たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

昭和の日

2015年04月30日 07時57分43秒 | ウェブログ
只今、連休明けから作業開始を予定している 自宅の大規模メンテナンスに向けて、思い切った断捨離と 家具の移動に備えての箱詰め作業に勤しんでおります。物置の撤去に始まり、カーポートの波板や門扉の取り替え、床板の重ね張り、外壁・瓦の塗装、畳の入れ替えと、大々的に修繕の運びです。

そんな最中ではありますが、昨日は 夕方から ちよっぴりお出掛けも(*^^*) 都心を通り抜け、京王線の仙川へ。

Livebar Ding Dong


“Night Owl”

ヴォーカルは 事務所の同僚 川瀬ゆう子、そして 隣でギターを弾くのは 元オメガトライブの吉田氏。月一で開催のNight Owlも、昨年の11月から5ヶ月が経ち 早6回目♪ ゆうちゃんの歌声も健太さんのギターも、実に豊かな音色で なんとも心地よいライブです。今回は、オリジナル曲も聴かせてくれましたが、これがなかなか☆ 某局のみんなのうたなんかで流れないものかしら...(大変な競争らしいけど)。そして、今回最も驚いたのが、映画「バグダッドカフェ」のテーマ曲!! あんな曲が唄えちゃうなんて、尋常ならざる事ですョ。アレは、聴くもので、自分が唄う様なものじゃないでしょ!!! と、思うもの。凄いョ ゆうちゃん


地元に戻って、殿と ビストロ ヴァン・ダンジュ で待ち合わせしての夕食♪


大きな 大きなアスパラガスの温かいサラダをシェアして
殿は アンガスビーフのステーキ
私は フォアグラを詰めたウズラのコンフィ

今日・明日と また箱詰め・断捨離に励みます( ̄^ ̄)ゞ
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下落合で1本、柏で1本

2015年04月28日 13時31分55秒 | 観る
深夜、ひとりきりでも、怖い思いをする事もなく乗っていられる東京の地下鉄って、凄い!! ...けど、失敗失敗(≧∇≦)

本日は、目出度くも 吹き替え作品の収録最終日。大層盛り上がった打ち上げから移動して、二次会に参加したまでは良かったのですが、少しばかり 会場を後にするのが遅う御座いました。日付変わって 月曜日の御前0時半。只今 上野に向かっておりますが、最寄駅まで 辿り着けそうにありません
どうやら 大人の手段を使う事になりそうです


...そんな話はさておき、先週金曜日は 知人の出た リーディングドラマと 単館系映画を1本。
(と、ここまでは 26日夜半 電車内での記述)


 時間経過 









読みま専科vol.11(TACCS1179プレゼンツ)
team.roughstyle『はしやすめ』(4/24 マチネー)
作:渡辺流久里
演出:team.roughstyle
出演:宮下栄治、月永一朗、池田恭祐、
   小澤瑞季、片柳克敏、幸田夢波、
   河本啓佑、南原玲子、はらさわ晃綺、みやばらしほ
                                  
ヴォイスドラマに依るオムニバス形式のショートストーリー四本。

中年男と少年の物語かと思っていたら、登場人物は、実は 飼い猫とゴキブリだった「海を目指して」、ロールプレイングゲームの登場人物といった趣が 如何にも声優ユニットな感じのコメディ「魔王さまの受難」、掛け合いにちょっとしたちぐはぐ感があると思っていたら なにげに怪談だった「四人目」、〆の作品では、子どもの頃から憧れ続けたミュージカルを目指す女の子が登場。オーディションにチャレンジし続けたミュージカルについに合格。出演か、お腹の子どもか。客席も大いに共感し、涙を誘った「明日の空は誰も知らない」。

ヴォイスドラマの特長を活かした四本は、どれも楽しい作品でした。なんちゃん、お疲れ様♪



トレヴィの泉で二度目の恋を(4/24 劇場にて)

制作国:アメリカ〈2014年)
原題:Elsa & Fred
監督:マイケル・ラドフォード
脚本:アンナ・パビニャーノ、マイケル・ラドフォード
出演:シャーリー・マクレーン(エルサ)
   クリストファー・プラマー(フレッド)
   マーシャ・ゲイ・ハーデン(リディア)
   ジャレッド・ギルマン(マイケル)
   クリス・ノース(ジャック)他

これは 予告を観た時から注目していた作品ですが、どうにも上映館が少ない中、「渋谷までは行かない。ひとりで観ていいョ」と、殿。言葉のままに、ひとりで出掛けることも考えたのですが、私自身 ちょっと そこまでの時間は取れなかったので、ここは二番館落ちを狙っておりました。そうしたら、狙い通り 掛かりました掛かりました ありがたやの地元二番館、キネマ旬報シアターです♪ 

シャーリー・マクレーン演じるエルサのアパートメントの隣室に、妻を亡くしたフレッド(クリストファー・プラマー)が、越してきます。年甲斐もなく 気を引こうとするエルサを、初めは鬱陶しく思うフレッドでしたが、やがて彼女の奔放さに惹かれていき...

エルサのハンパない奔放振りに、随分と笑わせてもらいました。それにしても、あまりにやりたい放題!! 彼女のお目付役の様な長男も、注意はするものの どこか大目に見ている様な? というのも、実は...

ここ数年、老後を描いた作品が次々出ていますが、どれも秀作揃いで まぁ外しません。役者からして熟達しているのだから、味があるのも当然といえば当然。今作も、シャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーが 出突っ張りで魅せてくれます。トレヴィの泉で びしょ濡れになりながらのローマのくだりも、見所です。機会がありましたら、是非☆

「龍三と七人の子分たち」も観なくっちゃ♪




冒頭に書きました打ち上げは、ドラマに合わせ、出演者の希望もあって韓国家庭料理 定番のサムギョプサル(豚の三枚肉)やチヂミ、チャプチェなどの飲み放題コースに、ドラマに登場したカムジャタン(豚の背骨肉とジャガイモの鍋)を付けて貰って おなかいっぱい


カムジャタン 最高

ドラマについては 追ってお知らせ致します
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白玉じゃなくて

2015年04月16日 08時56分40秒 | 
テレビの真似して作ってみました


モッツァレラチーズの善哉です

市販のゆであずきと 一口タイプのモッツァレラチーズを器に入れ
電子レンジ 600wで40秒 加熱(量によって加減して下さい)

炭水化物を控えている方にも お奨めデス♪
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名誉回復

2015年04月15日 21時06分14秒 | 観る
なんともなんとも (°_°)

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(4/11 劇場にて)

制作国:イギリス、アメリカ(2014年)
原題:The Imitation Game
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ(アラン・チューリング)、
   キーラ・ナイトレイ(ジョーン・クラーク)、
   マシュー・グード(ヒュー・アレグザンダー)、
   マーク・ストロング(スチュアート・ミンギス)、
   チャールズ・ダンス(デニストン中佐)、
   アレン・リーチ(ジョン・ケアンクロス)、
   マシュー・ビアード(ピーター・ヒルトン)、
   ロリー・キニア(ロバート・ノック刑事)、
   アレックス・ロウザー(アラン・チューリング〔少年期〕)、
   ジャック・バノン(クリストファー・モルコム)他

少年期、戦時下、戦後と、三つの時間軸で構成された アラン・チューリングの伝記的作品。ナチスドイツの暗号機 “エニグマ” の解析を成し遂げた天才数学者の功績と顛末を描いた秀作です。

機密事項であった事から 功績は封印され、そればかりか、戦後は 同性愛者である事で処罰を受け、ついには なにも認められる事なく亡くなっていった アラン・チューリングという天才数学者。そんな彼を 広く世に知らしめた今作に、映画という媒体の役割の一端を 改めて感じました。

「平凡」「非凡」と並べると、「非凡」の方が優れているのは確かですが、他者と大きく違うというのは、しばしば「異端」と捉えられます。そして、大衆は 自分達には理解できないものに対して怖れを感じると同時に排除する事さえあるのです。そして、子を持つ親は、我が子に みんなと同じであって欲しいと...。だけど、人と違っている事は、ひとつの才能であり 大きな大きな財産だと思います。

とはいっても、変わり者が変わり者扱いされない世の中ってのも なんか気持ち悪いっていうか、どうしても付和雷同するのが常である社会にあって、息苦しさを感じつつ 存在するのが定めなのかも知れません。そんな窮屈な思いも体験しながら、素晴らしい発明 発見 開発 創作活動を繰り広げる才能豊かな変わり者の方々に、この場を借りてエールを送りたいと思います。

チューリングの死後まもなく(戦時中の業績が機密扱いだったころ)、王立協会出版した伝記には、次の様な記述があります。:::3つの多様な数学的主題について、戦前に3つの特筆すべき論文を書いており、この重要な時期(戦時のこと)に何らかの大きな問題にとりかかっていたら重大な業績を残していただろうということがわかる。外務省での業績により、大英帝国勲章が授与された。:::

また、彼の性的指向に対する処罰について、2009年には 政府が正式に謝罪、2013年12月24日 エリザベスII女王により恩赦が発効されました。
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花暦

2015年04月12日 19時37分22秒 | 23区
季節は移ろい、そろそろ 八重桜やハナミズキの出番です。


本日 元赤坂は豊川稲荷東京別院にて
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気分はオランダ♪

2015年04月11日 19時43分59秒 | 千葉県北西部と その近郊
柏市の あけぼの山農業公園 で開催のチューリップフェスティバル、初日の今日は 半日雨に祟られましたが、雨も上がった午後には 沢山の家族連れで賑わっていました。












明日なら もっとお天気も良さそうですが 拠所なく



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おばさんあるある

2015年04月10日 17時13分19秒 | 観る
監督 流石!!!
滝を見にいく(4/10 劇場にて)
制作国:日本(2014年)
監督 / 脚本:沖田修一
       (『南極料理人』『キツツキと雨』)
出演:根岸遙子(根岸純子〈ジュンジュン〉)、
   安澤千草(谷由美子〈ユーミン〉)、
   荻野百合子(関本百合子〈セッキー〉)、
   桐原三枝(桑田三枝〈クワマン〉)、
   川田久美子(田丸久美子〈クミ〉)、
   徳納敬子(花沢敬子〈師匠〉)、
   渡辺道子(三角道子〈スミス〉)、
   黒田大輔(菅)

滝を見て温泉で一泊というバスツアーに参加した七人は、能なしツアーガイドのお陰で、山の中 道を見失ってしまい、日暮れも近づき... 七人が、それぞれの知恵と知識と特技で難関を乗り越え、自分を見つめ直し... 同年代の女性が観たら、沢山の「あるある!」があるんじゃないでしょうか。

出演者は、総勢9名。農家のおじさん、ツアーガイド、そして 七人のおばさん。「40歳以上の女性・経験問わず」という条件の下 オーディションに合格したのは、ロケ地の山を案内した妙高市役所の地域サポート人という 演技は全く初めての人も居れば、ナイロン100℃の女優さんも居るという、ロケ地と同じ雑木林の様な面々。高校の時大手映画会社のカメラテストまでいったものの 親の反対で断念したという 79歳の主婦 徳納敬子さんなど、出演者のコメント は、一読の価値ありです。


出演者の演技経験の有無は 自ずと分かりますが、素人っぽさが 寧ろ心地好く感じるのは、沖田監督のなせる技でしょうか。演技の巧い下手は 映画の出来に関係ないんだなぁ... と思いながら観ていたら、安澤千草さんのコメントに 似た様なことが書かれていました。登場するおばさんたちの心持ちも、山で過ごす時間の中で変化していくのだけれど、人生も後半に入っての映画デビューなど 出演者の背景もまたドラマチック♪ しかし... 有名人が出てないと、大きな賞は難しいんでしょうかネ。


キネマ旬報シアター での上映は 本日で終了ですが、飯田橋ギンレイホール で 明日から上映される他、沖縄では 5月に公開となります。自主上映会の案内は こちら
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池袋西口にて

2015年04月09日 09時11分06秒 | 観る
池袋西口 西池袋公園のすぐ傍に、無添加のシフォンケーキを作る店があります。最前より気になっていながら、なかなか立ち寄れずにいました。同じ池袋の西口に、東京芸術劇場があります。芸術劇場に出掛ける機会があったら 次は絶対!! と目論んでいた そんな折、知人の公演情報が舞い込みました o(^_^)o


ラ・ファミーユ


〔桜のシフォンケーキ〕

生地にも桜の葉がたっぷり

窓の外は冷たい春の雨
向かいに見える西口公園の桜は 既に葉桜だけど
口の中は 桜満開 幸せ満開



東京芸術劇場〈シアターウエスト〉2015年4月8日(水)~ 4月12日(日)
劇団メイカーズ第二回公演
転人(4/8 マチネー:チームB)
脚本:木村保
演出:高江智陽
出演:坂入翔威(山口トクロウ)、野村龍一(森田啓介)、藤田力(大迫蓮太)、高橋里彩子(根本智恵)、松森真由(白岩華奈)、津田菜都美(みつみ)、松浦都希子(桜井美優)、叶恵しらべ(権田乃理恵)、増田悠那(柴田)、吉高聡(薮内祐吉)、水上マイリ(レイカ)、梶田翔子(今田美紀)、早乙女敬良(田宮徳次郎)、窪田茜(田宮七海 マダムピクシー)、黒澤俊一or安藤慶一(石黒毅一)、古橋綾子(本城沙紀)、高橋喜和子(ブレンダ)、藤哲平(エリック)、多田聡(サム)、籠谷和樹(芳田基樹)、田澤葉(持田咲羽)、前川昂哉(銀次)、岸本学(久銅)、A.ジョセフ(ダフ屋)、鍋島久美子(女子アナ) 他

なにをやっても上手く行かず、転職を繰り返す男 山口トクロウの顛末を描きます。
俳協 の準劇団員であるY君が、オーディションを受けて出演という舞台でした。これまでとひと味もふた味も違う なんだか新しいY君に会えた様で、若いっていいなぁ~ と、これからのY君に期待の膨らむ舞台でした。

ところで、トクロウさんが開発した大ヒット商品 “ハニービア” って、ホントに美味しいのかしら? 尤も、権田養蜂場のオーガニックな蜂蜜じゃなきゃダメみたいなので、検証出来ないのですけれど。



おみや

紅茶のシフォン 春色シフォン

一般的なスポンジケーキより一段下に感じていたシフォンケーキでしたが
これまでのイメージを覆す ハイクオリティなシフォンケーキです 是非☆
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意外にちゃっかり者

2015年04月06日 07時40分24秒 | 観る
アカデミー主演男優賞受賞
博士と彼女のセオリー(4/4)
制作国:イギリス(2014年)
原題:The Theory of Everything
監督:ジェームズ・マーシュ
出演:エディ・レッドメイン(スティーブン・ホーキング)、
   フェリシティ・ジョーンズ(ジェーン・ホーキング)、
   チャーリー・コックス
         (ジョナサン・ヘリヤー・ジョーンズ)、
   エミリー・ワトソン(ベリル・ワイルド)、
   サイモン・マクバーニー(フランク・ホーキング)、
   デビッド・シューリス(デニス・シアマ)、
   ハリー・ロイド(ブライアン)、
   クリスチャン・マッケイ(ロジャー・ペンローズ)、
   マキシン・ピーク(エレイン・メイソン)他

スティーブン・ホーキング博士の半生記です。邦題の印象もあって、生涯支え合い連れ添う愛の物語なのかと思いきや、豈図らんや。思いの外 やりたい放題 実話だからでもありましょうが、口当たり良くまとめない辺り、流石イギリス映画。

作品自体は、良くも悪くも なるほど主演男優賞という映画です。ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインに、惜しみない拍手を贈りたいと思います。

それにしても、ホーキング博士... 学生時代に余命二年との宣告を受けつつも 73歳にして御存命で、いろ~~んな意味で 元気な方だなと。映画には出てきませんが、2011年には二度目の結婚にも終止符を打つなど、体の不自由さとは対照的に 自立心の強い方であるのを感じます。妻の立場からすると、案外 厄介な方なのかも(飽くまでも 個人的な感想です) (^w^)

ところで、妻のジェーンは、夫に対して ちょっとクールで、入れ込み過ぎない 一歩退いた感じ。私がもし同じ立場だったら ちょっと似た感じかもと思いながら観ていたら、殿も同じ事を考えていたそうで、まぁ 観る映画観る映画、悉く同じ感想であります。
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さすがソンドハイム!!

2015年04月04日 12時00分54秒 | 観る
事前情報なく観るにも程がありますが、ミュージカルに明るくない私も、観ているうちに気付きましたョ(^^)/ あ、コレ、『スウィーニートッド フリート街の悪魔の理髪師』の人が書いたミュージカルだヮって。『スウィーニー・トッド...』については、映画以前に舞台版も観ているのに、知識レベルが低くて スミマセン m(_)m

イントゥ・ザ・ウッズ(4/3 劇場にて)

製作国:アメリカ(2014年)
原題:Into the Woods
監督:ロブ・マーシャル
原作ミュージカル:スティーブン・ソンドハイム、ジェームズ・ラパイン
脚本:ジェームズ・ラパイン
出演:メリル・ストリープ(魔女)、
   エミリー・ブラント(パン屋の妻)、ジェームズ・コーデン(パン屋の主人)、
   アナ・ケンドリック(シンデレラ)、クリス・パイン(シンデレラの王子)、
   リラ・クロフォード(赤ずきん)、クリスティーン・バランスキー(シンデレラの継母)、
   トレイシー・ウルマン(ジャックの母親)、ダニエル・ハトルストーン(ジャック)、
   マッケンジー・マウジー(ラプンツェル)、ビリー・マグヌッセン(ラプンツェルの王子)、
   ジョニー・デップ(赤ずきんのオオカミ) 他

1987年に書かれたブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した作品です。監督がまた、『シカゴ』の ロブ・マーシャル と、なんとも贅沢。なにしろ、原作のミュージカルが しっかりしているので、面白くない訳がありません。ブラックコメディですが、なんか、笑った 笑った(^◇^) 本歌取りの要素も含め、物語の紡ぎ方・編み方が これまた秀逸。日本の作品ですが、ちょっと井上ひさし の『天保十二年のシェイクスピア』を思い出しました。

『イントゥ・ザ・ウッズ』は、既に日本国内でも 2004年 2006年と、宮本亜門の演出で上演されています(2010年には 鈴木ひがし演出で上演)。公演の事は 知っていたのですが、何故かオペラだと思い込んでいたもので、敬遠してしまいました。残念!! こんなに面白いんだったら、観ておくんでした。乞う再々演☆

赤ずきん、シンデレラ、パン屋の夫婦にジャックと、現代的な可愛さではない ヨーロッパの古い銅版画の挿絵の様な面立ちのキャスティングも趣があり、アクの強いキャラクターに良く合っていた様に思います。なかでも、赤ずきんには のっけから笑わされました。したたかでちょっとふてぶてしく小生意気なあの態度、なんとも際だっています。

さてさて、ミュージカルですから、ジョニー・デップも唄います。彼の歌については、『スウィーニートッド...』で実証済みですが、ホント 彼の声には 参ります m(__)m あんな狼だったら、赤ずきんじゃなくたって 誘惑に負けて当然です 王子ブラザーズも印象的ですが、それほどアクの強くない弟王子とラプンツェルは、口当たりの良いヴィジュアルでありました。...そして、メリル・ストリープ!!! アカデミーの助演女優賞は、彼女でも良かったんじゃないかと思うほど、圧巻の魔女っ振りでした。ところで、母親の娘に対する歪んだ愛情って、日本だけの問題じゃないんですね。

“I wish...” あ、私、神仏に願い事はしないことにしています。
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スタンリー・キューブリックの遺作

2015年04月04日 10時29分00秒 | 観る
キネマ旬報シアター で、スタンリー・キューブリック特集が組まれています。メガホンを取ったものの、試写の後 公開を待たずしてこの世を去った、そんな彼の最後の作品を中りました。

アイズ ワイド シャット(3/27 劇場にて 旧作)
制作国:アメリカ / イギリス(1999年)
原題:EYES WIDE SHUT
監督:スタンリー・キューブリック
出演:トム・クルーズ(ビル)、
   ニコール・キッドマン(アリス)、
   シドニー・ポラック(ヴィクター・ジーグラー)、
   マリー・リチャードソン(マリオン)、
   トッド・フィールド(ニック)、
   ヴィネッサ・ショウ(ドミノ)、
   アラン・カミング(ホテルの受付係)、
   ラデ・シェルベッジア(ミリチ)、
   リーリー・ソビエスキー(ミリチの娘)他

実生活で夫婦であったトム・クルーズとニコール・キッドマンが 夫婦役を演じ、更には そのセンセーショナルな内容で物議を醸した今作。夫婦のプラトニックな愛情と性愛を哲学的に描いた 問題作です。

撮影の為、400日に亘ってイギリス滞在を求めるキューブリック監督に対し、それに応えようとするトム・クルーズ、他方 自宅を空けたくなかったニコール・キッドマン... 夫婦が互いの気持ちを確認し合うようなラストカットでありながら、皮肉にも 映画の完成後 ふたりは離婚する事となります。

R18指定
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ようこそ柏へ

2015年04月04日 08時28分53秒 | 観る
隣市の柏に 使い勝手の良い二番館があるので、先週の火曜日、都内から友人をお招き♪ 単館系の作品など、時間差で上映されるので、気になりつつ足を運べなかったアレやコレやに巡り合える事もある お気に入りの映画館です(*^^*)

アカデミー賞助演女優賞受賞
6才のボクが、大人になるまで。(3/24 劇場にて)
制作国:アメリカ(2014年)
原題:BOYHOOD
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター
出演:パトリシア・アークエット(メイソンの母)、
   エラー・コルトレーン(メイソン)、
   ローレライ・リンクレーター(サマンサ)、
   イーサン・ホーク(メイソンの父)、
   イライジャ・スミス(トミー)、
   リビー・ヴィラーリ(祖母)、
   ジェイミー・ハワード(ミンディ)、
   アンドリュー・ヴィジャレアル(ランディ)他

~~四人の俳優が、ひとつの役を演じた12年。
その歳月が、奇跡の物語を生み出した。~~

アカデミー賞の前哨戦であるゴールデングローブ賞で作品賞を受賞した話題作ですが、なるほど これは大変な映画です。6才の男の子が 大学生になるまでの12年間を 家族四人を演じる俳優を固定で カメラを回し続けたというもの。言ってみれば『北の国から』を放送しないで 撮り貯めておく様なものです。少年や姉のサマンサを演じる子役が、どんな風に育っていくかわからない中で、筋立てだって 最初からは決められない訳で、パトリシア・アークエットやイーサン・ホークが よく引き受けたものだと思います。そして、このふたりがまた素晴らしくて、助演女優賞を獲ったパトリシア・アークエットは勿論、イーサン・ホーク演じる父親の存在が なかなか素敵でした。

主人公の少年メイソンは、成長するにつけ繊細に、そしてアート写真で認められる様になり、一緒に観た友人共々 自分たちの息子を観ている様な気さえしました(*^m^*)
P12指定
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今井の桜は 七分咲き

2015年04月02日 16時17分06秒 | 千葉県北西部と その近郊
うちから車で15分程でしょうか、白井市の今井という地域の金山落としという水路にある桜並木です。特段の整備もされておらず、趣のある密かな桜の名所です。週末に向けて 天気は下り坂とのこと。自宅界隈より少し咲き始めの遅い今井ですが、七分咲きと聞き付け ちょいと車を走らせました。


















































満開前だからかもしれませんが
心なしか 今年の桜は 色が濃い様な
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クロワッサン

2015年04月02日 08時24分14秒 | 
ゴントランシェリエのクロワッサンに次ぐ 私のお薦めクロワッサン

Small Bakery Path

シャポー型で クロワッサンには珍しく全粒粉を使ってあります



先日、収録スタジオに pathの「フィナンシェ ラズベリーソース」を差し入れとして持参したところ、これが すこぶる好評でした。オーナーの通子さんに感謝

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