たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

メリル・ストリープが好きなのだ。

2006年11月29日 16時48分37秒 | 観る
劇場をあとにして、気分は ミランダ☆
   もっと若けりゃ アンドレア気分なのかな...??? 
      でもでも、メリル・ストリープが 好きなんだもん♪

『プラダを着た悪魔』(劇場にて 11/29)

原題:THE DEVIL WEARS PRADA
制作国:アメリカ(2006年)
監督:デビッド・フランケル
衣裳:パトリシア・フィールド
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、
   エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、
   エイドリアン・グレニアー、サイモン・ベイカー 他

「華やかにして苛酷なファッション界の裏舞台を垣間見せながら、誰もが社会に出たときに痛感する驚きや迷いをユーモアあふれるタッチで描き出し、たっぷりの共感を味わわせてくれる新感覚のトレンディ・ムービー...」
まさしく、かつて 日本のテレビを埋め尽くした‘トレンディ・ドラマ’を観る様です。

お洒落なんか 全く興味のないジャーナリスト志望のアンドレアが、一流ファッション誌"RUNWAY"のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタントとなり、必要に迫られ いつしか最新モードに身を包み 理不尽な仕事もこなしていく...。

なんとなく、『キャット・ウーマン』のペイシェンス(ハル・ベリー)を思い出しちゃいます。それにしても、アン・ハサウェイもハル・ベリーも スタイル抜群でチャーミングですから、役柄で いくらファッションセンスを笑われていても、アン・ハサウェイなど サイズが大きくて「お前が着るような服は ここには無い」などと言われたにしても、信憑性がないというか それはそれで 気取りのない素敵なニューヨーカーに見えちゃうっていうか...、しょうがないと言えば しょうがないけど そこが‘難’...? どちらかといえば、ハル・ベリーの方が 冒頭での服装は へんてこだったかな...。

普通なら、恋に仕事に翻弄されるアンドレアの方に感情移入して観るのでしょうが、映画を観終わったあとの気分は、なんとなくミランダ...。仕事が出来て 編集部中をアゴで使って、バリバリのモード・ファッションで☆ ...でも、私生活は いつも別れが待っている...。

若い頃は、神経質な印象もあったメリル・ストリープですが 迫力満点の上司っぷりです。原作の小説は、ヴォーグ誌の編集長をモデルにしているとも言われているようですが、メリル・ストリープ自身は 何人かの男性を観察して作り上げた役だそうです。

そうそう アンドレアの恋の行方...、私としては 新たな展開の方を応援してたんだけどなぁ...。
この映画、‘初志貫徹’とか‘洋服が替わっても中身は元のまま’っていうところを描いているわけだけど、私としては 経験と共に夢や目標や考え方が どんどん変わっていってもいいと思っているのです。それに、新しい仕事にやっと慣れた矢先に ボーイフレンドや親友の あの冷たさは何!! 仕事持つ身にとって 踏ん張り処ってあると思うのよね。「違うんじゃない?」って思っても、じっと見守るべき時期ってあると思うんだけど...。これが男性の場合だと、全然違うんじゃないかな...。この辺の事情、日本もアメリカも一緒って事? だ・か・ら、新しい恋の方を応援したかった訳なんだけど、実のところ 二十代くらいから 全然中身の変わらない(育っていない)私が言う事じゃないか...。

『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』や『ターミナル』で、脇をガッチリ固めていたスタンリー・トウィッチが、ここでも良い味を出しています。


そのさぁ~ん♪ 私はねぇ...『愛と哀しみの果て』...かな...。
普段、出来るだけ長く着られる服を中心に 今年風の物もちょっとだけ っていう買い方しかしない私ですが、こんな華やかな画面を見ていると 素敵な服が着たくなっちゃいますね。誰か 貢いで!!
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いやはや壮絶...!

2006年11月28日 17時01分25秒 | 観る
火曜日に借りると 210円なんだ♪ 新作は一泊だけどね☆(旧作は 三泊四日)

放蕩詩人 ジョン・ウィルモット=ロチェスター伯爵の栄枯盛衰...
『リバティーン』(DVD 11/28)

原題:The Libertine
制作国:イギリス(2004年)
監督:ローレンス・ダンモア
脚本:スティーヴン・ジェフリーズ
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ジョニー・デップ 、サマンサ・モートン 、ジョン・マルコヴィッチ 、
   ロザムンド・パイク 、トム・ホランダー 、ジョニー・ヴェガス 、
   ケリー・ライリー 、ジャック・ダヴェンポート 、リチャード・コイル 、
   フランチェスカ・アニス 、ルパート・フレンド 、ポール・リッター 、
   スタンリー・タウンゼント

17世紀 英国の芸能・風俗など なかなか興味深く観ました。なにより、ジョニデのセクシーな魅力炸裂☆

プロローグ...
ジョニー・デップことロチェスター伯爵がカメラに向かって語りかけます。「どうか私を好きにならないでくれ。物語が進むに従って、男性は嫉妬し 女性は嫌悪感を抱くだろう...」
...そう言われると 覚悟を決めてかかるわけですが、噂や先入観で思っていた程 画面上のジョン・ウィルモットは 女遊びに励む様子もなく...。なので、国王に依頼されて書いた芝居の内容が あまりに性描写に走りすぎているという件(くだり)から以降に掛けての堕落振りが あまりにも急変した様で、ちょっとした違和感を感じざるを得ません。つまり、男性が嫉妬を抱く程の場面は用意されていませんので、あまり妙な期待は なされませぬ様。^^;

ただ、実際のジョン・ウィルモットという人は 頭の切れる人物で、年若くして詩作を始めるなど かなりの秀才振りを発揮した人でして、その堕ちていく様も映画さながらに壮絶だった様です。映画では、後半で急激に坂道を転がり落ちていく様な描かれ方ですが、前半の知的に描かれている年代に於いても 実際にはかなり自堕落な生活になっていたようですから、その点に於いてきれいに描きすぎてしまったというか 取り上げた年代が狭かったのかも...。それとも“特報!”に偽りありだっただけ? 少なくとも、彼の才能のほとばしりが感じられるシーンはあるべきでしょうね。

いつもながらで 言い尽くされたことではありますが、やっぱり凄いね ジョニー・デップのキャラクター作り☆
逃亡生活の中で イカサマ医者をして食い扶持を稼ぎ、お酒と梅毒でボロボロと成り果て、捨てたも同然の妻にすがりつき終焉を迎える...。こういうの好きなんだろうな...ジョニー・デップ。それにしても、ほんと ボロボロ。


字幕で ちょっと気になったのが「座れ」というセリフ。'sit'ってことなんだろうけど...'shit'の様な気がしたのよねぇ...。

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只今、格闘中!

2006年11月26日 12時49分04秒 | 四方山話
昨日、『やさしくひける大人のピアノ 全41曲』を購入した殿...。



現在、♪瞳をとじて♪ と格闘中。
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あのマライアが!??

2006年11月25日 01時44分40秒 | 四方山話
勤労感謝の日を前にして 22日にオープンしたららぽーと柏の葉に チラッと行って参りました。



写真は、イタリアンの名店‘サバティーニ’の店頭。
なんと! マライア・キャリーから 開店祝のお花が!! 
絶対、本人知らないって!!!

因みに、その左隣は 平井堅。他に、倉木麻衣の名前も...。
(私たち、サバティーニで お食事したわけではありません
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やるじゃん! 安納芋♪

2006年11月22日 18時51分00秒 | 
焼き芋は、ほっこりタイプより しっとり・ねっとりタイプが好みの我が家...。常々、使うサツマイモは‘紅あずま’と決めていましたが、やはり しっとり・ねっとり焼ける...との売り言葉に賭け この度 種子島由来の‘安納(あんのう)芋’を購入してみました。


安納芋...
見た目の色は、紅と黄金がありますが 食味に変わりはないそうです。どちらが届くか分からないということでしたが、我が家に届いたのは 安納こがね。先程、王子のおやつにと 一本、じっくり時間を掛けて焼いてみまたところ、もう触っただけで やわらかぁ~~~い焼け具合。割ってみると中は綺麗なオレンジ色で、実に しっとり・ねっとり焼けていて う~~~ん美味♪

焼き芋状態の写真を撮る前に 食べちゃいました。スミマセン <(_ _)>

*写真の芋の形は、品種による特徴というわけではありません。
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凹からの脱出...?

2006年11月18日 23時50分14秒 | 観る
暗記課題を、昨日金曜日にこなし(たのかな...?)、本日はレイトショーにて『デスノート the Last name』を観てきました。

『デスノート the Last name』

制作国:日本(2006年)
監督:金子修介
原作:大場つぐみ『DEATH NOTE』小畑健(作画)
脚本:大石哲也
音楽:川井憲次
主題歌:レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 『ダニー・カルフォルニア』

出演:藤原竜也(夜神月)
   松山ケンイチ(L/竜崎)
   戸田恵梨香(弥海砂)
   片瀬那奈(高田清美)
   満島ひかり(夜神粧裕)
   五大路子(夜神幸子)
   津川雅彦(佐伯警察庁長官)
   藤村俊二(ワタリ)
   鹿賀丈史(夜神総一郎)
 
声の出演:中村獅童(リューク)
     池畑慎之介(レム)

話が複雑になっている分、先日テレビで観た『前編』より 面白いと思いました。...が、我が家の男子たちには それぞれいろいろ言い分もあるようで...。『日本沈没』に続き 見解の不一致なのか...? でも、いい気分転換になりましたョ。

第二の死に神:レムが、ピーターだというのは全然知らなくて エンディングロールで初めて知りました。男も女も出来るピーターですね。

*****************

それと...
昨年、劇場で観たお気に入り『コープス・ブライド』のDVD(1,350円)を入手。
最近『...チョコレート工場』を観て、ティム・バートン夫人の顔を知った殿 曰く、「コープスブライドって、ヘレナ・ボナム=カーターの顔と そっくり!」
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ちょっと凹んでるんだよっ!

2006年11月14日 18時09分59秒 | 四方山話
*某社長と渡り合うつもりが、思う様に話せなかったんじゃないか...と思うこと。

*以前 ブログでお付き合いがあった方から、3ヶ月も前にgooメールが入っていたのに 今日やっと気が付いた。その内容に 少なからずショック! だったりすること。

*なんだ! なんで なんで? なんでトップ記事だけだけど、広告が入ってるんだよぉ~!! なんてなこと。

*今週 学校でやるはずだった課題...お休みしたので 一週遅れでやろうと思ってるんだけど、自分でやりたいと思っているくせに ドキドキだったりする & 本来の次の課題とダブルでかよぉ~ みたいな...。

*日曜日までに 覚えなきゃならないものがありそうな予感...っていうか ある。

なんちって、下の二つは 凹む様な材料じゃないし、どれも ひとつずつなら どうってことないのに、なんかちょっとしたことでも重なり合うと キツイなぁ...。そんな、案外 小動物チックな私。。。


追記:lemon-jamさんのコメントのお陰で 広告の非表示が選べると判明。gooブログご利用のみなさぁ~ん、《個人情報》のページの下の方ですよぉ~♪
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タワー・オブ・テラーの秘密...?

2006年11月14日 16時18分14秒 | 四方山話
先週の木曜日、殿の会社帰りと共にやってきた...
(殿が 東京駅までお迎えに行きました)

金曜日は ハーバーサイド・クリスマスなディズニーシーへ、土曜日は 王子も含めてカラオケへ、日曜日は お嬢もやっとお休み 5人揃ってヒーリングヴィラ印西へ...。そして月曜日、すっかりリフレッシュして 気分も新たにご機嫌さんで 兵庫へと帰っていきました。

は、ディズニーシーが いたく気に入った様子。かなり歩き回りましたが、疲れ知らずでしたョ。まずは、シーに行ったらこれ! とばかりに‘ヴェネツィアン・ゴンドラ’に乗り、その次に行ったロストリバーデルタは 飛行機の格納庫:ハンガー・ステージでのショー‘ミスティックリズム’に拍手喝采☆ ここで ショーに嵌り込み、‘アンダー・ザ・シー’‘レジェンド・オブ・ミシカ’‘ブラヴィッシーモ!’‘ビッグバンドビート ~クリスマス・スペシャル~’...そして、水上のクリスマスツリー点灯式‘キャンドルライト・リフレクションズ’と、次々制覇☆ 
乗るタイプのアトラクションは、ゴンドラの他には‘海底2万マイル’だけでしたが、ロマンチックな雰囲気に とにかく Happy! Happy! 大満足だった様です。


さてさて、問題の単独行動...
タワー・オブ・テラー’と‘レイジングスピリッツ’ですが...、端的に言って 両方とも とっても楽しかった♪ よん。たとえ ひとりっきりでも 行ってきて良かったデス☆ ファストパス様サマ。こんな時、待ち時間がググッと短くなるのは、大助かりです。レイジングスピリッツなんかは、続けてもう一周してきてもいいョ♪って感じでした。ループ部分に至るまでに アップダウンやスペースマウンテン的な動きもあるのですが、比較的高低差が少なく遠心力を使った動きも 恐怖感を感じる様な激しさではありませんでした。問題のループも、かつて豊島園のループ・ザ・ループを経験しているからか、でんぐり返しのできる人なら大丈夫☆ といった印象です。

そして、ディズニーシーで一番新しいアトラクション...9/4オープンしたタワー・オブ・テラーですが...。古いホテルの呪われたエレベーターが落下するという設定のフリーホールタイプのアトラクション。。。
最上階まで上がったエレベーターが、三回に分けて落下したり 前後に回転する様に感じるのですが、問題は このエレベーターたる物が本当に落下しているのかどうかと言うこと。結論から言っちゃうと、私は ほとんど落下していないのだろうと思うのです。何故かというと...

まず、一番大きな理由は シートベルトが肩からガッチリはめるタイプの物ではなく 自動車の座席にある三点留めタイプの物であるということ。次に、業務用エレベーターと呼ばれる乗り物が20人以上一緒に乗るリフト形式の物であるということ。ハイタワーと呼ばれるホテルの建物の外から 三基のエレベーターが落ちる様子が時々覗えるのだけど、実際に動く部分は 外から見える箱状のエレベーターではなく リフト形式の幅広い物であること。外に居ると「キャーキャー」という叫び声が響き渡っているけど、実際には 外に声が漏れる様な構造ではないということ。

【以下、読みたい方だけ マウスで文字選択して読んでください】
つまり、必要以上に高さのある建物の外観と エレベーターの落ちる動きを見せ わざわざ叫び声を聞かせることによって、エレベータが落ちるという先入観を植え付けます。そして、乗り込んだエレベータのドアが開くたび、ハイタワー三世の部屋だったり 呪いの人形が出てきたり、眼下にディズニーシーや葛西臨海水族園を見下ろさせて、さも高いところまで上がっていると思わせます。が、(これは 推測に過ぎませんが)おそらくリアルタイムの映像を見せているのではないかと思うのです。そして、エレベータが上昇する時の感じ 落下や揺れは、まさしく むかし遊園地によくあったビックリハウスの原理そのものではないかと思うのです。

...どうかな..。すべて 推測に過ぎないのですが、かなり いいとこ突いてるんじゃないかと思うんだけど...。とってもディズニーリゾート的な虚構の世界を作り上げているアトラクションだと 妙に感心♪ 

いやいや、そんな分析なんかせず 素直に楽しむというか...恐怖を感じるべきだよね。でも、楽しかったモン。ディズニーシーに行ったら、また次も乗っちゃうもんねぇ~♪

あのね、両方とも ドキドキの「ド」の字もなかったの。どういう人なんでしょね。

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ひゃっほ~~! ♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪

2006年11月11日 09時40分55秒 | 四方山話
ディズニーシーで、ローラーコースタータイプのアトラクション‘レイジングスピリッツ’と フリーホールタイプのアトラクション‘タワー・オブ・テラー’を体感☆ 一緒に行った殿やは、絶対 付き合ってくれないので、単独行動にて...  



詳しいレポートは、後日...。

戴いたコメントのお返事なども 気になっておりますが、ゴメンナサイ...また火曜日くらいになると思います。落ち着いてゆっくり書かせて頂きますので、気長にお待ち頂ければと思います

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殿作品のご案内

2006年11月09日 00時37分13秒 | 四方山話
11月3日付けで、新作『王様たちのいるところ』UPしております。

こちらから どうぞ。


***********************

今日、兵庫から が出て来ます。
新幹線、ひとりで大丈夫かな...と ちょっぴり心配。

明日は、クリスマスのディズニー・シーへご案内
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魅惑の詐欺師とキュートなペテン師

2006年11月08日 23時23分08秒 | 観る
先週の火曜日(11/2)、天王洲アイルにリニューアルオープンした銀河劇場に『ペテン師と詐欺師』を観に行って参りました。鹿賀丈史と市村正親が‘劇団四季’以来初めて ミュージカルでの共演です。既に、昨年『デモクラシー』という舞台で 共演を果たしてはいるのですが、『デモクラシー』は ストレート・プレイでしたから。ミュージカルでの共演...本当は 5年前、三谷幸喜作『You Are The Top 今宵の君』で 実現するはずだったのです。ところが、初日目前にして鹿賀丈史 急病のため(急性虫垂炎。多分 ずっと痛かったのに ギリギリまで我慢してたんだと思います。我慢するな! もっと早く言え!!)降板。ピンチヒッター 浅野和之での上演と相成りました。脚本は、キャストに合わせて 宛て書きされた物だったし、良くできた作品だっただけに...無念。是非‘鹿賀 vs 正親’バージョンで もう一度観たいものです。

さて、『ペテン師と詐欺師』...
  ── 舞台は南仏 リゾート地リビエラ ── 

●鹿賀丈史/ローレンス・ジェイムソン
知的で巧みな話術と洗練されたルックスを武器に プリンスを名乗り次々と女性を虜にするイギリス出身(?)の詐欺師。

●市村正親/フレディ・ベンソン
せこいペテンを働いてきたが、ローレンスの華麗なテクニックと、その豪奢な生活を目の当たりにし、弟子入りを志願。その場しのぎのアドリブが得意。噂の二枚目アメリカ人詐欺師‘ジャッカル’なのか...?

●鶴見辰吾/アンドレ・チボー
ローレンスの長年の右腕であり忠実な相棒。冷静沈着な知性派。恋は奥手。

●愛華みれ/ミュリエル・ユーバンクス
ローレンスと運命をともにすることを夢見ている、大金持ちの美しい婦人。

●高田聖子/ジョリーン・オークス
思いこみが激しく ローレンスに猛然と迫る。オクラホマの石油王の娘。

●奥菜恵/クリスティーン・コルゲート
旅行でリビエラにやってきた、清楚で可憐な女性。ローレンスとフレディの詐欺対決のカモとして狙われる。


オリジナルタイトルは『DIRTY ROTTEN SCOUNDRELS』。
英語にしちゃうと きっとペテン師も詐欺師も同じですよね。主役の二人の役どころと関係性が、もう 鹿賀&市村にピッタリ☆ 特に市村さんは 実年齢よりぐっと若い役だと思うのですが、全く違和感がありません。仕草も声もキュートで 青年というよりむしろ少年ぽいかも...。鹿賀さんは、キザが嫌味にならない 日本人としては希有な役者だなぁ...って。

鹿賀・市村の両人が、二人でコメディをやるのが楽しい♪ 二人でミュージカルをやるのが嬉しい♪ そんな感じが伝わってきて、それがこの舞台の素敵なエッセンスになっている...そんな舞台でしたねぇ...  そんな中で、会場をググッと引きつけて沸かせたのが 劇団新感線の高田聖子。パンチの効いたミュージカルシーン...、パワフルで強引で オクラホマの石油王の娘という 田舎の成金振りも、実に板に付いていました。そして、「騙されたぁ~~~~!!!」って思ったのが、奥菜恵...。

実は、奥菜恵演じるクリスティーン・コルゲート嬢の登場から 休憩に入ってキャストをチェックするまで、彼女が奥菜恵であることに 全然気が付きませんでした。だって、彼女の普段の雰囲気と全然違うし...彼女の舞台は 『キレイ』の初演(2000年 シアターコクーン 演出:松尾スズキ)で観てるけど、とにかく 声の調子からしても 歌いっぷりからしても なんだか変...! はっきり言って 下手...? なんでなんで...??? と首をかしげることしきり。なんと! ラストもラスト 大ラスに!!

まだ、大阪や名古屋の公演が残っているから ネタバレになる様なことは控えさせて頂きますが、やるな...奥菜...! と感心しつつ劇場を後にした私です。

【コトノハつづり】の加奈さんが とても読みやすく記事をまとめていますので、こちらも 併せてどうぞ。



註)ペテン師の「ペテン」は、詐欺を意味する中国語「bengzi」が訛ったとされる...だそうな。
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天王洲アイルがぁ...!!

2006年11月04日 22時42分36秒 | 四方山話
昨年の夏、高校演劇で 殿の作品が上演されるのを観に出掛けて以来、久方振りに天王洲アイルを訪れたのですが、あまりの寂れようににビックリ!! あそこもここも、昨年ランチをしたお店も みぃ~んなシャッターが閉まってる!!! アートスフィアという劇場が潰れてしまって 客足がすっかり途絶えてしまったのでしょうね。わざわざランチやお買い物だけに出掛ける様なところでもありませんから..。

そのアートスフィアを ホリプロが買収し、この度‘銀河劇場’として生まれ変わりました。その柿(こけら)落とし『ペテン師と詐欺師』を お友だちのみなちゃんと観て参りました。


申しわけありません。感想その他、記事は また週明け...火曜日辺りに。
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‘A snack for nights’

2006年11月01日 08時51分53秒 | 四方山話
殿が、出張先から持って帰ってきたのは
先方からいただいた‘うなぎパイ’...



「夜のお菓子...?」「クスクス... 」って思ったでしょ? そこのあなた!!
添えられているリーフレットに依りますとね...

───『夜のお菓子』ってどういう意味?
消化が良く、お子様からご年配の方まで安心して召し上がっていただけることから「一家団欒のひとときに召し上がって頂きたい」という私どもの願いと、「うなぎパイ」には疲労回復に良いといわれているビタミンAや夜の調味料とも言われているガーリックを使用しているため‘パワーが沸く’ということから『夜のお菓子』というキャッチフレーズがつけられました。

...夜の調味料...??? って、やっぱり妖しいジャン!!
因みに、‘A snack for nights’は 箱に書いてあったフレーズです。
いえいえ、美味しいんですよ...うなぎパイ。ふつーに売れば いいと思うんだけど...。あ☆ ふつうに売ってるのか...

しかし、愛知県の豊橋市に行ったのに 静岡県は浜松土産....。
まぁ、ありですかね。。。

*******************************

昨夜のハロウィン...
我が家には、魔女が三人 ドラキュラが二人 引率(?)の大きめなオバケが一人 尋ねてきました。成果としては 10軒めぐって豊漁豊漁♪ ホクホクだったようです。「Trick or treat?(イタズラかお菓子か?)」と聞かれたので、「イタズラでいいや...」と言いかけたのですが、大きめのオバケさんの手には いかにもまき散らしますよと言いたげな血(トマトジュース?)の入ったボトル...!!! これは かなわんと降参して、かぼちゃクッキー +αをご提供させて頂きました。普段ならもうおうちにいる時間に 仮装をしてお菓子をもらって歩くなんて、きっと大きくなっても いつまでも覚えていることでしょうね。やっぱり子どものうちは いろんなことして遊ばなくっちゃね。一生懸命 あそばなくっちゃ♪
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