
原題:NEBRASKA
監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:ボブ・ネルソン
出演:ブルース・ダーン(ウディ・グラント)、ウィル・フォーテ(デイビッド・グラント)、
ジューン・スキッブ(ケイト・グラント)、ステイシー・キーチ(エド・ピグラム)、
ボブ・オデンカーク(ロス・グラント) 他
いやはや この映画は、なにをさておいても、老夫婦役のブルース・ダーンとジューン・スキッブ、息子役のウィル・フォーテの名演に尽きます。老夫婦には、それぞれ 我が両親のイメージが重なるし、息子には 夫が重なる。息子はね、ひと言で表すなら「孝行上手」なの。孝行息子っていうのは あちこちに居そうだけど、デイビッドは 実に孝行上手。端から見て良かれと思う事のお仕着せや 危険回避の予防策にばかり走るのじゃなく、父親の気持ちを慮りつつ 少し自由に泳がせつつ、最終的に自分の間違いに納得させながらも 打ちのめさない。デイビッド自身も、疲労困憊という自体に陥らない。ホント 出来た息子。
手前みそだけど、我が家にも 自然体でそんな風に出来る御仁が居ります。なんか、才能でしょうね。倣おうと思って倣えるものでもネ
なかなか面白い映画でした
『ダラス・バイヤーズクラブ』(3/9 劇場にて)
制作国:アメリカ(2013年)
原題:DALLAS BUYERS CLUB
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
脚本:クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック
出演:マシュー・マコノヒー(ロン・ウッドルーフ)
ジャレッド・レトー(レイヨン)
ジェニファー・ガーナー(イブ) 他
もっと、壮絶かつ悲壮な内容の映画かと思いきや、なんともバイタリティー溢れる男が主人公で、しかも 実話な訳で... HIVに感染しエイズを発症しつつも最後の最後まで こんな風に精力的に活動した人が居たなんて、本当に驚きます。なんとも、見応えのある作品です。主演男優賞、助演男優賞に拍手